インフラエンジニアが覚えるべきAWSサービスの基礎知識:Amazon CloudFront

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AWSのコンテンツデリバリーネットワークである、Amazon CloudFrontをご存じでしょうか。
この記事では、Amazon CloudFrontの概要やできることを解説します。インフラエンジニアの方は、ぜひ参考にしてください。

Amazon CloudFrontとは

Amazon CloudFrontでできることには下記のものが挙げられます。

  • コンテンツ配信
  • ストーリーミングデータの配信
  • コンテンツデリバリーネットワーク経由のデータ通信
  • コンテンツのキャッシュ
  • レポート作成

コンテンツ配信ではユーザーに最も近いサーバーから、静的・動的コンテンツの両方を配信できます。さらに、動画や音声のストリーミングデータの配信にも対応しています。
コンテンツデリバリーネットワークから配信されたコンテンツは、POST、PUT、DELETEをサポートし、リクエストは元のサーバーに転送されます。

初回アクセス時には、サーバーから取得したコンテンツのキャッシュも可能です。その次からは、キャッシュの有効期限が切れるまでキャッシュしたコンテンツを返します。
キャッシュが使われた割合やエラー率などの統計データのレポート作成も可能です。それらのことが可能なため、様々な問題解決に活用できます。

Amazon CloudFrontのメリット

インフラのサービス

Amazon CloudFrontのメリットは、次の5つです。

  • 高速ネットワークをグロバール展開
  • 高度なプログラムを利用可能
  • セキュリティのレベルが高い
  • Amazon Web Serviceとの統合
  • サーバーの移転が不要

Amazon CloudFrontのネットワークには接続ポイントが豊富にあり、Amazonバックボーンネットワークを活用することで優れたパフォーマンスを提供します。
また、特定のアプリケーション要件に合わせたカスタマイズも可能です。例えば、Lambda@Edge関数は、複数のアプリケーションロジックでもエンドユーザーの近くから処理して、応答性の向上ができます。他にも優れたプログラム環境を備えています。

セキュリティ面は、ネットワークレベルとアプリケーションレベルの両方で保護されていますので非常に安全です。追加コストなしでカスタムSSL証明書の作成や管理もできます。

さらに、Amazon CloudFront はAmazon S3、Amazon EC2、Elastic Load Balancing(ELB)、Amazon Route 53といった、AWSなどの各種サービスと密接に統合されています。
各種サービスへは、同じ管理コンソールからのアクセスもできて連携設定がしやすいでしょう。
コンテンツ配信のルールをAmazon CloudFrontで設定すれば、現在使っているサーバーのままでも利用できるというメリットがあります。

Amazon CloudFrontはメリットが多い

Amazon CloudFrontには様々なメリットがあります。他のAWSの各種サービスと連携も可能ですので、それらのメリットや機能を理解して、効果的に活用しましょう。

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