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開発環境

Windows PowerShell ISEでできることとは?方法もご紹介!

2020年09月14日

PowerShellは、マイクロソフト社が提供しているWindows管理用のCLIツールです。
PowerShell ISEは、PowerShellの統合開発環境であり、PowerShellスクリプトの開発効率を高めてくれるツールです。
当記事では、Windows PowerShell ISEの機能やインストール方法を解説します。

PG
職場でPowerShell ISEを使うことになりました。使い方を教えてください!
PM
PowerShellのスクリプト開発を効率的に行えるツールですね。特徴的な機能などを解説していきますね。

Windows PowerShell ISEはGUI(画面上)でコマンドを実行できる

冒頭に述べたとおり、PowerShell ISEは、PowerShellの統合開発環境です。PowerShellはCLIツールであるため、すべての操作をキーボードで行いますが、PowerShell ISEではGUI環境での開発が可能です。

また、コマンドプロンプトと異なり、デバッグにも対応しています。複雑な動作をするコード作成も、途中途中にデバッグで確認ができるため、作業効率を向上させてくれます。
他には、エディタ内のコマンドをテキストエディタのようにコピー・貼り付けができ、コンソールを表示させることも可能です。入力補完やシンタックスハイライトも備わっており、非常に便利なツールといえます。

画面構成やコマンド実行の機能

ここでさらに詳しく、Windows PowerShell ISEの画面構成や機能について解説します。

メニューバー・ツールバー
ツールバー

ファイル、編集、デバッグ、オプションなどの基本操作が表示されています。新しいスクリプトを入力するためのタブの追加もメニューバーから選択できます。
ツールバーは、画面の分割や配置、他にもよく使われる操作がアイコン化されて登録されています。

スクリプトウィンドウ
スクリプトの作成や編集をする画面です。ブレークポイントを指定して、デバッグもできます。

実行ウィンドウ
作成したスクリプトの実行結果を表示する画面です。直接コマンドの入力もできます。

コマンドウィンドウ
PowerShellで使えるコマンド群を表示します。選択することで、詳細設定の画面へ遷移します。スクリプトウィンドウへの挿入も可能です。

ステータスバー
現在の状況、カーソル位置が表示されます。

コマンドレット
PowerShellで使えるコマンドで、標準で130種類程度が提供されています。
コマンドレットを組み合わせることで、これまでのツールで実現できなかった複雑な処理が、短いコードで実現可能になりました。

コピー・貼り付け
コンソールでは簡単にできないコピーや貼り付けも、エディタ内のコマンドをテキストエディタのようにコピー・貼り付けをすることができます

入力補完・シンタックスハイライト
コマンド入力時にコマンドやパラメータの候補が表示される入力補完。テキストの視認性を高めてくれるシンタックスハイライトも搭載されています。

Windows PowerShell ISEでコマンドを実行する方法

それでは実際にISEのアプリケーションを起動してみます。
Windows 7以降は標準搭載されているため、基本的にインストールは不要です。ただし、OSのバージョンによっては、最新バージョンにアップグレードする必要がある場合があります。
※現在はWindows 10でもインストールが必要です。

Windows PowerShell ISEを起動する
まず、スタート画面で検索窓に「PowerShell ISE」と入力します。

Windows PowerShell ISEの検索

いくつかのアプリケーションが表示されますので、「Windows PowerShell ISE」を選択します。起動に必要な操作はこれだけです。

Windows PowerShell ISEの読み込み

読み込みが始まり、アプリケーションが立ち上がります。

Windows PowerShell ISEの画面

無事に起動できました。

Windows PowerShell ISEのインストール方法

2019年12月にマイクロソフト社から発表された内容に、PowerShell ISEがOSのオプション機能となることが含まれていました。よって現在は、個別でのインストールが必要です。

インストール方法は複数用意されており、リンク先の公式ページから確認できます。

今回は、「MSI パッケージのインストール」の方法で行います。
まずは、インストーラーパッケージをダウンロードしましょう。上記リンク先の公式ページのアナウンスに従い、GitHubのリリースページからインストールパッケージをダウンロードします。

【GitHubのリリースページリンク】
https://github.com/PowerShell/PowerShell/releases

Assets項目

開いたGitHubのページで下にスクロールすると、上図「Assets」項目にたどり着きます。なお、上図は日本語に翻訳されているため、「資産」と表示されています。

ご使用の環境に合わせてインストールパッケージを選択する必要がありますが、ここではWindows 10用に、「PowerShell-7.0.1-win-x64.msi」をダウンロードしてインストールします。
インストール後はWindowsのスタート画面から「PowerShell ISE」と入力して、起動してください。

PG
Windowsの作業を自動化するには、PowerShell ISEは欠かせないのですね!
PM
そうですね。複雑な処理を自動化したいとなれば、PowerShell ISEを利用することが得策です。インストールも簡単なので、取り入れることをおすすめします。

Windows PowerShell ISEは作業の自動化も可能

PowerShell ISEはWindows PowerShellの統合開発環境です。Windows作業の自動化には欠かせないPowerShellのスクリプト開発を、効率良く行えるようにしてくれます。
昨今、RPAをはじめとする自動化ツールが注目されている中で、Windows PowerShell ISEも活用の幅が広がることが予想されます。

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