SIerになるにはどうするの?SIerに就職するために必要なスキル5つ紹介

SIerになるにはどうするの?SIerに就職するために必要なスキル5つ紹介のアイキャッチイメージ

そもそもSIerって?

近年、SIerという単語を耳にする人が増えたのではないでしょうか。聞いたことはあるけど意味までは知らないという方に、簡単にSIerの意味を説明しましょう。

SIerとは、システムインテグレーターというシステム開発の業務をすべて請け負う企業や事業者のことです。SIerという単語は和製英語なので、海外では通用しないということに注意しましょう。

SIerの仕事はシステム開発に関係するすべてなので、仕事内容の把握がとても難しく、業界の外にいる方にとってはわかりにくい単語となっています。

この記事では、SIerの概要やSIerになるには何が必要なのかについて紹介していきます。

SIerとは職種のことではない

SIerは職種だと誤解されがちですが、SIerとは職種のことではありません。

SIerはあくまでもシステム開発に関係するすべての業務(si:システムインテグレーション)を行う企業、事業者を指している単語です。業種を示す言葉ではないので、注意してください。

もともとこのビジネスモデルそのものが日本固有のものです。SIerになるには、SIerの海外展開は殆どないことを知っておいてください。

SIerになるにはどんなスキルが必要?

ここからは、SIerになるには何が必要なのかについて紹介していきます。

仕事内容がとても広いので、SIerになるにはなにが必要なのかわからないという方にはもちろん、単にSIerという言葉の意味についてもう少し知っておきたいという方にも必見です。

SIerになるために必要なスキル1:スケジュール管理能力

SIerになるには、スケジュール管理能力が必要となります。納期までに仕事を完遂するためのスケジュールを組むのは大切な仕事です。

SIerはサービス業なので、顧客への納品義務があります。そのため、納期までに依頼を完遂できるようちゃんとスケジュールを組まなければなりません。したがって、SIerになるには必須の能力といえます。

SIerになるために必要なスキル2:コミュニケーション能力

SIerになるには、コミュニケーション能力が必要となります。

SIerでの業務は、基本チーム単位で行うことが多いです。したがって、他のチームメンバーと円滑に仕事をするためにも、コミュニケーション能力はなくてはならないものとなるでしょう。

それに加えて、後述する要件定義という仕事でもコミュニケーション能力は不可欠です。顧客とのコミュニケーションを通して、実装する機能などを決定するからです。

SIerになるには、コミュニケーション能力はかなり重要なスキルといえます。

SIerになるために必要なスキル3:マネジメント能力

SIerになるには、マネジメント能力が必要となります。

大手SIerでは、多くの人がプロジェクトを完遂させるために動いています。よって、大手の待遇のいいSIer社に就職して出世したいと考えるならば、マネジメント能力は持っておいた方がいい能力といえるでしょう。

SIerになるために必要なスキル4:テクノロジーの知識

SIerになるには、テクノロジーの知識が必要となります。

SIerはシステム開発全般を行う企業です。そのため、仕事をするうえで最低限のテクノロジーの知識は不可欠といっても過言ではないでしょう。テクノロジーの知識があるかないかで、仕事の進行具合が大きく変わります。

そして、テクノロジーの知識は情報処理関連の資格を取るときの勉強で身につけることができます。資格と仕事で使える知識が得られて一石二鳥ですので、資格の勉強はしておきましょう。

SIerになるために必要なスキル5:システム開発能力

SIerになるには、システム開発能力が必要です。SIerになるには、実際にプログラムを設計、開発できる能力が不可欠です。システム開発に関する基礎知識や能力は、情報処理技術者試験等の資格を習得するための勉強で得ることができます。

テクノロジーの知識の部分で述べたように、資格の勉強は自分自身のスキルを磨く上で大変有益です。

SIerの5つの仕事内容

SIerになるにはどんな能力が必要か理解できたところで、次はSIerの仕事内容を6つ紹介しましょう。

先ほど言いましたが、SIerの仕事内容は幅が広いです。しかし、大きくまとめると以下で説明する6つの内容になります。

1つずつ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

SIerの仕事内容1:要件定義

SIerの仕事内容1は、要件定義です。要件定義とは、システム開発で実装すべき機能や性能をはっきりさせる作業のことです。

この要件定義をするにあたって、前述したように顧客とのコミュニケーションが大切になります。顧客からの要望を正確に引き出すことが重要だからです。

ここで要件定義をしっかり行うことによって、今後の業務が円滑に行えるようにします。

SIerの仕事内容2:プログラムの設計

SIerの仕事内容2つ目は、プログラムの設計です。要件定義に基づいてプログラムの骨組みを作っていきます。

この作業は、プログラムの根幹を決定づける作業なので、かなり重要な作業となります。ここで、顧客の要望を形にできていなければ、後の作業に大きく影響が及びます。

SIerの仕事内容3:プログラムの開発

SIerの仕事内容3つ目は、プログラムの開発です。先ほどのプログラムの設計に基づいて機能を実装していきます。

機能の実装には、プログラミングのスキルが不可欠です。SIerになるには必ず得ておきたいスキルなので、本やネット、セミナーなどで習得しておきましょう。

SIerの仕事内容4:テスト

SIerの仕事内容4つ目は、プログラムのテストです。実装した機能が問題なく利用できるかどうかをテストします。

テストして問題がなければ納品の段階に進めますが、問題が発生した場合は該当箇所を修正しなければなりません。そうして問題を解消するまで作業を続けていきます。

SIerの仕事内容5 :システムの納品

SIerの仕事内容5つ目は、システムの納品です。顧客にシステムを納品します。

SIerで働く人は、この納品前が一番の繁忙期となります。納品前に発注元でテストを行うのですが、ここで問題が発生することが多く、納期までのかなり短い時間で対応することになるからです。

SIerの仕事内容6:運用・保守

SIerの仕事内容6つ目は、システムの運用、保守です。システムが問題なく使用できるように管理することです。

システムの運用、保守で主にやることは、バグの修正や追加開発などがあります。この仕事は、保守、運用の専門のチームが担当することがほとんどです。

SIerの給料は?

dodaの平均年収最新版【職業別】 によると、約461万円となっています。男女別の場合は、男性だと約484万円、女性では約394万円となっています。

しかし、SIerの給料は、企業によって大きく変わります。原則として、大企業であればあるほど給料は高いです。いい給料をもらえるSIerになるには、大企業のSIerに就職するのが一番でしょう。

また、SIerには3つのタイプがあります。メーカー系、ユーザー系、独立系の3つです。メーカー系、ユーザー系は大手になればなるほど給料があがりますが、独立系は個人のスキルに大きく依存するので個々のスキル次第という傾向があることも覚えておきましょう。

SIerに将来性はあるの?

SIerに将来性があるかは、正直微妙なところです。しかし、国内での一定の需要はあるのでなくなる可能性は低いでしょう。

クラウドサービスの台頭、過酷な労働環境による優秀な人材のSIer離れなどが起きているので、SIerの将来は大変厳しいものになると予測されます。

SIerになるには、過酷な労働環境を乗り越えていくだけの覚悟が必要です。その一方で、働いた分は給料にきちんと反映されるので、やりがい大きいと言えるでしょう。

SIerに就職するためにエンジニアとしてのスキルをつけよう!

SIerになるには、自分自身のスキルを磨くことが一番大切です。大手の給料のいいSIerに就職したいのならば、スキル磨きは必須でしょう。

SIerにとっては、自分の持っているスキルをもとに評価が行われます。そのため、常に勉強し続ける必要があります。現在は、ネットでも簡単にスキル上げができる時代です。頑張って技術を磨いていきましょう。

インフラエンジニア専門の転職サイト「FEnetインフラ」

FEnetインフラはサービス開始から10年以上『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、多くのエンジニアの就業を支援してきました。

転職をお考えの方は気軽にご登録・ご相談ください。