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データベースアクセス

Entity FrameworkのJoinを使って複数テーブルからデータを取得する方法

2019年12月27日

アプリケーションの開発を経験された方でしたら、データベース へアクセスし、複数テーブルを結合させてデータを取得するといったSQLのコーディングを行ったことがあるのではないでしょうか。
その際に使用するのがJoinです。Entity FrameworkでもこのJoinを活用してデータを取得することが可能ですので、ここではその方法を紹介します。

SE
SQLにはJoinって内部結合と外部結合が存在しますが、Entity Frameworkでも両方できるのでしょうか?
PL
はい。もちろんできますよ。C#側でコーディングするSQLといった感じでしょうか。一緒に結合のプログラミング方法を見ていきましょう。

複数テーブルからデータを取得する

Entity Frameworkはデータベースにアクセスする際に、本来必要なSQLをコーディングしなくても、アクセスすることができる機能です。
Entity Framework を経由してデータベース(SQL ServerやOracleなど)にアクセスするLINQ機能をLINQ to Entitiesといいます。このLINQ to Entitiesにおいて、データベースにある複数テーブルを結合してデータを取得する際に利用する命令が「Join」です。

このLINQ to EntitiesはSQLに変換されてデータベースで動作します。そのため、結合するにはSQLと同じ命令であるJoinが必要となります。JoinはSQLコーディングの中でも必須の知識ですので、理解は早めに深めましょう。

LINQ to EntitiesでJoinを使用したサンプルプログラム

以下のソースはLINQ to Entitiesを活用して、内部結合を行うサンプルです。Joinはメソッド構文でコーディングします。

実行画面
実行画面

実行結果
テキストボックス上にUSERNameの内容が反映され、下には科目の内容が出力されています。

実行結果

データベースの内容は以下とします。

データベースの内容1

データベースの内容2

PG
Entity FrameworkでJoinを活用するって覚えることが多そうですね。でも早めにLINQ to Entitiesの知識は習得します。
PL
LINQ to EntitiesはSQL Serverにとらわれないところがいいですよね。また、Entity Frameworkからはストアドプロシージャを呼び出すことも可能ですから、両方活用できたら現場でも即戦力ですね!

SQLクエリよりもEntity Frameworkを活用しましょう

SQLクエリよりもEntity Frameworkを活用したクエリの方がコーディング量はぐっと減り、開発生産性が向上するでしょう。まだまだ多くの現場では、ADO.NETのデータセットを利用してのデータ取得が多くを占めています。

しかし、マイクロソフトのデータアクセス技術は、Entity Frameworkの機能強化を中心に行われていますので、これからますます利用する機会は増えていくことでしょう。Entity Frameworkを扱うには知識が必要ですが、使いこなせれば開発者にとっても使い勝手がいいでしょうし、保守もしやすいです。

複数のテーブルからデータ取得を行う際には、Entity FrameworkのJoinを積極的に活用していきましょう。


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