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pikを使ったRubyのバージョン切り替えの方法を紹介

2020年08月27日

SE
Rubyのバージョンを新しくしたいのですが、方法がわかりません。

PM
なるほど。では、Rubyのバージョン切替について見ていきましょう。

Rubyのバージョンアップについて

今回は、Rubyのバージョンアップ・バージョンダウンの方法について説明します。
Rubyでの開発において、複数のバージョンを扱うことがあります。
例えば、システムAはバージョン2.6で開発し、システムBはバージョン2.7で開発する、といったケースがあります。

このような場合、複数のRubyのバージョンを切り替えて使用する必要があります。
つまり、バージョンアップ・バージョンダウンしながら使用するということです。

Rubyのバージョンアップ・バージョンダウンの方法に興味のある方はぜひご覧ください。

Rubyのインストール

現在、Ruby2.6.6が、””C:\ruby\Ruby26-x64″”にインストールされているとします。
コマンドプロンプトを開き、バージョンを確認してみます。

Ruby2.6.6はシステム環境変数へパスが追加されている状態です。

ここに、追加でRuby2.7.1をインストールします。
下記URLからRubyInstallerでRuby2.7.1をダウンロードし、””C:\ruby\Ruby27-x64″”にインストールします。
https://rubyinstaller.org/downloads/

このとき、システム環境変数へはパスを追加しないようにしてインストールします。
複数のRubyを管理する場合、特定のフォルダ配下に複数のバージョンをインストールするようにするとよいです。

2つのバージョンが存在している状態です。
以降の章で、Rubyのバージョンアップ・バージョンダウンの方法を紹介します。

pikのインストール

Rubyのバージョンアップ・バージョンダウンするにはpikというツールを使用します。
ここでは、以下URLからpik0.2.8をインストールします。
https://github.com/vertiginous/pik/downloads

msiを使ってインストールすると、デフォルトでCドライブ直下にインストールされます。
コマンドプロンプトから、pikのバージョンを確認してみます。

pikのバージョンが表示されたので、pikは正常にインストールされています。

pikでバージョン登録

pikでRubyのバージョンアップ・バージョンダウンするための準備をします。

まず、pik listを実行すると、「Adding: 266: ruby 2.6.6p146」と表示されます。

再度、pik listを実行すると、現在ruby 2.6.6が選択されていることが分かります。
「*」がついている行が、選択されているバージョンを意味します。

pikにRuby2.7を追加します。
追加するには、pik addコマンドを実行します。
addの後に、Rubyのバイナリファイルが格納されているフォルダを指定します。

再度pik listコマンドを実行すると、2つのバージョンが登録されていることが分かります。
ここではまだ、ruby 2.6.6が選択されている状態です。

pik listコマンドでバージョンのリストが表示されるようになると、””C:\Users\user\.pik””フォルダにconfig.ymlファイルが生成されています。
中身は以下のようになっています。

pik listコマンドで表示されるバージョンが記載されていることが分かります。

pikでバージョン切り替え

pikでRubyのバージョンアップ・バージョンダウンしてみます。

pik listでruby 2.6.6p146が選択されている状態から、バージョンアップします。

pik useコマンドを使用して、バージョンアップします。
pik useの後に、3桁の数字を入力します。

pik listコマンドで確認すると、バージョンアップされています。

Rubyのバージョンが変更されたことを確認してみましょう。

ruby 2.7.1p83に変更されていることが分かります。
再度、pik useコマンドで266を指定すれば、バージョンダウンできます。

このようにして複数のRubyのバージョンを切り替えます。

SE
システムごとにバージョンを切り替えることができるのですね。

PM
今回はPikというツールを使った切替方法をご紹介しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、Rubyのバージョンアップ・バージョンダウンの方法について説明しました。
Rubyでの開発において、複数のバージョンを扱うことがあります。
このような場合、複数のRubyのバージョンを切り替えて使用する必要があります。

そのためのツールとして、pikを紹介しました。
ぜひご自身でインストールしてみて、理解を深めてください。


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