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.NET Coreとは?基礎知識と特徴4つ|メリットや活用方法について

2020年06月03日

SE
.NET Coreとは何なのでしょうか?

PM
.NET Coreとは、WebアプリケーションやWindowsのデスクトップアプリを作ることができる.NETのフレームワークで、クラウド、人工知能、IoT、クライアントUI、機械学習の開発用に提供されています。

.NET Coreとは?

.NET Coreとは、WebアプリケーションやWindowsのデスクトップアプリを作ることができる、.NETのフレームワークのひとつです。Microsoftが設立した.NET Foundationという団体が、主に開発の促進を行っています。C#、Visual BASIC、F#という3つのプログラミング言語に対応し、クラウド、人工知能、IoT、クライアントUI、機械学習の開発用に提供されています。

そもそも.NETとは?

.NETとは、Microsoftが立ち上げた「Microsoft .NET」という構想を示しています。もともとは「.NET」という単語は、ありとあらゆるシステムや機器をインターネット経由で接続するという世界観であり、現在の「IoT」と同じような考え方です。現在では「.NET」とは、Microsoftが開発している「.NET Framework」やその派生先を指す、ブランド名のようなものと考えていいでしょう。

.NET Coreの基礎知識

.NET Coreとは、Microsoftが作っている開発フレームワークです。ですが、.NETというと似ている名前の.NET Frameworkや、似ている機能のXamarinなどもあります。ここでは.NET Coreがいつできたのかと、前身といえる.NET FrameworkやXamarinとの違いについて、簡単に説明していきます。

.NET Coreはいつできたの?

.NET Coreは、2014年11月12日にその存在が公表され、2016年6月27日にバージョン1.0がリリースされました。発表された当時は、クロスプラットフォーム、オープンソースといった特徴が注目されました。2000年に開発され、10年以上Microsoft製のフレームワークとして活躍してきた.NET Frameworkの流れを引き継いでいます。

.NET FrameworkやXamarinとの違い

.NET Frameworkは.NETの実装として、MicrosoftによってWindows専用に作られました。またXamarinは、.NET FrameworkのAndroid用、iOS用、Mac用として作られました。.NET Coreはこれらを経て、どちらの機能も持っているため、.NET FrameworkとXamarin双方の後継と言えるのです。

.NET Coreの特徴4つ

.NET Coreは、前身の.NET Frameworkと比較して、さまざまな特徴を備えています。クロスプラットフォーム、オープンソースという開発姿勢や、軽量さ、フレキシブルさのように柔軟性が求められる時代になりました。.NET Coreは、現代に求められるさまざまな機能が搭載され、発展してきていることが特徴です。ここでは、.NET Coreの主な特徴4つをご紹介します。

特徴1:クロスプラットフォーム

.NET Coreで構築されたアプリケーションはクロスプラットフォームであり、複数の環境で動作します。従来の.NET FrameworkやXamarinは動作するOSが限られていましたが、.NET CoreではWindows、Linux、macOSと複数のOSに対応しています。複数のプラットフォームに、それぞれアプリケーションを作成しなくていいという事は、開発者にとって大きな負担軽減になるかもしれません。

特徴2:オープンソース

.NET Coreはオープンソースであり、誰でも無償で利用できます。オープンソースなので、単にソースコードが公開されているというだけでなく、商用・非商用問わず誰でも無償で利用でき、ソースコードの改変や頒布も可能です。.NET Coreの仕組みを深く理解するにあたって、ソースコードを読むことができるのはとても勉強になるでしょう。

特徴3:軽量

.NET Coreは.NET Frameworkより軽量で、ストレージ容量の負担が軽いという特徴があります。アプリケーションを配布する際には必要最低限のライブラリを同梱すればよく、その分軽量となっています。軽量である分、少ないサーバーやメモリリソースしかない場合でも動作しやすいです。例えばコンテナーとして利用する場合に.NET Coreは適しているといわれています。

特徴4:フレキシブル

.NET Coreはフレキシブル環境を構築することができます。あまり稼働しない時は最小限に、アクセスや処理量が多く高パフォーマンスが必要な時はスケールするという機能が備わっています。近年はクラウドにより、通信量やサーバーの容量など、利用した量に応じて従量課金される仕組みが普及しています。フレキシブルな環境によって、インフラ面にかかるコストを最小限に抑えることが可能です。

.NET Coreの開発環境と準備

ここまで、.NET Coreの基礎知識や特徴を説明してきました。それでは、.NET Coreで開発するにはどのような準備をすればいいでしょうか。ここでは、.NET Coreでの開発に必要な環境や準備をご紹介します。

どんな環境で使える?

.NET Coreは開発環境もクロスプラットフォームなので、さまざまな種類のOS上で開発環境を構築できます。.NET CoreのSDK(Software Development Kit)は、Windowsはもちろん、macOSやLinuxにも対応しています。多くの人がすでに持っている環境ですので、用意する手間が省けるでしょう。

必要な準備は?

.NET Coreの環境で開発をする際に必要な準備は、.NET Core SDKをダウンロード・インストールすることです。Microsoftのページでダウンロードでき、この中に.NET Coreで開発をするためのライブラリや実行環境がそろっています。ダウンロード・インストールが完了したら準備完了です。実際にアプリケーションの開発に取り組んでみましょう。

.NET Coreのメリット

開発フレームワークは数多くありますが、.NET Coreを使うメリットは何でしょうか。.NET Coreにはさまざまなメリットがあります。利用を検討する際には、これからご紹介するメリットを参考にするといいでしょう。

ランタイムやライブラリがなくても配布可能

ランタイムがないと動作しないアプリケーションでは、アプリケーションのほかにランタイムをインストールしなければならず、動作するまでが大変かもしれません。.NET Coreでは、ソフトウェアが使用するランタイムやライブラリを配布する際に同梱できます。これにより、ランタイムやライブラリがあらかじめインストールされていない環境でも動作し、導入時の煩雑さを軽減することができます。

Microsoft によるサポートを受けられる

.NET CoreはMicrosoftが開発しているため、Microsoftのサポートを受けることができます。毎月セキュリティと品質に関するアップデートがされ、質の高さを保っています。Microsoftは日本にも大きいサポートチームを持っています。開発でどうしてもうまくいかない場合やよりよい使い方を探す際に、サポートが受けられることはとても心強いでしょう。

あらゆるプラットフォームで動作可能

.NET Coreはクロスプラットフォームという特徴があり、あらゆるプラットフォームで動作します。動作環境においてOSに依存しないため、動作するためのOSを選ぶ必要がありません。.NET Core RuntimeはWindows、macOS、Linuxで動作し、とくにLinuxは多くの機器に使用されているので、開発したソフトウェアを幅広く配布し、使ってもらうことが可能です。

SE
.NET Coreには様々なメリットが存在するのですね。

PM
そうですね。導入もしやすく、OSとの依存もないため、幅広い開発が可能となります。

.NET Coreについて知ろう!

.NET Coreの基礎知識や特徴、開発環境と使用する準備、.NET Coreのメリットを説明しました。.NET Coreは、現代のニーズや流行に合わせた機能が多数備えられており、とても魅力的な開発フレームワークでしょう。.NET Coreをよく知ることで、開発の幅は大いに広がるかもしれません。この機会に.NET Coreについて詳しくなってみませんか。


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