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プログラムコード

【LINQのクエリをSQLに変換】LINQ to SQLとは

2019年11月13日

Visual Studioで開発をしている方で、データベースにSQL Serverを利用する方は多いのではないでしょうか。
通常この場合、Visual StudioではC#やVB.NETなどのプログラミング言語の習得、SQL Serverでは問い合わせ言語としてSQLの習得が求められます。プログラミング初心者の方にとって、二つの言語の習得を同時に求められると、一気にハードルが上がることでしょう。Visual StudioではLINQ(統合言語クエリ)機能が搭載されています。

この機能を活用すれば、Visual Studio側でSQL Serverでは扱うことが難しいビジネスロジックをウィザードで自動生成でき、かつ直接SQLを記載することなく、ある程度LINQの知識があればデータベースを簡単に操作することができます。

SE
本当にSQLを直接記載することなく、簡単にデータベースにアクセスすることが可能なのでしょうか?
PL
はい、できますよ。ですが、LINQとSQLの知識はある程度必要です。LINQをコーディングする時、SelectやWhereなどSQLを習得している方にとっては見覚えのあるワードが幾分か出てきますが、LINQとSQLは全くの別物だということは覚えておきましょう。

LINQ to SQLとは

LINQ to SQLを用いてコーディングすることで、SQL Serverに対してC#独自の文法でアクセスすることが可能になります。従来のC#側でSQLを記載する方法ですと、SQL文は単なる文字列として扱われます。

SQLの構文エラーがある状態でコンパイルしてもエラーチェックには引っかかりません。プログラムを実行し、システムエラーになることで初めてSQLの文法エラーが含まれていることに気づきます。コンパイル時にエラーがわかる方が開発者にとってはありがたいですし、結果的には開発工数の削減にもつながります。

LINQ to SQLの活用方法

コーディングの方法は、メソッド式(ラムダ式を利用)とクエリ式に分かれます。
以下、活用例をご紹介します。

クエリ式での使用例

メソッド式(ラムダ式)での使用例

SE
なんだかLINQ to SQLって難しそうですね。
PL
確かに慣れるまでは難しいかもしれませんね。メソッド方式で使用するラムダ式は初心者にとっては敷居が高いかもしれません。ですが、慣れると使い勝手が良い機能でもあります。ループ処理でコーディングしていたのが、LINQ処理でまとめてコーディングできたりするので、コーディング量も少なくなりますね。

最近の主流はLINQ to Entitiesですが……

LINQ to SQLはSQL Serverにしか対応していませんので、MySQLなど他のデータベースを利用する現場では活用できません。
SQL Server以外のデータベースにも対応しているLINQ to Entitiesが最近の主流となってきましたので、そちらの方が現場で要求されることが多いかもしれません。

しかし、おそらくVisual Studioで開発する現場では、SQL Serverを利用することが多いため、LINQ to SQLでも開発できますので知識として備えておくことをおすすめします。LINQ形式で統一した方が、あとから保守メンテナンスする時にも、メンテナンス担当者が対応しやすくなります。保守や運用まで考えてコーディングしていきましょう。


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