ネプラスのテックブログ。ネットワーク、クラウド、サーバなどのITインフラ情報を中心に発信中。

  1. ネプラス インフラエンジニア採用
  2. テックマガジン
  3. エンジニア
  4. ITIL4の概要をITIL3との相違点3つから解説!実務に活用する方法

ITIL4の概要をITIL3との相違点3つから解説!実務に活用する方法

  • エンジニア
  • 資格・学習
公開日時:   更新日時:
ITIL4の概要をITIL3との相違点3つから解説!実務に活用する方法
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>
    最新情報や関心のある情報を毎日お届け。  FEnetインフラメールマガジン    メルマガ登録はこちらから>>

    そもそもITIL4の「ITIL」とは?


    ITILとは「Information Technology Infrastructure Library」を略した言葉です。

    ITILはITサービスマネジメントでのベストプラクティスを纏めた書籍群を意味する言葉で、ISO/IEC 20000のベースとなっているものです。

    また、ベストプラクティスは「成功事例」を意味しており、ITILは成功事例を体系化したITサービスマネジメントのガイドラインとなっています。

    ITサービスマネジメントにITIL4が活用される理由とは?


    ITサービスマネジメントにITIL4が活用されるのにはどのような理由があるのでしょうか。また、ITサービスマネジメントにおける成功事例を体系化したITIL4が活用されることには、具体的にどのような理由があるのでしょうか。

    ここではITサービスマネジメントにITIL4が活用される理由についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    品質の向上のため

    ITIL4はITサービスマネジメントの品質向上のために活用されています。

    IT業界は常に新しい技術が登場し、トレンドが移り変わっています。しかしどのようなIT技術やサービスが普及しても、ITは常に高い品質を維持もしくは向上することが期待されています。

    そのため、ITサービスマネジメントでのベストプラクティスをまとめたITIL4はITの品質向上という視点で重要視されています。

    中長期的なコスト削減のため

    ITIL4はITサービスマネジメントの中長期的なコスト削減のために活用されています。

    ITサービスは近年のスマートフォンの普及やクラウドの普及により、従来よりもより低コストで利用できることが重視される傾向が加速してきています。

    しかしITを提供する設備に際限なく投資が行えるわけではないことから、このような環境下でコスト削減を実現するための方法としてITIL4は利用されています。

    ITIL3とITIL4の相違点3つ


    ITIL3とITIL4の相違点をご紹介します。

    ITILは2019年にITIL3からITIL4へと12年ぶりにバージョンアップされました。それでは、ITIL3からITIL4になったことで具体的にどのような違いが生まれたのでしょうか。

    ここではITIL3とITIL4の相違点3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    ITIL4の相違点1:概念・原則から見た違い

    ITIL3とITIL4では概念と原則から見た違いがあります。

    ITIL4における概念と原則においては、「組織と人」「情報とテクノロジー」「パートナーとサプライヤ」「バリューストリームとプロセス」という4次元モデルによってサービスマネジメントについて説明しています。

    ここでは、まずは概念・原則から見た違いについてご紹介します。

    4つのPが側面として再構成

    ITIL3では4つのPだったものがITIL4では4つの側面として再構成されました。

    ITIL3では概念や原則として「people」「process」「product」「partner」という「4つのP」と呼ばれるものがありましたが、この4つのPはITIL4では4つの側面として再編成が行われました。

    ITIL4では「情報とテクノロジー」や「バリューストリームとプロセス」など情報の組み合わせが特徴です。

    ITIL4の相違点2:実践プロセスから見た違い

    ITIL3とITIL4では実践プロセスから見た違いがあります。

    ITIL3では「戦略」「設計」「移行」「運用」「継続的な改善」という5つのライフサイクルフェーズが定義されており、さらに26のプロセスと4つの機能として説明されていました。

    ここでは、実践プロセスから見たITIL3とITIL4の違いについてご紹介します。

    カテゴリー分けされたマネジメントプラクティスとして再定義

    ITIL3のサブセットがITIL4では新しいカテゴリーとマネジメントプラクティスに再構成されました。

    ITIL3でプロセスと機能とされていたものは、ITIL4ではマネジメントプラクティスに置き換わっています。

    ITIL4では「一般なマネジメントプラクティス」「サービスマネジメントプラクティス」「技術マネジメントプラクティス」にカテゴリー分けされ、さらに34のマネジメントプラクティスに定義されています。

    ITIL4の相違点3:サービスバリューチェーンから見た違い

    ITIL3とITIL4ではサービスバリューチェーンから見た違いがあります。

    ITIL3の「戦略」「設計」「移行」「運用」「継続的な改善」というライフサイクルは、ITIL4では新しく6つの活動に置き換わりました。

    ここでは、サービスバリューチェーンから見たITIL3とITIL4の違いについてご紹介します。

    ライフサイクルからの置き換え

    ITIL3のライフサイクルはITIL4ではサービスバリューチェーンの6つの活動に代わりました。

    ITIL3では「戦略」だったものはITIL4では「計画」、「設計」と「移行」だったものは「設計と移行」、「運用」だったものは「提供とサポート」、「継続的な改善」だったものは「改善」に置き換わりました。

    また、新しく「エンゲージ」が加わりました。

    ITIL4で新たに加わったこと


    ITIL4で新しく加わったポイントもあります。

    ITIL4では新しくITIL3にはなかった2つの要素が加わっており、ITIL3の「ITサービスを提供する」という視点から、ITIL4では「ITサービスを一緒に創っていく」という視点に変わっています。

    ここではITIL4で新たに加わったことをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

    サービス価値体系を可能とするシステムについての説明

    ITIL4では新しく「サービス価値体系(サービスバリューシステム)」についての解説が加わりました。

    ITIL4のサービス価値体系としては、「行動規範」「ガバナンス」「サービスバリューチェーン」「実践」「継続的な改善」という5つの要素があります。

    ITIL4のサービス価値体系では、コンポーネントと活動がどのように連携して価値創造を可能とするのかを説明します。

    行動規範としての定義

    ITIL4では新しく「7つの行動規範」についての定義が加わりました。

    7つの行動規範とは、「価値にフォーカスする」「現在あるものから始める」「短期間のフィードバックによって反復しながら進める」「コラボレーションと可視化を促進する」「全体を見て考え行動する」「シンプルかつ現実的であること」「最適化し自動化する」の7つになります。

    ITIL4要素を実務に活用する方法


    ITIL4を実務に活用するには、お手本として利用しましょう。

    ITIL4はあくまでITサービスマネジメントの品質改善のヒントとなるガイドラインとなっているため、そのまま導入したり遵守したりするものではありません。

    現状を無理にITIL4に合わせるのではなく、組織にどのように活用するか検討し、必要な要素を取り入れるようにしましょう。

    ITIL4の学習に向いている人


    ITサービスの品質改善のための先進事例を知りたい場合、ITIL4の学習がおすすめです。

    ITIL4は、「今後提供するITサービスの参考にするためにITILを勉強したい」という方に向いています。一方、ITIL3はITサービスの運用のために使用する共通用語としてのITILを知りたいという方におすすめです。

    ITIL4を学習するときの注意点


    ITIL4はITIL3から大きく構成が変わっています。

    たとえば組織としてITIL3の「プロセスアプローチによるITサービス」の構築ができていない状態で、ITIL4の「バリューストリーム視点でのサービス改善」を行うことは難しいです。そのため、そういった組織の場合はまずはITIL3を参考にしましょう。

    ITIL4について学習して実務に役立てよう


    ITIL4はITIL3から大きく構成が変化しています。

    そのため、参考にする場合は組織のレベルに合わせてITIL4にするのかITIL3にするのか判断する必要があります。

    ぜひこの記事でご紹介したITサービスマネジメントにITIL4が活用される理由やITIL3とITIL4の相違点、ITIL4で新たに加わったことなどを参考に、ITIL4について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

    FEnetを運営しているネプラス株式会社はサービス開始から10年以上
    『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、
    多くのインフラエンジニア・ネットワークエンジニアの就業を支援してきました。
    ネプラス株式会社ロゴ

    ネプラス株式会社はこんな会社です

    秋葉原オフィスにはネプラス株式会社をはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • インフラ業界に特化

      インフラ業界に特化

      ネットワーク・サーバー・データベース等、ITインフラ業界に特化。Cisco Systemsプレミアパートナーをはじめ各種ベンダーのパートナー企業です。

      業界を知り尽くしているからこそ大手の取引先企業、経験豊富なエンジニアに選ばれています。

    • 正社員なのにフリーランスのような働き方

      正社員なのにフリーランスのような働き方

      正社員の方でも希望を聞いたうえでプロジェクトをアサインさせていただいており、フリーランスのような働き方が可能。帰社日もありません。

      プロジェクト終了後もすぐに次の案件をご紹介させていただきますのでご安心ください。

    • 大手直取引の高額案件

      大手直取引の高額案件

      案件のほとんどが大手SIerやエンドユーザーからの直取引のためエンジニアの皆様へに高く還元できています。

      Ciscoをはじめ、Juniper、Azure、Linux、AWS等インフラに特化した常時300件以上の案件があります。

    • スキルアップ支援

      スキルアップ支援

      不要なコストを削減し、その分エンジニアの方へのスキルアップ支援(ネットワーク機器貸出、合格時の受験費用支給など)や給与で還元しています。

      受験費用例)CCNP,CCIE:6-20万円、JNCIS:3-4万円、AWS:1-3万円など

      ※業務に関連する一定の資格のみ。各種条件がありますので詳しくは担当者へにお尋ねください。

    • 現給与を保証します!

      100%現給与保証

      前職の給与保証しており、昨年度は100%の方が給与アップを実現。収入面の不安がある方でも安心して入社していただけます。

      ※適用にはインフラエンジニアの業務経験1年以上、等一定の条件がございます。

    • インセンティブ制度

      インセンティブ制度

      ネットワーク機器の販売・レンタル事業等、売上に貢献いただいた方にはインセンティブをお支払いしています。

      取引先企業とエンジニア側、双方にメリットがあり大変好評をいただいています。

    • 社会保険・福利厚生

      社会保険・福利厚生

      社員の方は、社会保険を完備。健康保険は業界内で最も評価の高い「関東ITソフトウェア健康保険組合」です。

      さらに様々なサービスをお得に利用できるベネフィットステーションにも加入いただきます。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      ネプラスは東証プライム上場「株式会社夢真ビーネックスグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    ネプラス株式会社に興味を持った方へ

    ネプラス株式会社では、インフラエンジニアを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    オンライン面接も随時受付中。ぜひお気軽にご応募ください。

    ネプラス株式会社へのご応募はこちら↓
    ネプラス株式会社へのご応募はこちら↓

    新着案件New Job