ORACLE MASTERとは|キャリアアップに役立つ理由6選なども紹介

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ORACLE MASTERとは


ORACLE MASTERは、Oracle Databaseを提供する日本オラクル社が主催するデータベース認定試験の名称です。
ORACLE MASTERを取得していれば、Oracle Databaseの管理スキルがあることを証明できます。
また、Oracle Databaseに関して体系的なスキルを習得できているという証明にもなり、社内外にデータベーススキルを証明できます。

ORACLE MASTERの難易度と受験料など


ORACLE MASTERにはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4レベルがあります。
ブロンズにはDBAとSQLの2つがあり、SQLはさらに「SQL基礎I」と「12c SQL基礎」の2タイプがあります。
ブロンズの認定にはDBAの合格に加え、「SQL基礎I」か「12c SQL基礎」のどちらか一方に合格しなければなりません。
ただし同時に合格する必要はないので、1つずつ勉強して合格すれば問題ありません。
その他のレベルについては基本的に1つの試験に合格すれば認定を受けられます。
試験は会場にあるコンピュータから回答する方式で行われます。
ただしプラチナの試験では、各自にサーバーが割り振られ、そこで各種の技術を問う問題が出題されます。
なお、SQL基礎の試験のみ自宅からオンラインで受験できます。

難易度

各試験の合格基準は以下のようになっています。

・ブロンズ:Bronze SQL基礎Iは正答率70%以上、12c SQL基礎は65%以上、Bronze DBA12gは77%以上
・シルバー:67%以上
・ゴールド:60%以上
・プラチナ:60%以上

合格率は公開されていません。

受験資格

ブロンズの受験資格はありません。それ以外は1つ下のレベルの資格を持っている必要があります。
なお、ゴールドに関しては下位の資格の取得に加えて「オラクル認定コース」というワークショップを1つ以上、プラチナは2つ以上受講することが必要になります。

受験料

ブロンズからゴールドまでの受験料は、1つの試験あたり一律26,600円です。ブロンズは最低2つの試験を受ける必要があるので倍のお金がかかることになりますが、SQL基礎の試験を在宅で受験する場合は受験料が13,600円になります。

プラチナの受験料は238,000円です。プラチナとゴールドはワークショップへの参加費も必要なので、さらにお金がかかります。ワークショップは種類が多いので、詳細については公式サイトなどから確認してください。

ORACLE MASTERがキャリアアップに役立つ理由6選


ORACLE MASTERは日本オラクル社が行っている、「Oracle Database」シリーズを扱うためのスキルを認定する資格です。
データベースの管理や運用のほか、SQLに関するスキルも問われます。
どのような部分がキャリアアップに繋がるのか、具体的に見ていきましょう。

キャリアアップに役立つ理由1:オラクル製品は使用率が高い

「Oracle Database」シリーズの日本国内におけるシェア率は5割に近いと言われています(オラクル社調べ)。
そのためORACLE MASTERを取得すれば、国内の約半分のデータベースを扱えるスキルを持っていることを証明できます。

キャリアアップに役立つ理由2:スキルを世界に証明できる

ORACLE MASTERは日本国内だけでなく、シルバーレベル以上であれば海外にも通用する資格です。

キャリアアップに役立つ理由3:ORACLE以外のことも学べる

ORACLE MASTERを勉強することで、SQLの基礎知識を身につけることができます。そのほか、リレーショナルデータベースの仕組みもわかるようになるので、エンジニアとして見識を広げられるでしょう。

キャリアアップに役立つ理由4:年収の水準が高い

データベースエンジニアの年収は、ほかのITエンジニアの年収レンジとほぼ同じ幅です。
全業種の平均年収よりは高めですが、技術力によっては平均年収の幅に届かないこともあります。
また、ORACLE MASTERの資格を保持していれば、データベースに対する知識とスキルがあることの証明になります。
そのため、データベースエンジニアの年収レンジより低くなることはないでしょう。
特にORACLE MASTERのPlatinum(プラチナ)資格があれば、平均レンジを超える年収も期待できます。

キャリアアップに役立つ理由5:履歴書の説得力が上がる

ORACLE MASTERの資格は、IT企業への就職だけでなく、一般企業の情報部門を目指す場合も有効な資格として認められています。
履歴書の保有資格欄にORACLE MASTERを保有していることを記載すれば、ITスキルがあることの証明になります。
資格欄には、「ORACLE MASTER Gold Oracle Database 12c」のように、取得したORACLE MASTERの前提となったOracle Databaseの正式バージョンまで記載します。

キャリアアップに役立つ理由6:IT業界で重宝される

Oracle Databaseは、業務システムの約半数で使われているといわれおり、システム構築の際に不可欠ともいえる知識です。
そのため、ORACLE MASTER保有者は、IT業界で求められており、担当できる仕事も多く仕事の幅も広げられます。
IT業界を目指している方は、ORACLE MASTER取得は大きな強みとなるでしょう。
さらにIT業界以外でも、今や業務システムにデータベースは欠かせない仕組みであることから、ORACLE MASTER保有者は魅力的な人材となります。

ORACLE MASTERのグレード4選


ORACLE MASTERには、知識内容・難易度の異なる4つのグレードがあります。それぞれが独立した資格ではなく、Bronze(ブロンズ)以外の資格はSilver(シルバー)から積み重ねて取得していくことになります。
Gold(ゴールド)は、Silver保有者のみが受験可能です。また、Gold保有者が受験できるPlatinum(プラチナ)のみ実技試験があります。ここでは各グレードの内容を紹介します。

ORACLE MASTERのグレード1:ブロンズ

ブロンズの正式な資格名は「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」(2020年11月現在)で、DBの基礎知識がスキルとしてあることの証明になります。
試験レベルとしては、ITエンジニアに求められる知識を習得していることとされており、「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals(1Z0-085-JPN)」試験に合格すれば認定されます。
従来はSilverの前提資格でしたが、新資格体系で完全に独立した資格になっています。

ORACLE MASTERのグレード2:シルバー

シルバーは、運用担当者に求められるスキルを認定する資格ですが、上位資格であるゴールドやプラチナを受験するためには、シルバー保有が必須となります。
シルバーの正式な資格名は「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」で、「Oracle Database Administration I(1Z0-082-JPN) 」試験に合格しなければなりません。
以前は、シルバー受験のためにはブロンズ資格保有が必須でしたが、新資格体系ではシルバーから受験することも可能になりました。

ORACLE MASTERのグレード3:ゴールド

ゴールドの正式な資格名称は「ORACLE MASTER Gold DBA 2019」で、シルバー保有が必須条件となります。
旧来の「ORACLE MASTER Silver DBA」資格を保有しているか、「Oracle Database Administration I」試験に合格していることが条件で、さらに「Oracle Database Administration II(1Z0-083-JPN)」試験に合格すれば、ゴールドを取得できます。

ORACLE MASTERのグレード4:プラチナ

プラチナを取得すれば、データベースエキスパートと認定されたことになり、データベース関連の重要な仕事を依頼されることも増えます。
プラチナの正式な資格名称は「ORACLE MASTER Plutinum DBA」で、前提資格としてゴールド保有が必須であることまでは決まっていますが、試験の詳細については2020年11月時点では公表されていません。
新資格としてのプラチナを取得しようとしている方は、日本オラクル社のホームページをチェックするようにしましょう。

ORACLE MASTERの勉強法3選


ORACLE MASTERは、独学でも取得できる資格ですが、日ごろOracle Databaseを使っていない方やIT関連の業務に携わっていないという方が独学で取得するのは難しいとされています。
ORACLE MASTERを取得するためには、どのような方法があるのか、3つの勉強法を紹介します。
独学で習得しようとしているのか、お金をかけてでも短時間で習得したいのかなど、自分が取り組める方法を探してみましょう。

ORACLE MASTERの勉強法1:参考書などで知識を身につける

独学にしようか、お金をかけて通信教育や専門学校で学ぼうか迷っている方は、まず書店で参考書を閲覧してみましょう。
内容が理解できるようなら、購入して独学にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
参考書だけでなく問題集も併用し、参考書で覚えた部分の問題をすぐに解いてみることで知識を定着させられます。
ORACLE MASTERの参考書や問題集は厚いものが多いのですが、最低でも3回は繰り返して学習しましょう。

ORACLE MASTERの勉強法2:対策講座などを活用する

独学では参考書の内容が理解できないという方や、問題集がまったく解けるようにならないという方は、対策講座のようにポイントを絞って教えてくれる仕組みを使いましょう。
対策講座の多くは通信講座で受講できるので、学校に通っているという方や、ITとは関係のない仕事に就いているという方でも簡単に受講できます。
完全な独学よりは費用がかかりますが勉強時間は短縮できます。
基礎段階を対策講座で学び、理解できるようになったら上位資格を独学で目指すことも可能です。

ORACLE MASTERの勉強法3:隙間時間を利用できる

ORACLE MASTER取得に向けての勉強は、ほかの勉強や仕事の合間を見つけて習得することも可能です。
データベースの試験でありながら、プラチナ以外は実技試験がないので、Oracle Databaseの環境がなくても学習が可能です。
通勤・通学などの隙間時間を見つけて、通信講座を受けることも、過去問を解くことも可能です。
資格を取得しようと思い立ったら、少しずつ時間を見つけて習得していけます。

ORACLE MASTERなら業界の半分のデータベースに対応できる


ORACLEのソフトウェアはシェア率が高いため、その扱いに習熟していることを証明するORACLE MASTERの資格があれば多くの企業にアピールできます。
なお、試験などの情報については最新のものを必ず公式サイトなどから確認することを強くおすすめします。

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