BaaSとは?利用するメリットやサービス提供をしている会社5選を紹介

BaaSとは?利用するメリットやサービス提供をしている会社5選を紹介

BaaSとは?


BaaSは「Backend as a Service」の頭文字を取った呼び名です。
スマートフォンやタブレットといったモバイルシステムが持つバックエンド機能をサーバ側で代行するクラウドサービスがBaaSです。
ユーザー側に見える部分の出入力を担当する部分をフロントエンド、ユーザーに見えない部分で保存や出力をする部分をバックエンドと言いますが、BaaSを使えばバックエンド部分をサーバ側にある程度任せることができるので、フロントエンドの開発に注力できます。

BaaSが注目されている理由とは?


BaaSはモバイルアプリに必要なバックエンドサーバの主要な処理が最初から用意されているため、BaaSを利用することで簡単にモバイルアプリが開発できるようになります。
そのため注目を集めているBaaSですが、近年では世界中で数多くのBaaSが登場しています。

BaaSプレイヤー

BaaSを提供しているベンダーなどを「BaaSプレイヤー」と呼びますが、日本にも海外にも多くのBaaSプレイヤーが存在しています。
特にアメリカでは2010年頃からBaaSプレイヤーが台頭し始め、現在では多くのBaaSが乱立した状態となっています。

BaaSを利用するメリット5選


世界中で多くのBaaSプレイヤーが提供しているBaaSですが、Baasを利用することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここではBaaSを利用するメリット5選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:安全性が高い

BaaSではあらかじめ用意されているバックエンド機能を利用することができることから、安全性も確保されています。
そのため、自社で一からバックエンド機能を開発するよりも、BaaSを利用して開発したアプリケーション自体の安全性も高くなると言えるでしょう。

2:利便性が高い

BaaSを活用することにより、アプリ開発に必要な主要機能やサーバ、連携部分はあらかじめ利用できる状態になります。
また、開発時だけでなく運用する際にもサーバのメンテナンスや運用はBaaSに任せることができるため、非常に利便性が高いと言えます。

3:開発コストを削減できる

BaaSを活用することでバックエンド部分の開発から解放されるため、エンジニアはフロントエンド部分の開発に力を入れることができます。
これによって開発コストを抑えられますし、フロントエンド部分を作りこむことも可能です。
非常に便利なサービスなので、導入を検討してみる価値はあるでしょう。

4:トラブル対応が容易にできる

BaaSを導入することで、BaaSを利用したアプリケーションにトラブルが発生した場合でもBaaSサービスが提供しているトラブルシューティングやイベント履歴などの機能を利用することができます。
そのため、自社ですべての対応を行うよりもトラブル対応が簡単にできるようになるでしょう。

5:サービス構築が迅速にできる

BaaSを使用すれば、サーバを自前で用意したり、それを管理運用したりする手間を軽減させたり、無くすこともできます。
いち早くソフトウェアを開発してサービスを構築できるため、開発にかかる人員や期間、予算を抑えることが可能です。

BaaSを選ぶうえでの注意点


ここまでさまざまなBaaSのメリットをご紹介してきましたが、BaaSには選んだBaaSの種類によってそれぞれ経済的な負担がかかるという点や、ベンダーの切り替えが簡単にはできないなどのデメリットがあります。
そのため、BaaSを選ぶ際にはそれらのデメリットを踏まえたうえで選択する必要があります。ここではBaaSを選ぶうえでの注意点を2つご紹介しますので、参考にしてみてください。

1:自社にあったサービスや環境かを確認する

BaaSに求める機能は企業によってさまざまです。
また、BaaSは一度導入すれば簡単には他ベンダーに乗り換えることができないため、BaaSを選ぶ際には提供されるサービスや環境が自社アプリの目的にマッチしているかどうかを十分確認し、他社と比較検討したうえで導入する必要があります。
いざ実際に利用し始めてから必要な機能がないといったことにならないように、事前に口コミだけでなく具体的にどのようなサービスが提供されているのかを調べておきましょう。

2:サポートが充実しているか

BaaS業者の選定を行ううえで、サポート体制がどのようになっているのかも重要なチェックポイントです。
できるだけサポートが充実しているBaaSを選ぶようにしましょう。
また、海外ベンダーが提供しているBaaSも多いですが、海外製であってもサポート言語に日本語があれば安心して利用できます。
もちろん、日本製のBaaSであれば問題が発生した場合でも日本語でのサポートを受けることができるため安心だと言えるでしょう。

BaaSを提供する会社5選


現在、BaaSを提供する企業は非常に多いですが、中でもいくつかの企業は特に注目を集めており、知名度も高いです。
ここでは最後にBaaSを提供する会社5選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:Microsoft Azure

Microsoft Azureとはマイクロソフト社が提供しているクラウドサービスです。
ブロックチェーンネットワークの構築や管理、展開ができるもので、モバイルアプリだけではなくWebアプリ開発までカバーできます。
Microsoft Azureを利用することで、開発者はビジネスロジックやアプリケーションの開発に専念できるでしょう。

2:Google Cloud Endpoints

Google Cloud Endpointsとは、質の良いBaaSを基本無料で提供している分散API管理システムです。
APIを作成、共有、維持、保護可能なさまざまな機能を提供していますが、多くの部分が英語なので、英語が苦手な場合は扱うのが難しい可能性があります。

3:Gamebase

Gamebaseとは、名前のとおりゲーム開発に特化したBaaSです。
KPIやSNS認証、ログイン、指標、ゲーム運営ツール、メンテナンス、リーダーボード、ゲームセキュリティ、課金といった多彩なバックエンド機能を提供しています。
また、10年以上のゲーム開発ノウハウを持つGamebaseのエンジニアのサポートを受けることができるため、ユーザーはバックエンドの開発を一切行わずにゲームコンテンツの開発に集中することができます。

4:Kii Cloud

Kii Cloudとは国産の本格的なBaaSです。
Kii Cloudではスケーラブルなユーザー、データ管理、プッシュ通知などの機能を備えたクラウドが利用でき、アプリケーションのイベントやデータを分析するアプリ分析機能や、別のUIなどを簡単に比較できるA/Bテスト機能を利用することで、効率の良いPDCAを回すことができるでしょう。

5:ニフクラ mobile backend

ニフクラ mobile backendとは富士通クラウドテクノロジーズが提供している国産BaaSです。
プッシュ通知や会員管理、認証、SNS、データストア、ファイルストア、位置情報といった機能を提供しています。
富士通系列の企業が運営しているBaaSなので、ユーザーはバックエンドサービスを安心して任せることができるでしょう。

BaaSとは何か理解を深めましょう


BaaSとは「Backend as a Service」を略した言葉で、モバイルアプリケーションなどのバックエンド機能を提供するサービスです。
BaaSを利用することで、効率的なモバイルアプリ開発が実現できるでしょう。
ぜひ本記事でご紹介したBaaSの概要やBaaSが注目されている理由、BaaSを利用するメリットや提供する会社5選などを参考に、BaaSについてしっかりと理解したうえで利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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