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システムエンジニアとプログラマーの違いは?両者の仕事内容と主な違い3つ

2020年04月24日
SE
システムエンジニアとプログラマーの違いはありますか?
PM
システムエンジニアはシステムの仕様や開発工程を決め、プログラマーがシステムを組み上げていく役割がありますが、包括的にシステムエンジニアと呼ぶ場合もあります。

システムエンジニアとは?

システムエンジニアとは、システムの設計や開発などの上流工程を行う職業です。主な仕事内容としては、顧客からの要望をヒアリングして、システムの設計や開発工程、動作テストなどを担当します。また、予算や進捗状況の管理などのマネジメントも行います。ただし、システムエンジニアが行う仕事の範囲は企業やチーム、仕事の規模などによって異なるため、明確にシステムエンジニアの仕事の範囲が決まっているというわけではありません。

プログラマーとは?

プログラマーとは主にプログラム言語を使ってソフトやシステムを作る人のことを指します。システムエンジニアが作成したシステムやアプリケーションなどの設計図通りにプログラムを組んでいきます。プログラミングにはいろいろな種類があり、Web系やアプリ系、組込み系などジャンルによって求められる知識や技術が異なってきます。

システムエンジニアとプログラマーの違い

システムエンジニアとプログラマーの違いがよくわからないという人もいますが、システムエンジニアはシステムの仕様や開発工程などを決め、その仕様に従ってプログラマーがシステムを組み上げていくという明確な役割の違いがあります。ただし、システムエンジニアの仕事の幅は広いため、一般的にプログラマーの仕事と言われる領域も含めてシステムエンジニアが行う場合もあります。

システムエンジニアの仕事内容5つ

システムエンジニアの仕事はシステム開発の上流工程に位置します。その仕事の範囲は広く、いろいろな仕事をします。企業やチームによって、その仕事の範囲に違いが出ることもあります。しかし、企業やチームなどで仕事の範囲に違いがあっても、システムエンジニアの基本となる仕事内容は同じです。

1つ目:要求分析と要件定義

システムの開発を行う際には、まず顧客がどのような機能を要求しているかを分析する必要があります。そのため、システムエンジニアは顧客が求める機能を正確に形にできるように、ヒアリングを行います。顧客はシステム開発に関しての知識がないため、いろいろ無理な要求をすることもありますが、システムエンジニアが応えられない要求に関しては、代替え案を用意するなどして方向性を固めていきます。

2つ目:基本設計

顧客へのヒアリングで方向性が固まってきたら、システムの機能やデザイン、開発費や期間など、大まかな設計を行います。この基本設計で契約する内容をしっかり顧客に説明し、納得を得ることができなければ次の工程に進めないことや、顧客とのトラブルへ発展してしまう可能性がありますので、エンジニアには高いコミュニケーション能力が必要です。

3つ目:詳細設計

基本設計で大まかなシステムの枠組みができれば、その基本設計を形にしていくために、細かな設計を行って行きます。細かな設計方法や仕様が決定すれば、実際にプログラマーが設計通りにプログラムを組んでいきます。企業やチームによっては、システムエンジニアはマネジメント業務だけに集中することもあれば、プログラマーの業務を行う場合もあります。

4つ目:テスト

プログラミングが完了してシステムが組み上がれば、設計通りに動作をするかテストを行います。1つのシステムであっても、その内側は複雑でいくつものプログラミングが絡み合っています。そのため、いろいろな角度から操作を行い、バグやエラーがないか動作チェックを行います。もし、バグやエラーがあった場合には、その原因を見つけて解決します。

5つ目:納品

テストが済んで、問題なく完成すれば顧客に納品を行います。この際、企業によっては単にシステムを納品するだけではなく、実際に顧客が使用できるよう導入までを行うこともあります。このときも問題なく動作するか再テストも行います。また、その後のメンテナンスや、システムの使い方などのサポート業務も、システムエンジニアが担う場合があります。

プログラマーの仕事内容3つ

プログラマーにも基本となる仕事内容があります。一般的に、プログラマーはシステムエンジニアと違い、ヒアリングやシステム設計、製品仕様の決定など、システムエンジニア側の仕事をすることはあまりありません。ここからは、プログラマーの仕事内容を見ていきましょう。

1つ目:設計書の導入

システムエンジニアは顧客からのヒアリングから、システムの設計書や仕様書などを作り、プログラマーはその設計書や仕様書を受け取り、実際に動作するようプログラミング言語を使用してプログラムを作成します。多くの人が関わってプログラミングを行うため、まず誰がどの部分を、いつまでに行うかなど、スムーズな開発ができるようにスケジュールを決定し、設計書や仕様書の意図とプログラマーの理解にズレがないかなど、作業を始めるための確認作業が行われます。

2つ目:システム開発

スケジュールの決定や設計書、仕様書の確認などの作業を始める準備が整ったら、実際にプログラミングを始めて、システムの組み上げを行っていきます。基本的には設計書に従ってプログラミングを行うのですが、ときにはコンピュータに負荷がかからないようにし、誰がプログラムの内容を見ても理解できるようなわかりやすいプログラミングを行わないといけません。

3つ目:テスト

プログラミングは複雑で、非常に繊細なので、少しでも文字を打ち間違えてしまうだけでも動作しなくなってしまうこともよくあります。そのため、システムが出来上がった際には、仕様書通りに動作をするかテストを行います。またテストは全てのプログラムを組み合わせた完成品だけでなく、1つの機能のプログラムに対して行い、プログラマーがプログラミングを行いながら必要に応じて行うなど、何度も繰り返されます。

システムエンジニアとプログラマーの主な違い3つ

ここまで、システムエンジニアとプログラマーの仕事内容の違いを見てきましたが、システムエンジニアとプログラマーには、ほかにも3つの違いがあります。人や勤務形態によっても大きく異なってきますが、一般的な年収・勤務時間・今後のキャリア形成の違いについてみていきましょう

1つ目:年収

システムエンジニアとプログラマーでは、システムエンジニアの方が上流工程の仕事を行い、また仕事の範囲が広いです。この仕事のポジションや範囲の違いによって、一般的にシステムエンジニアの方が年収は高くなることが多いです。ただし、年収は務める企業によって違いがあります。また、プログラマーでも優秀なスキルを持っている人は年収が高い場合もあります。

2つ目:勤務時間

システムエンジニアとプログラマーはどちらも激務ということに違いはありません。しかし、これらの忙しさには少し違いがあります。プログラマーは仕事量の多さ、作業途中の仕様変更やバグ修正などで頻繁に忙しくなります。また、プログラマーが忙しいと、進捗状況に併せて動くシステムエンジニアも忙しくなります。また、システムエンジニアの構築や運用、保守の仕事はその性質上、勤務時間が不規則になりやすいです。

3つ目:今後のキャリア形成

IT業界は急成長し続ける産業とも言われ、人材不足が続いています。そのため、システムエンジニアやプログラマーは今後も重宝される存在と考えられます。システムエンジニアはもともとプログラマーだった人が多く、プログラマーがキャリアアップする際に目指す職業でもあります。プログラマーがキャリアアップしていくうえでは、プロジェクトリーダーやプログラマーとしてエキスパートを目指すという選択肢もあるでしょう。

システムエンジニアとプログラマーに必要なスキル

システムエンジニアとプログラマーでは基本の仕事内容に違いがあります。共通して必須なスキルもありますが、仕事内容に違いがあることで、これらに必要となるスキルにも違いが出る部分もあります。必要となるスキルの違いから、自分がシステムエンジニアとプログラマーのどちらが適しているのかという判断材料にすることができます。

システムエンジニア

システムエンジニアは設計や開発を行うため、プログラム言語の知識が必要となります。常に最新のソフトやアプリの知識が豊富で、日進月歩のIT業界の情報や技術を把握しておく必要があります。技術的な部分以外で重要となる能力がコミュニケーション能力とマネジメント能力です。システムエンジニアは、プロジェクトの上流工程を担当するため、様々な責任が伴います。そのため、要望や進捗を正確に把握する能力と的確な指示や業務遂行力が必要となります。

プログラマー

プログラマーはプログラミングが主な仕事の1つのため、プログラミングのスキルは必須条件です。プログラマーは作業量の多さ、作業途中での仕様変更やバグ修正などで、頻繁に納期に追われているような状況に陥ります。忍耐力や集中力、体力などが非常に重要となります。また、普段からロジカルな思考を持った人や、細かいことに気が付く人はプログラマーとしての素質を持っているかもしれません。

SE
システムエンジニアやプログラマーは、自分の適性などに合わせて選ぶのがいいですね。
PM
そうですね。自分に合った職種を目指してみましょう!

どちらが自分に合っているか検討してみよう

システムエンジニアとプログラマーの仕事は似たようなイメージを持たれることがあります。しかし、これらは基本の仕事内容に違いがあります。また、共通して求められるスキルもありますが、仕事内容の違いから異なったスキルが求められる部分もあります。仕事内容や求められるスキルの違いなどから、自分にとってどちらが適している仕事なのか検討してみましょう。


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