エンジニアの種類と仕事内容22選|エンジニアに向いている人の特徴とは?

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目次

エンジニアとは

エンジニアとはIT業界で働いている専門的なIT知識、スキルを持つ人材の総称です。

もともとエンジニアは「工学(エンジニアリング)」が元になっており、日本ではITに限らず技術者を指す言葉でした。

しかしIT技術が普及した近年では、インターネットに関連したITの知識やスキルを有する「ITエンジニア」を指してエンジニアと言います。

エンジニアの種類と仕事内容22選

エンジニアには非常に多くの種類があり、それぞれ異なる業務があります。

エンジニアとひとくちに言っても、主にプログラミングするプログラマーから、営業力と技術者の中間的な職種であるセールスエンジニアまで、さまざまなエンジニア職があります。

ここではエンジニアの種類と仕事内容22選をご紹介しますので、エンジニアに興味がある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

エンジニアの種類と仕事内容1:プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとはプロジェクト全体をマネジメントするエンジニアの種類です。

一般的にはシステムエンジニアの上位職とされるケースが多く、プロジェクトに関する予算や人員配置など、プロジェクト管理が主な仕事です。また、プロジェクトの総合的な責任を持つ職種でもあります。

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの責任者として、広い視野や責任感などが必要な職種です。

エンジニアの種類と仕事内容2:プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーとはプロジェクトを先導するエンジニアの種類です。

プロジェクトマネージャーと混同されることがありますが、プロジェクトリーダーは開発現場寄りの立場で、リーダーとしてプロジェクトを先導していく職種になります。

一般的にはプロジェクトマネージャーの方が上位職であるケースが多いですが、企業によって異なります。

エンジニアの種類と仕事内容3:システムエンジニア(SE)

システムエンジニアとはシステム開発の上流工程を担うエンジニアの種類です。

システムエンジニアの仕事は、システム開発のためのクライアントへのヒアリングからスタートし、システム設計や開発、テスト、リリースという一連の流れに携わります。

システムエンジニアはプログラミングではなくシステム設計やテスト、評価を中心に行い、完成したシステムをクライアントに納品します。

エンジニアの種類と仕事内容4:ブリッジSE

ブリッジSEとは、海外と国内の開発現場を繋げる役割を持つエンジニアの種類です。

近年では、海外の人材を使うことでコストを抑えて開発できるオフショア開発を行う企業も多くあります。そういった企業において、海外の現場に仕事を依頼したり、品質管理を行うのがブリッジSEです。

ブリッジSEは語学力だけでなく海外の習慣に関する知識を身につけ、日本企業と海外の現場との橋渡しをします。

エンジニアの種類と仕事内容5:プログラマー

プログラマーとはシステム開発の下流工程を担うエンジニアの種類です。

プログラマーはシステムエンジニアが設計した仕様書をもとに、実際にプログラミング言語を使用してプログラミングし、システムを構築する職業です。

プログラマーは使用する言語や作成する分野によって、Webプログラマーやアプリケーションプログラマーといった名称で呼ばれることもあります。

エンジニアの種類と仕事内容6:テストエンジニア

テストエンジニアとはシステムのテストを担当するエンジニアの種類です。

システム開発の最終工程のテストや評価は、一般的にはシステムエンジニアが行います。製品の高い品質を確保するためのテストのみを専門的に行う、テストエンジニアという職種もあります。また、テストエンジニアはコーディングを行うことがないため、新人が担当することが多いです。

エンジニアの種類と仕事内容7:データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースを中心に担当するエンジニアの種類です。

データベースの設計や開発、運用、保守などを担当するのがデータベースエンジニアです。データベースエンジニアには、SQL ServerやMySQL、Oracle Databaseなどのデータべースに関する知識が必須です。

また、近年ではビッグデータの活用が注目されていることから、データベース技術の重要性も増しています。

エンジニアの種類と仕事内容8:セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとはセキュリティに特化したエンジニアの種類です。

サーバーやネットワークなどのセキュリティに関する深い知識やスキルを持ったスペシャリストがセキュリティエンジニアです。

日々巧妙になりつつあるサイバー攻撃から企業の大切な資産であるデータやコンピュータを守るため、セキュリティエンジニアはさまざまな対策を行って被害を未然に防ぐ役割を持ちます。

エンジニアの種類と仕事内容9:インフラエンジニア

インフラエンジニアとはITインフラを担うエンジニアの種類です。

インフラとは「インフラストラクチャー(infrastructure)」を略した言葉で、日本語では「基盤」と訳します。

インフラは一般的に水道や電気、ガスなどの生活に無くてはならないものを指しますが、ITインフラもITに欠かせないネットワークやサーバーなどを担当しています。

エンジニアの種類と仕事内容10:ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとはネットワークを中心に担当するエンジニアの種類です。

ITインフラの中でも特にネットワークの設計や構築、運用、保守を行うのがネットワークエンジニアです。

ネットワークエンジニアにはネットワークシステムの設計や構築のために、ルーターやスイッチ、ファイアウォールなどの専門的な知識が必要とされます。

エンジニアの種類と仕事内容11:サーバーエンジニア

サーバーエンジニアとはサーバーを中心に担当するエンジニアの種類です。サーバーの設計や構築、運用、保守などを専門的に行うのがサーバーエンジニアです。

クライアントの環境のサーバー構成を行う場合、サーバーの台数やスペックだけでなく、障害発生時を踏まえた冗長化対応や負荷分散など、サーバーができるだけ安定稼働できるための構成を考える必要があります。

エンジニアの種類と仕事内容12:フィールドエンジニア

フィールドエンジニアとは顧客への技術的なサポートを行うエンジニアの種類です。

自社製品を使用している顧客先をまわりながら、困っていることなどをヒアリングし、メンテナンスや修正などの技術的なサポートを行うのがフィールドエンジニアです。前述のセールスエンジニアがフィールドエンジニアの役割を兼ねることもあります。

エンジニアの種類と仕事内容13:サポートエンジニア

サポートエンジニアとはヘルプデスクなどの業務を行うエンジニアの種類です。

ソフトやハードを問わず、製品の操作方法や導入方法の指導、トラブルへの対応などの技術的な問題を対処するがサポートエンジニアです。

サポートエンジニアの多くの場合はヘルプデスクのように電話やチャット、メールなどで顧客をやりとりしますが、訪問して仕事をすることもあります。

エンジニアの種類と仕事内容14:セールスエンジニア

セールスエンジニアとは営業活動を支援するエンジニアの種類です。

一般的なエンジニアと違い、営業担当者に同行してクライアントに製品に関する技術的な説明や、営業活動を行うのがセールスエンジニアです。

セールスエンジニアには技術的な知識と営業スキルの両方が求められますが、営業職とは異なり、担当者に合わせて技術的な内容をわかりやすく説明するのが主な仕事です。

エンジニアの種類と仕事内容15:社内SE

社内SEとは社内のIT全般を担当するエンジニアの種類です。

社内システムの設計や開発、運用、社内でのIT環境の構築、システム改善から従業員のパソコントラブルまで、社内でのITに関するさまざまな業務を行っているのが社内SEです。

特定のスキルよりも幅広いIT知識が必要とされますが、社内SEは普通のシステムエンジニアと異なり外部の顧客と関わることはないため、残業などは少ない傾向があります。

エンジニアの種類と仕事内容16:アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアとはアプリケーションを開発するエンジニアの種類です。

Webアプリやスマホアプリ、業務アプリなどのアプリケーションの設計から開発、テスト、保守運用などの一連の作業を担当するのがアプリケーションエンジニアです。

アプリケーションエンジニアにはシステム開発に関する幅広い知識やスキルが必要とされます。

エンジニアの種類と仕事内容17:フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとはWebサイトのブラウザ側を担当するエンジニアの種類です。

WebサイトやWebアプリなどのユーザーが実際に目にする部分のことをフロントエンドを呼びますが、フロントエンドエンジニアもユーザーが見たり触れたりする部分を開発します。

フロントエンドエンジニアは主にHTMLやCSS、JavaScriptなどを使用して、Webサイトのコーディングを行います。

エンジニアの種類と仕事内容18:マークアップエンジニア

マークアップエンジニアとはWebページの文書構造を担当するエンジニアの種類です。

マークアップエンジニアもフロントエンドエンジニアと同様にユーザーが目にする部分を担当しますが、主にHTMLを使ってマークアップするのが仕事です。

また、マークアップエンジニアにHTMLやCSSのスキル以外に、マーケティングを考慮してSEO済みのコーディングを行う技術が求められます。

エンジニアの種類と仕事内容19:制御・組み込みエンジニア

データベースエンジニアとは家電などの制御・組み込み系を担当するエンジニアの種類です。

家電製品や自動車、産業用機器に組み込まれているソフトウェアの設計や開発を行うのが制御・組み込みエンジニアです。

組み込み系は機械に直接プログラムを組み込むことから、基本的に後から修正することができない難しさがあります。また、ハードに関する知識も求められる職業です。

エンジニアの種類と仕事内容20:IoTエンジニア

IoTエンジニアとはIoT技術やIoT製品の開発を担当するエンジニアの種類です。

IoTとは「モノのインターネット(Internet of Things)」を略した言葉で、あらゆるものがインターネットにつながることで遠隔操作など便利に操作できるようになることです。

IoTエンジニアにはネットワークやハードウェア、セキュリティなどの幅広い知識やスキルが必要になります。

エンジニアの種類と仕事内容21:Webデザイナー

WebデザイナーとはWebデザインを担当するエンジニアの種類です。

フロントエンドエンジニアよりもデザインスキルに特化したのがWebデザイナーです。Photoshopなどを使ってWebサイトのデザインが主な仕事となっているため、Webデザイナー自身がプログラミングすることはあまりありません。

エンジニアの種類と仕事内容22:プラントエンジニア

プラントエンジニアとはプラントの設計や建設などを行うエンジニアの種類です。

石油やガス、医薬品、発電、食品など、身の回りにあるもののほとんどはプラントで作られています。プラントエンジニアはそういったプラントの企画から設計、建設工事、施工監理などを担う存在です。

また、プラントエンジニアは専門領域によって機械系や科学系、電気系、土木系などにわかれます。

エンジニアに向いている人の特徴

ITが好きで地道な作業が好きな人はエンジニアに向いているでしょう。

エンジニア職の多くは、複数人のプロジェクトチームで自分の役割を地道にこなすことになります。また、どの職種でもIT知識が必要となるため、コンピュータを触りながらコツコツと作業できる人はエンジニアに向いているでしょう。

エンジニアの将来性

エンジニア職は将来性がある職業として注目されています。

IT分野の技術は年々需要が高まってきており、IT人材の需要も高い状態です。しかし現在エンジニアは全体的に人材不足の状態で、今度も労働人口の減少からエンジニア不足は深刻な状態になると言われています。

そのため、優れた技術を持ったエンジニアには高い将来性があると言えるでしょう。

エンジニアの種類を知って活躍しよう

エンジニアにはさまざまな種類があり、それぞれが専門分野で活躍しています。

この記事でご紹介したエンジニアの種類と仕事内容22選や、エンジニアに向いている人の特徴などを参考に、興味のあるエンジニア職を目指してスキルを磨いてみてはいかがでしょうか。

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