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[PHP]preg_matchで正規表現マッチングを行う方法とは？preg_match_allの使い方を紹介
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- SE
- マッチングについて教えてください。
- PM
- では、preg_matchでのマッチング方法を、実際のコードを見ながら理解を深めていきましょう。
目次
[PHP]preg_matchで正規表現マッチングを行う方法とは？
今回は、PHPでのpreg_matchで正規表現マッチングを行う方法について説明します。
ここでは、
・preg_matchの基本的な使い方
・配列の指定
・動作フラグ
・大文字小文字を区別しないマッチング
・ワード境界マッチング
・配列のマッチング
・preg_match_allによるマッチング
・複数条件(and)のマッチング
について紹介します。
PHPでのpreg_matchで正規表現マッチングを行う方法に興味のある方はぜひご覧ください。
preg_matchの基本的な使い方
PHPでのpreg_matchの基本的な使い方を紹介します。第1引数に正規表現、第2引数に対象文字列を指定します。実際のソースコードを見てみましょう。
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if (preg_match("/Hello/", "Hello world")) {
echo "match.\n";
} else {
echo "no match.\n";
}
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実行結果は以下のようになります。
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1
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match.
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配列の指定
PHPでは、preg_matchの第3引数に配列を指定することで、マッチした文字列を取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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if (preg_match("/(Hello)( )(world)/", "Hello world", $matches)) {
echo "match.\n";
print_r($matches);
} else {
echo "no match.\n";
}
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実行結果は以下のようになります。
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match.
Array
(
[0] => Hello world
[1] => Hello
[2] =>
[3] => world
)
|
[0]には文字列全体、[1]以降にはマッチした文字列が格納されます。
動作フラグ
PHPでは、preg_matchの第4引数に動作フラグを指定できます。PREG_OFFSET_CAPTUREを指定すると、マッチした文字列のインデックスが格納されます。PREG_UNMATCHED_AS_NULLを指定すると、正規表現にマッチしない部分はNULLとなります。
実際のソースコードを見てみましょう。
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echo "PREG_OFFSET_CAPTURE\n";
preg_match("/(Hello)( )(world)/", "Hello world", $matches);
print_r($matches);
preg_match("/(Hello)( )(world)/", "Hello world", $matches, PREG_OFFSET_CAPTURE);
print_r($matches);
echo "\nPREG_UNMATCHED_AS_NULL\n";
preg_match("/(Hello)( )(.)*(world)/", "Hello world", $matches);
var_dump($matches);
preg_match("/(Hello)( )(.)*(world)/", "Hello world", $matches, PREG_UNMATCHED_AS_NULL);
var_dump($matches);
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実行結果は以下のようになります。
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PREG_OFFSET_CAPTURE
Array
(
[0] => Hello world
[1] => Hello
[2] =>
[3] => world
)
Array
(
[0] => Array
(
[0] => Hello world
[1] => 0
)
[1] => Array
(
[0] => Hello
[1] => 0
)
[2] => Array
(
[0] =>
[1] => 5
)
[3] => Array
(
[0] => world
[1] => 6
)
)
PREG_UNMATCHED_AS_NULL
array(5) {
[0]=>
string(11) "Hello world"
[1]=>
string(5) "Hello"
[2]=>
string(1) " "
[3]=>
string(0) ""
[4]=>
string(5) "world"
}
array(5) {
[0]=>
string(11) "Hello world"
[1]=>
string(5) "Hello"
[2]=>
string(1) " "
[3]=>
NULL
[4]=>
string(5) "world"
}
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大文字小文字を区別しないマッチング
PHPでは、iオプションを指定することで、大文字小文字を区別しないマッチングができます。実際のソースコードを見てみましょう。
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if (preg_match("/hello/i", "Hello world")) {
echo "match.\n";
} else {
echo "no match.\n";
}
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実行結果は以下のようになります。
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match.
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ワード境界マッチング
PHPでは、\bで単語を囲むことで、ワード境界マッチングができます。実際のソースコードを見てみましょう。
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// 単語「Hello」を検索
if (preg_match("/\bHello\b/", "Helloo world")) {
echo "match.\n";
} else {
echo "no match.\n";
}
// 単語「Hello」を検索
if (preg_match("/\bHello\b/", "Hello world")) {
echo "match.\n";
} else {
echo "no match.\n";
}
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実行結果は以下のようになります。
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1
2
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no match.
match.
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配列のマッチング
PHPでは、preg_grepを使用すれば配列の正規表現マッチングができます。実際のソースコードを見てみましょう。
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$array = array (
'world hello',
'hello world',
'hello hoge',
'hoge hello');
// 配列をpreg_grepで検索
$matches = preg_grep('/^hello (\w+)/i', $array);
print_r ($matches);
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実行結果は以下のようになります。
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Array
(
[1] => hello world
[2] => hello hoge
)
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preg_match_allによるマッチング
preg_match_allを使用すれば、正規表現に一致する文字列をすべて抽出できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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preg_match_all('/Hello|world/', 'Hello world.', $matches, PREG_PATTERN_ORDER);
print_r($matches);
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実行結果は以下のようになります。
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Array
(
[0] => Array
(
[0] => Hello
[1] => world
)
)
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複数条件（and）のマッチング
PHPでは、preg_match_allを応用すれば、キーワードがすべて含まれているか否かをチェックできます。実際のソースコードを見てみましょう。
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// Helloかつworldが含まれているか
preg_match_all('/Hello|world/', 'Hello world. Hello world.', $matches, PREG_PATTERN_ORDER);
echo count(array_unique($matches[0])) == 2 ? "OK\n" : "NG\n" ;
// Helloかつworldが含まれているか
preg_match_all('/Hello|world/', 'Hello Hello.', $matches, PREG_PATTERN_ORDER);
echo count(array_unique($matches[0])) == 2 ? "OK\n" : "NG\n" ;
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実行結果は以下のようになります。
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1
2
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OK
NG
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- SE
- 文字列があるかどうかを判定することも可能なんですね。
- PM
- そうですね。郵便番号や電話番号にもマッチさせることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。PHPでのpreg_matchで正規表現マッチングを行う方法について説明しました。また、preg_match_allの使い方についても紹介しました。
ぜひご自身でソースコードを書いて、理解を深めてください。
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