アメリカでエンジニアが多いIT都市といえばシリコンバレーを挙げる人も多いのではないでしょうか。
シリコンバレーと東京、実際エンジニアが働きやすいのはどちらなのか、家賃や年収などから検証してみました。
目次
シリコンバレーってどこ?
シリコンバレーの場所はアメリカ西部カリフォルニア州北部にあるエリアです。
特定の一か所のことではなく、広い地域の通称として使われています。
主にシリコンバレーと呼ばれているのは、サンタクララ、サンノゼ、パロアルト、マウンテンビューなどの都市周辺です。
このバレー(Valley)と呼ばれる盆地地帯に、大手コンピュータメーカーやソフトメーカー、半導体産業などのIT企業や研究所などが密集していることから、シリコンにちなんで名づけられました。
現在では当初シリコンバレーと呼ばれていた地域を「サウスベイ」、バークレー周辺まで入れた広いエリアを「サンフランシスコ・ベイエリア」と呼ぶこともあります。
世界的なIT企業が集まるシリコンバレー
シリコンバレーの南側の都市、サンノゼにはAppleの本社があります。
サンタクララにはIntelの本社やQualcommなど半導体企業が集まっています。
マウンテンビューにはGoogleの本社、サニーベールにはYahoo!の本社などシリコンバレーの南側には世界的なIT企業が集まっていることが特徴です。
シリコンバレーvs東京、年収や生活コストは?
では、シリコンバレーと東京、年収と生活コストはどのように違うのでしょうか。
Findy Engineer Labの結果をもとに表で説明します。
平均年収 | 食費 | 家賃 | |
---|---|---|---|
シリコンバレー | 約1,300万円 | 月約5万円 | 15~20万円 |
東京 | 約500万円 | 月約4万5,000円 | 7~10万円 |
年収は高いがその分生活コストもかかる
シリコンバレーではエンジニアの平均年収は1,000万を超えています。
しかし家賃は東京の2倍以上かかることから、生活コストは東京よりもかかります。
そのためシリコンバレーはシェアハウスやシェアルームに住んでいる人が多いとされています。
また食費はあくまで自炊を含めた金額なので、外食をすればそれだけコストもかかってしまいます。
さらにシリコンバレーでは車を持っている人も多いことから、もし車を持つとすればこれ以上の生活コストがかかってしまうでしょう。
そう考えると収入に対する平均コストは、東京もシリコンバレーもそう変わらないことが分かりました。
出典:Findy Engineer Lab「日本もシリコンバレーと大差ない!?IT都市のエンジニア平均年収と生活コストを調べてみた」
自分にとって魅力的であることが大事
平均年収は高いが生活コストもそれなりにかかるシリコンバレーと、平均年収はシリコンバレーと比較して低いですが生活コストを抑えることも可能な東京。
どちらが良いかは一概にいえず、また案件によっても金銭面以外に利点が多いものもあります。
自分がどこでなにがしたいか、自分にとってなにが魅力的であるのか考えることが大切といえるでしょう。
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