BaaS(バース)とは

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クラウドサービスには様々な種類がありますが、ここではBaaSについての概要や特徴を紹介していきます。
スマートフォンやタブレットに関わるエンジニアにとっては特に便利なサービスなので、内容を把握しておくことをお勧めします。

BaaSの概要

BaaSは「Backend as a Service」の頭文字を取った呼び名です。
スマートフォンやタブレットといったモバイルシステムが持つバックエンド機能をサーバ側で代行するクラウドサービスがBaaSです。
ユーザー側に見える部分の出入力を担当する部分をフロントエンド、ユーザーに見えない部分で保存や出力をする部分をバックエンドと言いますが、BaaSを使えばバックエンド部分をサーバ側にある程度任せることができるので、フロントエンドの開発に注力できます。

BaaSのサービス例

下記のように、複数の会社がBaaSのサービスを提供しています。

・appiaries(アピアリーズ)
日本で初めてサービスを開始したBaaSです。
テレビ東京、楽器などのYAMAHA、過程用洗剤のLIONなど、大手企業での導入実績があります。

・Microsoft Azure
マイクロソフト社が提供しているサービスです。
モバイル端末用のアプリ開発だけではなく、web向けのアプリ開発までカバーしています。

・Google Cloud Endpoints
質の良いBaaSを基本無料で提供しているサービスです。
ただし多くの部分が英語なので、英語が苦手な人にとっては難しいかもしれません。

BaaSの特徴

既に述べたように、BaaSはバックエンド部分を担うサービスです。
これによって以下のメリットが得られます。

バックエンド部分を開発する工程のカット

例えば以下のような一部開発のカット、または簡略化ができます。
・ユーザー登録
・プッシュ通知
・課金や決済関係の処理
・SNSとの連携
・GPSを使う処理

サービス構築の迅速化と省力化

BaaSを使用すれば、サーバを自前で用意したり、それを管理運用したりする手間を軽減させたり、無くすことも出来ます。
いち早くソフトウェアを開発してサービスを構築できるため、開発にかかる人員や期間、予算を抑えることが可能です。

BaaSを使えば開発コストを大幅に軽減できる

BaaSを活用することでバックエンド部分の開発から解放されるため、エンジニアはフロントエンド部分の開発に力を入れることができます。
これによって開発コストを抑えられますし、フロントエンド部分を作りこむことも可能です。
非常に便利なサービスなので、導入を検討してみる価値はあるでしょう。

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