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Railsの主な資格3種類とは?資格を活かせる仕事5つ

2020年05月29日

SE
Railsにはどんな資格があるのですか?

PM
Railsには主な資格として、ブロンズ、ベーシック、シルバーがあります。

Railsとは?

Railsは、Rubyのフレームワークの一つです。Rubyを使用してWEBアプリケーションを制作する際に使用されます。Railsの正式名称は、Ruby on Railsです。Rubyは、数多くあるプログラミング言語の一つで、RailsはRubyでプログラミングを組むときに便利なフレームワークとなります。

Rails
オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby

フレームワークとは?

フレームワークは、WEB開発でよく使われる言葉です。Railsも同じですが、フレームワークはWEB開発に必要な機能が揃っている枠組みです。フレームワークを使うことでより簡単に、スピーディーにプログラムを構築することができます。アプリケーションなどの開発には、おおよそ決まった手順がありますがフレームワークを使えばそのような工程を自分で組む必要がなくなります。そのため、初心者でもある程度のレベルのアプリケーションなどの開発がスムーズにできます。

Rails技術者認定試験とは?

Rails技術者認定試験は、専門知識の習得を評価するために行います。Railsの資格を持つことで、技術者として転職する際に有利な資格です。Railsの技術者は、WEBエンジニアとしての市場では需要が見込める言語です。今後のIT業界では経験を積んだRailsの技術者の評価はますます高まっていくでしょう。

Railsの主な資格の種類3つ

Railsの主な資格試験の種類は、ブロンズ、ベーシック、シルバーです。Railsの認定試験の合格基準は70点以上とされています。お近くの試験会場を検索し、会場に直接申し込みを行います。受験には、Odyssey IDの登録が必要です。試験結果は、試験終了直後に判定され4~6週間後に認定証が送付されるスケジュールとなっています。

Rails技術者認定試験運営委員会

種類2:Rails4技術者認定ブロンズ試験

Rails4ブロンズ試験は、プログラミングの初心者向けの資格試験です。企業においてもWEBエンジニアの研修を兼ねて試験を行うところもあります。Rails4ブロンズ試験は難易度が低く資格も取りやすいと言われています。ブロンズの資格試験時間は、60分で40問の単一か複数選択で答える方式です。

種類1:Rails5技術者認定ベーシック試験

Rails5技術者認定ベーシック試験は専門知識の習得を評価できる試験です。Rails5技術者認定ベーシック試験にはブロンズ試験よりも、もう一歩踏み込んだ専門知識が必要です。60分で40問の単一か複数選択で答える方式です。

種類3:Rails4技術者認定シルバー試験

Railsの3種類の、資格試験の中ではシルバー試験が一番難易度の高い試験です。シルバー試験も、ベーシック試験と同じCBT方式でコンピューターでの選択試験です。Rails4技術者認定シルバー試験は、実務に近い形での選択試験になっています。これは、技術者にとって必要な能力を見極めるための試験で、60分で40問出題されます。

Railsの資格を活かせる仕事5つ

Railsの有資格者の需要は、高いと言われています。現在はエンジニアが不足しているうえ、Rubyは業界で人気の言語です。世界中の多くの企業でRuby on Railsを使用しています。実際に、Railsの資格を取得した事で、資格を活かせる仕事を5つご紹介します。

仕事1:Webアプリの開発

Ruby on Railsは、ムダをできるだけ省いた言語です。そのため、初心者でも簡単にWebアプリの開発ができます。Railsの資格を活かせる仕事で、一番需要があるのがWebアプリの開発と言われています。Railsは、コンパイルが不要で開発中のテストも簡単にできます。また、Railsの資格を活かしてデバッグも安易にできるメリットがあります。

仕事2:スマホアプリの開発

Railsを使って、スマホアプリ開発に必要な、APIの作成が可能です。APIは、ゲーターの保存や共有できるシステムです。そのため、スマホ系アプリの開発には必要なシステムと言えます。Railsには、スマホアプリの開発ができるライブラリがあります。RubyMotionやRubotoの、ライブラリを使うことで簡単に作れます。

仕事3:ゲームの開発

ゲームの開発も、Railsの資格を活かせる仕事の一つです。Rubyはゲームの開発にも難解なプログラミングが比較的少ないと言われています。Ruby on Railsの特徴の1つが、説明などに日本語での記載があることです。英語の記載が多い、他の言語と違って説明を理解しやすい言語と言えます。

仕事4:ECサイトの開発

ECサイトの開発にも、Railsの資格を活かすことができます。ECサイトは、インターネットで品物を販売する時のシステムです。また、ECサイトには、構築の仕方にいくつかの手法があります。各企業が必要とするシステムによって構築する手法に違いがでますがECのシステム開発でも資格を活かすことができます。

仕事5:業務システムの開発

業務システムの開発にも、仕事としてRailsの資格を活かせます。企業内の、社内の業務のシステムも簡単に短期間で開発しやすくなります。業務システムは、会社内での業務がスムーズに行くように整合性も必要です。業務システムには、基幹業務と情報などのシステムも含まれます。

Railsの資格取得におすすめの参考書4選

Railsの資格取得することで、将来的に転職も有利になります。また、合格の近道は基本をしっかりマスターすることです。Railsの資格試験は、基本がしっかり身についていたら合格できます。基礎が学べる参考書や、問題集も数多く出版されています。Railsの資格取得に、おすすめの参考書をご紹介します。

参考書1:Ruby技術者認定試験合格教本

Ruby技術者認定試験合格教本は、公式の技術者認定試験の参考書です。この参考書なら、基礎から応用までを学習することができます。また、プログラマーとして初級から中級の人向けです。Ruby技術者認定試験合格教本には、模擬試験や練習問題集などがあります。認定試験の対策や、基礎知識を学習するのに適した参考書です。

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本

参考書2:徹底攻略Rails4技術者認定シルバー試験問題集

徹底攻略Rails4技術者認定シルバー試験問題集をおすすめします。また、模擬問題も二回分付いているので試験対策になります。もちろん、この問題集だけで合格できるわけではありません。しかし、学習したことを復習する意味では役立ちます。シルバー試験問題集は、わかりやすい解説がなされています。それでも、認定試験にはこの本から出題されるわけではありません。その点はお気を付けてください。

徹底攻略Rails4技術者認定シルバー試験問題集

参考書3:プロを目指す人のためのRuby入門

プロを目指す人のためのRuby入門は、認定試験のための学習には向いています。ただし、プログラミングの初心者には少し難しい本です。プロを目指す人には、Rubyのことがわかりやすく説明されていて好評です。

プロを目指す人のためのRuby入門

参考書4:パーフェクトRuby on Rails

パーフェクトRuby on Railsは、Ruby on Railsの知識を深めるためにおすすめです。基礎知識を習得した後、実用的な技術の習得を目指す参考書です。この本は、Ruby on Railsをより理解するのにとても役立つと評価されています。認定試験の勉強用に、Ruby on Railsの活用方法を広く学習するためには最適です。

パーフェクト Ruby on Rails

SE
Railsの資格を持つと様々な仕事に活かせるのですね。

PM
そうですね。RubyのフレームワークであるRailsは汎用性が高いため、是非資格の取得にチャレンジしてみてください。

Railsの資格を取得して就職活動に活かそう

Rubyは、日本人が開発したプログラミング言語です。Rubyを効率的に使うためのフレームワークであるRuby on Railsは、凡庸性が高いと言われ多くの分野で高い需要が見込まれています。Railsの資格を取得して、専門知識を身に着け、仕事や就職活動に活かしましょう。


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