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気になるエンジニアの年収は?年収を上げるために必要なこと

2019年12月09日

これからエンジニアを目指す人は、「エンジニアになるとだいたいどれくらいの年収を得ることができるのか?」気になる方も多いと思います。

エンジニアと聞くと一見年収が高そうに思えますが、エンジニアの職種によっては年収が低い場合もあるのです。

これからエンジニアを目指す人は、だいたいどれくらいの年収なのか?あらかじめ把握しておくことで、自分が目指すべきエンジニアの職種が明確になります。

SE
エンジニアの年収ってだいたいどれくらいなの?
PM
ここではエンジニアの年収を職種別に紹介しよう!また、エンジニアが年収を上げるために必要なことについても解説するよ。

本記事では、職種やプログラミング言語別のエンジニアの年収をご紹介し、エンジニアが年収を上げるためにはどうすればいいのかも解説してくのでぜひ最後までご覧ください!

言語別エンジニアの年収は?

プログラミング言語は全部で200種類以上あると言われており、需要の高い言語や、開発できるものが違ったりと様々です。扱うプログラミング言語によって、開発できるものが違うので、その影響でエンジニアの年収も異なります。

求人検索エンジン「スタンバイ」によると、プログラミング言語によってこのような年収の違いがあります。


画像出典:求人検索エンジン「スタンバイ」プログラミング言語別年収ランキング

年収が最も高いプログラミング言語はGoと呼ばれる言語で、Googleが開発した言語です。サーバーサイドのプログラミング言語で汎用性が非常に高く、海外では主流となっています。

最も需要と年収が高く将来性が高いプログラミング言語が最近話題のPythonと言う言語です。PythonはAIや機械学習の開発、Webアプリケーションなどオールマイティーに開発ができる汎用プログラミング言語です。

年収の中央値は575万円に対して、求人数が9,344件と非常に多く、需要が高いプログラミング言語なので、将来的に見るとまだまだ伸び代があります。

職種別エンジニアの年収は?

エンジニアは様々な職種があることを冒頭でお伝えしましたが、エンジニアの職種によって年収が異なります。高い収入を目的にエンジニアを目指す人は、職種別の年収を把握した上で自分が目指すべきエンジニアを決めると良いでしょう。

本記事では、以下のエンジニア別の年収をご紹介します。

・プログラマ:416万円
・インフラエンジニア:550万円
・AIエンジニア:400〜1300万円
・ネットワークエンジニア:655〜800万円

これらの職種の仕事内容と年収について詳しく解説します。

プログラマ

まず始めにプログラマですが、平均年収は416万円となっています。プログラマの主な仕事内容としては、システムエンジニア(SE)が作成した仕様書に基づいて、プログラム処理を書いていく仕事です。

また、企業やプロジェクトによってはコーディングが終わったら単体試験やシステム試験まで一貫して行う場合もあります。

プログラマはIT業界では、下流工程に位置するため、他の職種よりは年収が低い傾向ですが難易度や仕事内容によって年収が大きく変わることもあります。

インフラエンジニア

次にインフラエンジニアですが、平均年収は550万円となっています。インフラエンジニアの仕事内容としては、システム開発やサービス開発におけるインフラ(サーバーやデーターベース)の管理をします。

大規模な案件の場合、インフラエンジニアがいないとシステム開発ができない重要な職種で、最近ではAWSなどの専門知識が必要とされており、希少価値が高いエンジニアです。

AIエンジニア

最近話題のAIですが、AI(人工知能)を開発するエンジニアがAIエンジニアで平均年収は400〜1300万円と幅の広い金額になっています。

なぜこのように幅広いのかと言うと、AI産業は最近需要が高まっている職業なのでAIエンジニアの育成と言う形で、実際の開発に携わっていないエンジニアがいるため年収が低くなっていると考えられます。

最先端の開発に携わるAIエンジニアになれば、年収1000万円を越えることも十分可能です。

ネットワークエンジニア

次に、ネットワークエンジニアの平均年収は655〜800万円となっており、比較的高い水準となっています。ネットワークエンジニアの仕事内容は、コンピュータのネットワークの設計や構築、保守、監視、運用などネットワークに関する仕事を全般行います。

ネットワークエンジニアになるには、プログラミングスキル以外にもネットワーク関連の様々なスキルが必要なので、難易度が高い分年収も高い水準となっています。

エンジニアとして年収を上げるための方法とは?

「エンジニアとして年収を上げるにはどうすればいい?」

これからエンジニアを目指す人は、どのように年収をあげればいいのか悩まれるかと思いますが、年収を上げにはどうすれば良いのでしょうか?

そのための方法は以下の3つです。

・システムエンジニア(SE)を目指す。
・フルスタックエンジニアを目指す。
・管理職・マネージャーを目指す。
・独立・フリーランスを目指す。

それぞれ見ていきましょう。

システムエンジニア(SE)を目指す

エンジニアとして年収を上げる方法として、システムエンジニア(SE)を目指す方法があります。

システムエンジニアは上流工程にあたり、クライアントや市場のニーズを調査し、仕様書を作成しプログラマなどに指示をする役目があります。プログラミングスキルだけでなく、コミュニケーションスキルやマーケティングスキルなど様々なスキルが必要な役職です。

フルスタックエンジニアを目指す

エンジニアとして年収を上げるにはフルスタックエンジニアになるのも一つの方法です。フルスタックエンジニアとは、簡単に言うとなんでもできるエンジニアのことで、ネットワーク、サーバー、インフラなど自分一人でシステム開発が可能です。

企業側からすると、非常に希少価値の高いエンジニアなので、年収もその分高くなります。

管理職・マネージャーを目指す

企業の管理職やプロジェクトマネージャーになることができれば、エンジニアとして年収を上げることができます。


画像出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果 平成29年8月21日 経済産業省

・コンサルタント:928万円
・プロジェクトマネジャー:891万円

このように、上流の役職に就くことで、年収が高くなっていることが分かります。管理職・マネージャーになるには、非常に高いスキルを要求されます。

例えば、プログラミングスキル以外にプロジェクト全体を俯瞰して理解する必要があること、メンバーの進捗など管理するためのマネジメントスキルなどが必要です。

独立・フリーランスを目指す

フリーランスエンジニアとして独立すれば、エンジニアとして年収を上げることができます。フリーランスエンジニアは案件ごとに単価が異なり、自分のスキル次第で会社員より高い収入も期待できます。

案件ごとの単価は30-120万円(月)が多く、若くてもスキルが高ければ年収1,000万円以上を目指すことも十分可能です。

また、複数の案件を掛け持ちすることでもその分単価が上乗せされて年収アップが望めます。

まとめ

エンジニアといっても職種によって年収は様々で、年収アップを目的にエンジニアを目指す方は、まず始めに職種別のエンジニアの年収を知った上で、どのような仕事に携われば年収アップが望めるか?じっくり考えると良いでしょう。

ぜひこの記事を参考にエンジニアの年収を知り、興味のある職種を目指してプログラミングの勉強をしてみてはいかがでしょうか。


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