NaaS(ナース)とは

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クラウドサービスには「●aaS」「●● as a service」というものが多いですが、ここではNaaSについて、概要や特徴を紹介していきます。
聞いたことがある方や、なんとなく知っているけれど詳しくは知らないという方は、ここで簡単に学んでいきましょう。

NaaSの概要

NaaSとは「Network as a Service」の略称で、その名の通りネットワークに関するサービスです。
「仮想ネットワーク技術を使ってネットワーク機器がなくてもLAN並みのネットワーク環境をクラウド上に構築できるサービス」がNaaSの概要です。
NaaSを導入すればルータやVPNゲートウェイなどがなくても、PCやLAN等があるだけでネットワークを利用できることになります。
端末やネットワーク機器を購入して維持管理する必要がなくなるので、購入コストや維持管理のコストを大きく下げることが期待できます。

NaaSを提供しているサービス

ここではNaaSの例を2つ紹介します。

・Riverbed Service Delivery Platform
リバーベッドテクノロジーは2017年3月に発表したサービスプロバイダー向けのプラットフォームです。
サービスプロバイダーがNaaSを提供するための基盤として提供されています。

・日本酒類販売株式会社のNaaS
酒類卸に特化した情報システムを複数の企業で共同利用できるものです。
新しく参入した企業でも、他の会社が長年かけて構築した酒類卸のための専用機能を使えるメリットがあります。

NaaSの特徴

NaaS最大の特徴は、既に述べたように以下の2つです。
・どこからでもアクセスできる
・ネットワーク機器を準備しなくていい
これらに加えて、以下のようなメリットもあります。

システムの共同利用

NaaSでは1つの情報システムを複数のユーザーが共同で使用できます。
個々のユーザーが情報システムを用意しなくてもいいので、大きなコストカットが見込めます。

インフラ管理の効率化

NaaSを使用すれば、サービス提供側にインフラ管理を任せられるので、自分でインフラの管理をしなくても問題ありません。
インフラ管理に回していた人的リソースなどを他に回すことができます。

NaaSの活用は今後広まる可能性も

NaaSの需要は今後高まるかもしれず、導入する企業も増えていく可能性があります。
まだNaaSに詳しくない人も、NaaSについて学んでおくことで導入すべきかどうかを判断しやすくなりますし、導入されたときにもメリットを上手く活かして業務効率を上げられるかもしれません。

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