ここではネットワークエンジニアやインフラエンジニアに語彙力が必要かどうかを考えていきます。
語彙力なんてどうでもいいと思っている人も、語彙力をつけるべきか迷っている人も、まずは本記事をご一読のうえで、語彙力について考えてみてください。
目次
そもそも語彙力とは
語彙力の「語彙(ごい)」とは、「言葉や単語」という意味です。
英語で言えば「vocabulary」です。
そして「語彙力」とは「言葉や単語をどのくらい知っているか、そしてそれを適切に扱えるかを問う能力」を指します。
例えば1つの物事について「どれくらい言い換えられるか?」が語彙力の1つの目安になります。
たくさん言い換えられる人は、それだけ語彙力が高いと言っていいでしょう。
語彙力を伸ばすには、本を読み、テレビやネットなどで情報を得ることが近道です。
本やテレビやネットを見れば、様々な言葉に触れることができます。
自分が今まで使ったことがない言葉と出会い、知り、それを実際に使ってみることで、語彙力の向上が可能です。
近年は「ヤバい」という様々な状況に対応できる便利な言葉があるためか、これを連呼しているせいで語彙力のない人が増えているという説もあります。
エンジニアに語彙力は必要なのか
では本題の「エンジニアに語彙力は必要なのか」について明らかにしていきましょう。
誰とも話すことなく1人で黙々と作業をするのであれば、語彙力は不要かもしれません。
しかし実際のビジネスシーンにおいては、エンジニアとして顧客にわかりやすく説明をしなければならないこともありますし、わかりやすいマニュアルを書く機会もあるはずです。
こういったときに語彙力がなければ、顧客が不満を持つこともあるでしょうし、マニュアルに意図した内容を記載できない可能性もあるでしょう。
また、チーム内で情報を共有する場合にも語彙力が必要です。
チーム内に飛び交っている言葉がわからない、または自分の言いたいことをチームメンバーに理解しにくい専門用語でしか表現できないようでは仕事になりません。
これら以外にも、語彙力があって言葉を正しく使える人は言葉の間違いに気づきやすいので、細かいミスにも気がつく傾向があります。
結果としてバグの少ないコードを書ける可能性が高まるため、業務効率が向上します。
これらを踏まえると、エンジニアにも語彙力は必要だと考えられます。
エンジニアは語彙力を高めるべき
エンジニアは難しい用語を扱うことも多く、それをわかりやすく説明するためにも語彙力は必要です。
コードを書くばかりがエンジニアの仕事ではありませんので、社会人にふさわしい語彙力を身につけてください。
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