国内のネットワーク機器のメーカー別シェアについて【ネットワーク業界を知る】

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この記事では国内向けネットワーク機器市場についてと、メーカー別のシェアについて紹介していきます。
ネットワーク関係の仕事をしている人の中には参考になることもあるかもしれませんので、ぜひご一読ください。

国内向けネットワーク機器市場は成熟化

2015年にはプラス成長が見られた国内向けネットワーク機器市場ですが、2016年は一転して4.6%のマイナス成長となりました。
ネットワーク機器市場は既に成熟化しているとされており、今後大きな成長は難しいという声もあります。

国内企業向けネットワーク機器市場全体の年間平均成長率は、2016年~2021年にはマイナス0.2%になるという予測もあります。
2021年の市場規模は2036億3800万円と予測されており、これは2015年の市場規模2053億4900万円よりも少ない値となっています。
しかし成長が難しいもののネットワーク機器市場は安定した市場であるともされており、特に新規導入の余地がまだ残されている企業向け無線LAN機器市場においては、年間平均成長率が2.6%という予測も見られます。

この成熟化が進んだ市場においては、将来のネットワークの在り方を提案できるソリューション作りがカギになるという意見もあります。
ネットワーク業界に携わるエンジニアはそのことを意識しておくといいかもしれません。

国内ネットワーク機器はシスコが独走

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国内ネットワーク機器市場の覇者となっているのは「シスコシステムズ」です。
市場全体の実に半数近くという圧倒的なシェアを獲得しており、まさに国内ネットワーク機器市場のリーダーと言っても過言ではありません。
シスコシステムズの次には、シェアポイント4~5%の間に7つものベンダーがひしめき合う混戦状態であり、シスコシステムズは突出していると言えます。
しかしシスコシステムがすべての分野で強いというわけではなく、企業向けルーター市場に強いヤマハや企業向けイーサネットスイッチ市場に強いアライドテレシスといったように、特定の分野に強みを持つベンダーは存在しています。
特にヤマハは国内企業向けルーター市場の中でも、最も市場規模が大きいSOHOルーター市場において50%に迫るシェアを誇っています。
無線LAN機器市場は成長性が高いと言われているので、今後の勢力図が入れ替わるとしたらこの分野がカギとなるかもしれません。

2017年ベンダー別国内ネットワーク機器のシェア
ベンダー シェア(%)
Cisco 46.6
Juniper 5.0
YAMAHA 4.7
Fujitsu 4.6
Allied Telesis 4.5

出典:IDC Japan「国内ネットワーク機器市場シェアを発表」

市場規模やシェアから見えてくるものもある

市場の状況を知ることで仕事に関するヒントを得られるかもしれませんし、身の振り方を考えるきっかけになるかもしれません。
自分が関係する業界のことには常にアンテナを張っておくと良いでしょう。

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