ネットワークエンジニアの「物理設計」のポイントを解説【インターフェースとポート収容設計】

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パソコンやスマートフォンなどのネットワークシステムを設計・構築・運用するのがネットワークエンジニアです。
ネットワークエンジニアの大切な仕事のひとつが「物理設計」です。
本記事では物理設計のポイントについてご紹介します。

物理設計のポイント

ネットワークエンジニアは、通信デバイスがデータを送受信するためのネットワークシステムなどの作るエンジニアのことです。
ネットワークエンジニアのシステム開発において重要なのが物理設計です。
物理設計とは、物理的な機器や配線に対する設計のことです。
まず設計の前には要件定義が行われます。
要件定義とは発注者からの要望を、技術者が実現可能な機能として定義したものです。
この要件定義を元に「論理設計」と「物理設計」が行われます。
論理設計はIPアドレスなどの割り振りやゲートウェイの配置など俯瞰的な視点からの設計図を作ります。
一方で物理設計は、機器の物理的な位置やポート接続図などの設計図が作られます。
設計ではまず、システム設計や画面設計、DB設計、インターフェース設計などの基本設計を行います。
そして基本設計が固まったら、開発環境、機能分割、クラス設計書、通信プロトコル設計書などの詳細設計を行いましょう。
設計が完了したら、次は設計書に基づいて開発が行われます。

設計書は目的を考えながら作る

設計書はシステムを開発するために不可欠なものです。
そこでまずは設計書の目的をはっきりさせましょう。
たとえば汎用パッケージなのか、新規開発なのか、バージョンアップなのかを明確にし、それを記載しましょう。

インターフェース設計・ポート収容設計とは


物理設計に関する項目の中に、インターフェース設計とポート収納設計はあります。
それぞれどんな設計を行うのかご紹介します。

インターフェース設計

外部のシステムとやり取りをするインターフェースの内容を決定します。
ほかのシステムとの外部連携や、入出力データ、帳票などの項目があります。
また機器間のインターフェース規格について設計します。
それぞれどんな規格を使うのかをしっかりと決めます。

ポート収容設計

機器のポートをどの順番で使用するかの収容規則を決定します。
ネゴシエーション設計方針やポートのSpeed/Duplexなども記載されます。
また、別紙でポート収容表が用意されます。

発注者が求めるサービスの実現が物理設計のポイント

物理設計は、その名の通り物理的な機器に関する設計のことです。
要件定義をもとに、発注者が求めるサービスを実現できるように具体的な設計を行います。
設計はエンジニアにとってとても重要な仕事のひとつですので、何のために行うのかをしっかり理解しておきましょう。