インフラエンジニアが覚えるべきAWSサービスの基礎知識:Amazon S3

インフラエンジニアが覚えるべきAWSサービスの基礎知識:Amazon S3のアイキャッチイメージ

大量のデータ保存や管理をするストレージサービスで検討したいのが、Amazon S3です。
この記事では、Amazon S3の概要やメリットを解説します。ぜひ、参考にしてください。

Amazon S3とは

Amazon S3とは、Amazonが提供するストレージサービスで、正式名称は「Amazon Simple Storage Service」です。

具体的には、Webサイト、社内、モバイルアプリケーション、IoTセンサーなどのデータを保存し、取得できるオブジェクトストレージになります。
様々なサービスを提供する、AWSのなかでも歴史が長いサービスで、AWSでシステム構築をする際の中心的なサービスでもあります。

Amazon S3は、オブジェクトとしてデータを保存して、バケットと呼ばれるリソースにどれだけでも保存することが可能です。バケットに保存したオブジェクトは読み取り・書き込みが可能で、削除もできます。オブジェクトは1つにつき5TBのサイズまで対応可能です。

Amazon S3のメリット

ストレージ

Amazon S3のメリットは次の5つです。

  • データの堅牢性が高い
  • 容量無制限
  • 低価格な料金
  • セキュリティ
  • シンプルな設計

Amazon S3は耐久性の高いインストラクチャになっているため、しっかりとデータの保存ができます。ネットワークのトラフィックについても、自動で定期的にデータの検証や修復が実施できるようになっています。

また、前述の通り、容量無制限で使用できます。使った分だけ費用のかかる従量課金制ですが、容量無制限で使えるのは大きな魅力です。
ただし、先にも述べたように保存するオブジェクトは1ファイルで5TBまでの制限があります。料金は最初の50TB/月が、0.023USD/GBなど段階的に安くなっていきます。

セキュリティ面でみると、保存したデータはバケットとオブジェクトの所有者のみがアクセスができます。Amazon S3との通信はSSLでの暗号化されていますので、アクセス制限も可能です。暗号化形式をサポートしていることで、データを守るセキュリティは強固なものと言えます。

さらに、AWS CloudTrailによるAPI呼び出しの監視もします。ログ記録が提供され、Amazon Macieによる人工知能のセキュリティサービスも働きます。異常を検知するとデータ共有を止めるような警告も出ます。

Amazon S3は、マネジメントコンソールを使うことでパソコンだけではなく、モバイルアプリからでもアクセスも可能です。

Amazon S3を使って効果的にデータ保存しよう

Amazon S3は、メリットの多いストレージサービスです。AWSのシステム構築でも要となるサービスで、使用する機会も多いでしょう。
多くのメリットや特徴を理解して、データの保存などに使用してみてはいかがでしょうか。

合わせて読みたい

ネットワークエンジニアのAWSのサービスの基礎知識:AWS Direct Connect... 日本企業においてもAWS の利用が進んでいます。 そして、AWSを採用している多くの企業が「AWS Direct Connect」を活用しています。 AWS Direct Connectの概要とAWS Direct Connectを利用するメリットについてご紹介します。 AWS Direc...
クラウドを扱うインフラエンジニア向け。AWS Loft Tokyoを活用する方法... ここではインフラエンジニアのために用意された「AWS Loft Tokyo」という施設について、概要や利用方法をご紹介します。 エンジニアがAWS Loft Tokyoを使うことで得られるメリットも合わせてご紹介するので、興味のある方はご一読ください。 AWS Loft Tokyoとは A...
【インフラエンジニアの働き方紹介3】社内SEの仕事内容と身につく力... 社内SEは企業のシステム部門のSEのことです。 近年IT企業以外でもIT活用が盛んなため、社内SEの需要は増えつづけています。 本記事では社内SEの仕事内容や働く上でのメリットなどを紹介します。 社内SEのインフラエンジニアはどんな仕事をしているのか 社内SEは主に社内のシステム開発...
インフラエンジニアが覚えるべきAWSサービスの基礎知識:Amazon CloudFront... AWSのコンテンツデリバリーネットワークである、Amazon CloudFrontをご存じでしょうか。 この記事では、Amazon CloudFrontの概要やできることを解説します。インフラエンジニアの方は、ぜひ参考にしてください。 Amazon CloudFrontとは Amazon ...
【インフラエンジニアの働き方紹介1】SIerの仕事内容と身につく力... インフラエンジニアとして働いていると、SIer(エスアイヤー)という単語を耳にする機会も多いのはではないでしょうか。 本記事では、SIerとはどのような会社か、SIerで働くメリットは何かについて紹介します。 SIerのインフラエンジニアの仕事内容 SIerは「システムインテグレーター...