
エンジニアはスキルチェックをしてみよう!おすすめのサイト5つ
目次
エンジニアにスキルチェックは必要?
プログラミングを勉強して習得しているけれど、自分は今どれくらいのスキルがあるのだろう?という疑問を抱く事はありませんか?プログラミングスキルを生かしてキャリアアップしたり、転職を目指すためにスキルアップの目標を立てたりすることも大事ですし、スキルチェックを通して自分の実力がわかっていると就職活動や転職活動、会社のキャリア面談などでアピールする材料にもなります。エンジニアとしてのスキルチェックができれば目標設定やアピールも容易になります。そこで、プログラミングのスキルチェックができる、おすすめのサイトを紹介します。また、どのような基準でランク分けがされるかも紹介します。
paizaでスキルチェックをしてみよう!
プログラミングのスキルチェックができるサイトのひとつにPaizaがあります。Paizaは、プログラミングの学習〜スキルチェック〜就職・転職活動まで幅広く支援しているサイトです。Paizaでスキルチェックをすることで自分のプログラミングスキルがどれくらいあるかがわかります。スキルチェックの結果を利用することで、paizaの運営する就職サービスを利用することもできます。paiza内では新卒採用・中途採用問わず○ランク以上が応募可能といった求人が多数紹介されているだけでなく、企業からスカウトを受けることができます。
paizaはプログラミングのスキルを6ランクで評価
paizaでは、プログラミングスキルをSランク〜Eランクの6段階で評価しています。paizaのスキルチェックで出された問題を制限時間以内に解くことでpaizaランクを上げていくことができます。制限時間は1〜6時間と幅広いですが、平均解答時間は数分の問題も多く、気軽に取り組むことができます。それぞれのランクがどれくらいのスキルに相当するのかを紹介します。
Sランク
Sランクに該当する人は、非常に高いスキルを持っており、上位2%に該当します。長年エンジニアを仕事にしている人でもなかなかたどり着けない領域と言えます。専門性のとても高い研究や開発の仕事を担当することができ、即戦力として期待されるでしょう。
Aランク
Aランクに該当する人は、高いスキルを持っており、上位8%に該当します。実行速度なども意識した高度なプログラミングをすることができ、検索エンジン、データ解析、ユーザ管理など、複雑・大規模な開発分野に関わることができるレベルといえます。
Bランク
Bランクに該当する人は、一定以上のスキルを持っており、上位30%に入ります。Bランクのエンジニアは、指示通りにプログラミングをするだけでなく、効率的なロジックを自分で作ることができます。システムの開発をするだけでなく、開発をリードすることができます。
Cランク
Cランクに該当する人は、基本的なスキルを十分に持っています。Cランクのエンジニアは、基本的な開発や運用業務にメンバーとして参加できるレベルです。エンジニアとして仕事をするには最低でもこのレベルは欲しいところです。
Dランク
Dランクに該当する人は、要努力の駆け出しエンジニアといえます。プロのエンジニアとして仕事をするにはまだまだ努力が必要です。基礎的なプログラミングスキルを身に着けることで、すぐに上のランクに上がることができるでしょう。
Eランク
Eランクに該当する人は、まだスキルチェックを受けられていない初期状態といえます。はじめが、みんなEランクです。これからスキルチェックの問題をたくさん解いて、ランクを上げていきましょう。
エンジニアがスキルチェックできるおすすめのサイト5つ
上記で紹介したpaiza以外にもプログラミングのスキルチェックができるサイトがたくさんあります。特におすすめのスキルチェックができるサイト5つを紹介します。プログラミングコンテストといって、スキルチェックだけでなく参加者のエンジニア同士でプログラミングの速さや正確さを競い、順位が付く競技が存在します。その順位をもとにレーティングというランク付けがされることもあります。中には、レーティングが高くないと参加できない上位者限定のコンテストもあり、これに参加できたエンジニアはとてもスキルが高いと評価されます。
AtCoder
AtCorerはプログラミングのスキルチェックができ、プログラミングコンテストも開催しているサイトです。日本人が運営しており、日本語もしくは英語で問題が提供されています。コンテストは主に土日の夜に2〜3時間程度開催されているため、忙しい社会人でも参加しやすくなっています。コンテストの順位次第でレーティングが上下し、レーティングによってスキルが評価されます。日本国内の有名IT企業で働くエンジニア達も参加している有名サイトです。
track
trackスキルチェックは、エンジニアとして必要な能力を様々な種類の問題でチェックしてくれるサイトです。trackスキルチェックでは、paizaやプログラミングコンテストで問われるアルゴリズムを構築する能力だけでなく、コンピュータに関する知識やプログラミングを応用する能力をスキルチェックする機能が用意されています。様々な観点から評価してほしい人におすすめです。
Top Coder
TopCoderは、世界的に有名なプログラミングコンテストのサイトです。日本国内はもちろん、世界中から参加者が集まるサイトです。そのため世界的に知名度が高く、採用に有利になります。ただ問題文はすべて英語で記載されているので、英語が得意な人向けです。
Codeforces
Codeforcesは、海外のプログラミングコンテストのサイトです。こちらもTop Coderと同様、世界的に有名なサイトなので、Codeforcesでのスキルチェックは特に外資系企業で採用に有利になるでしょう。コンテストの開始時間が深夜0時ごろから2時間ほどのものが多く、社会人が参加するのは厳しいかもしれません。
Google Code Jam
Google Code Jamは、Googleが開催するコンテストです。年に1回、春頃に開催されます。世界中で何万人ものエンジニアが参加するため、ここでいい順位を取れたらエンジニアとして就職するのがとても有利になります。本戦で上位入賞すれば賞品ももらえるのでチャレンジする価値はあるでしょう。
初心者におすすめのプログラミング言語3選
プログラミングの勉強をしたいがどの言語を勉強すればいいか?は初心者の悩みのタネです。初心者が学びやすく、かつエンジニアとして活躍しやすいおすすめの言語を3つ選びましたので、紹介していきます。
1:JavaScript
JavaScriptは、私達が普段使用しているブラウザ上で動く言語のひとつです。プログラミングを動かすにあたって特別なソフトや機材の準備がいらない分、とても始めやすい言語といえます。
2:PHP
PHPは、サーバー上で動く言語としてWebアプリケーションの開発にとてもよく使われる言語です。簡単に動かすことができるため勉強しやすく、また、PHPで開発ができるエンジニアの需要はとても高いため、使えるようになっておくととても有利になります。
3:Python
Pythonは、様々な用途で使用されるため幅広い活躍ができる言語です。Webアプリケーションの開発だけでなく、AI(人工知能)の開発を始めとした研究開発に用いられることも多く、Pythonを使用できるエンジニアになることでキャリアの幅を広げられるのでおすすめです。
エンジニアとしてのスキルをチェックして自分の実力を知ろう!
エンジニアとしてのスキルチェックをする方法やサイトを紹介しました。スキルチェックをすることで、自分がエンジニアとしてプログラミングをどれくらい習得しているかがわかるので、目標設定がしやすくなり、就職・転職活動においてもアピールが容易になります。エンジニアを目指すのであれば、スキルチェックをしておくことは今後の活動でとても有利になりますので、やっておいて損はないでしょう。