【学習法別】ネットワークスペシャリストの受験対策6つ|おすすめ参考書は?

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ネットワークスペシャリストとは

「ネットワークスペシャリスト」とは、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)が主催し、経済産業大臣が認定する国家試験によって取得できる資格です。「情報処理技術者試験」という国家試験の内の一つで、ITエンジニアとしての高い知識や技能が証明されるため、ネットワークサービスを請け負う企業などでは非常に重宝されるでしょう。ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアにとっては必須の資格とも言えます。

合格率

ネットワークスペシャリスト資格試験の合格率ですが、直近の令和元年のデータによると14.4%となっています。それ以前の平成21年から直近10年間の推移を見ても、その合格率は15%と、難易度はかなり高いと言えるでしょう。基本情報技術者試験(IPA)の合格率が22%~35%程度であることからも分かるように、IT関連の資格の合格率は総じて高く、それなりの試験対策を練る必要があります。

難易度

ネットワークスペシャリスト資格試験の合格率が14.4%であることからも分かるように、受験者数の推計から見てもその難易度レベルは高いものと言えます。10人から15人が受験して、1人~2人程度しか合格できない確率となるため、競争倍率から見ても試験対策は念入りにしておく必要があるでしょう。それでもネットワークスペシャリストは人気の資格であるため、倍率は今後とも向上する見込みです。

ネットワークスペシャリストを取得するメリット3つ

ここからは、ネットワークスペシャリストを取得するメリットについて、3つの観点から確認していきましょう。ネットワークスペシャリストは誰もが取得できる資格ではなく、ネットワーク関連の知識に精通している人や、IT業界でキャリアを積んだ人が持つ資格として認められます。取得が難しい分、取得後も資格に見合ったメリットが得られやすいと言えます。

取得するメリット1:資格手当を貰える企業がある

ネットワークスペシャリストの資格を取得していれば、資格手当が受けられる場合もあります。手当てによって年収アップも実現でき、その後のビジネス設計においても余裕が出てくることでしょう。ただし、企業によってその手当がない場合もあるため、前もって調べておく必要があります。日本の企業では、資格手当が定着していない傾向にあるためです。

取得するメリット2:仕事や転職に有利になる

通常ではなかなか取得できない類の資格に含まれるネットワークスペシャリストの資格は、企業によって優遇されます。情報処理の資格には、ネットワークスペシャリスト、インフラ系エンジニア、システムエンジニアなど、他にもいろいろと役立つものがあります。中でも、ネットワークスペシャリストの資格は、IT関連の職種全般において有利になるため、転職時には大きな武器になり、学歴やキャリアをカバーできる事もあります。

取得するメリット3:ネットワーク全般知識に詳しくなれる

IT関連企業で取り扱う企業システムは、主にネットワークを通じて管理されています。ネットワークスペシャリストはそのIT関連の知識を実践する上で、ネットワークそのものに精通しているため、IT企業で非常に重宝される存在になるでしょう。ネットワーク全般の知識を身に付けていることで、IT企業にとってはコンサル系の仕事も任せられるため、企業の将来ビジョンもマネジメントできる実力が認められます。

【学習法別】ネットワークスペシャリストの受験対策6つ

ここからは、ネットワークスペシャリストの資格を取得するための受験対策に注目しましょう。実際、ネットワークスペシャリストの資格取得はかなり難易度が高いとされ、「それなりのキャリアを積んでいなければ無理だ」などと言われる場合もあります。しかしながら、ネットワークスペシャリストに関する知識をしっかり身に付け、受験対策を工夫して行うことで、合格に手が届くケースは多く見られますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

独学の場合

まずは、ネットワークスペシャリストの資格取得の勉強を独学でする場合です。この場合は、勉強時間を気にするよりも「理解度」に注目し、自分が確実に1つ1つの勉強ノルマを果たせているかどうかを確認することが重要になります。さらに、勉強のために利用できるものはどんどん利用し、少しでも成果が上がる勉強法を身に付けておくことが大切になるでしょう。

受験対策1:理想の勉強時間

一般的に言われている理想の勉強時間は、「毎日2時間程度」とされています。しかしながら、先述したように、勉強時間よりも「その勉強で自分がどれだけ理解できているか」をしっかり確認することに重点を置くことが大事です。勉強によって得た知識を、実際にアウトプットできる力を身に付けるためにも、勉強内容の理解と把握した内容の応用ができる実力が必須となります。

受験対策2:効率の良い勉強方法は?

効率の良い勉強方法は、「とにかく過去問を解け」というのが定石です。これまでにどのような問題が出題されたかを知り、その受験レベルに自分の能力とスキルを追いつかせておくことが大事とされます。過去問から出題傾向が予測でき、また注目されやすい課題なども掲載されています。過去問から試験対策のための情報を引き出し、1問でも多く解いてみましょう。何度も問題を解く内に、必要な勉強法も分かってきます。

受験対策3:勉強スケジュールの立て方

勉強スケジュールの立て方ですが、まずやり込み過ぎないように中間目標を立てましょう。いつまでにどれだけの実力を身に付けられるかを独自に検討し、そのためのスケジューリングをする事が大切です。これはモチベーションの維持にもつながります。一般には半年~3か月前から勉強を開始し、午前と午後に分けて過去問を解いていく、というペースで進めるのが理想的とされています。

スクール受講の場合

次は、独学ではなく専門スクールに通いながら勉強する場合です。ネットワークスペシャリストの資格取得は誰にとっても難易度が高くなるため、一般的には専門スクールに通うという受験対策が選択されることが多くなっています。着実な実力アップのためのカリキュラムが用意され、実務を合わせての講義や過去問の中でも特に重要なコンテンツを引き出して教えるため、さらに理想的な勉強ができるようになります。

受験対策1:スクールの選び方

ネットワークスペシャリストの資格取得のために利用できるスクールは、そもそも少ないです。iTEC、TAC、資格の大原などがネットワークスペシャリスト資格のための講座を開設していますが、基本的には通信講座が主流になります。受講コースによって変わりますが、予算は2万円~10万円前後となるのでしっかりと予算を立てましょう。受講内容が自分に合っているかどうかを事前に確認する事から始めるとよいでしょう。

受験対策2:受講期間

ネットワークスペシャリストを目指す上でスクーリングを利用する場合、受講時間は半年前後の期間において「360時間」程度とされています。逆算すると、「1日に2時間前後の勉強時間」となります。まずは、半年をお試しの受講期間と定めておくと良いでしょう。半年やってみて続けられそうであれば、その後の受講を更新し、新たにその後のスケジューリングを組んでおくのが理想的です。

受験対策3:サポート期間

ネットワークスペシャリストのための専門スクールでは、一般的なサポート期間は1年ですが、最近ではこのサポート期間が短縮される傾向にあります。この点については事前の情報収集によってしっかり確認しておきましょう。標準学習時間を92時間とした上でのサポートプランニングが1年前後となるため、多めに見積って、2か月~半年のサポート期間を目途にしておくと良いでしょう。

ネットワークスペシャリストにおすすめの参考書3つ

ネットワークスペシャリストを目指す場合、スクーリングでも独学の場合でも、必ずと言ってよいほど参考書を使って勉強することになります。特に自分の学力に見合った参考書を選ぶことが大切で、そのための情報収集をしっかりしておく必要があるでしょう。ネットワーク関連の知識を広げる参考書は多くあるため、まずは自分で参考書を探し、少しずつでもお試しで使用してみましょう。

おすすめの参考書1:ネスペイージス

「ネスペイージス」はWeb教科書として多くの場面で使われる参考書であり、試験傾向や出題される問題対策の本格的な内容がコンテンツに含まれています。この参考書でも、基本は過去問を繰り返し解くことで、実力向上への目途を立てることになります。ただし、人によっては内容が希薄に感じられ、ネットワークスペシャリストを目指す際に必要な技術や応用スキルについては触れていない点もみられ、賛否が分かれる事もあります。

おすすめの参考書2:マスタリングTCP/IP 入門編 第6版

「マスタリングTCP/IP 入門編 第6版」は、ネットワークスペシャリストを目指す場合をはじめ、特にインフラ系エンジニアを目指す際にも重宝される一冊になるでしょう。内容の傾向的には、インフラ系エンジニアが必要とするコンテンツが多く含まれます。ネットワークスペシャリスト関連の基本スキル編・応用編などと、段階を経るごとに必須の知識を与えてくれます。

おすすめの参考書3:徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書

「徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書」には、ネットワークスペシャリストの資格取得のためのコンテンツを含め、IT関連の知識全般を網羅した分野が掲載されています。解説が充実していることもあり、多くの受験者から人気を博しています。こちらもインフラ系エンジニアに適したコンテンツが見られ、適時の小テストなどで実力を試しながら、ネットワーク関連の知識を向上させられるでしょう。

ネットワークスペシャリストの過去問題集

ネットワークスペシャリストを目指す場合には、とにかく過去問をひたすら解くことが勧められ、その上で自分の実力の程度を定期的に確認することが大切になります。自分の実力に見合った過去問題集を探しておき、効率的な勉強に臨むことが大切です。少しでも早く成果を挙げることが多くの人の理想ですが、過去問ではその出題傾向を踏まえ、問題への取り組み方を教えてくれます。

ネットワークスペシャリストを目指そう

今回は、ネットワークスペシャリストを目指す際の受験対策方法と、その勉強のための参考書をご紹介しました。ネットワークスペシャリストは、難易度が高い資格となり、一度取得しておけば、その後のビジネスキャリアに大いに役立つものとなります。ぜひ、資格取得のために理想的な勉強法を身に付け、少しでも早く成果を挙げられる学習環境を獲得しましょう。

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