【ローカル5Gとは何か?】通信ニーズの多様化に応えるローカル5Gについてご紹介

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IoTが広く浸透しあらゆるモノがインターネットに接続されるようになった今、通信ニーズも多様化が進んでおり、地域で5Gを活用するローカル5Gの導入が予定されています。
今回はローカル5Gの概要とその活用事例をご紹介します。

ローカル5Gの概要

ローカル5Gのコンセプトは「第五世帯移動通信システム(5G)を利用して、地域においてローカルニーズに基づく小規模な通信環境を構築し、無線局免許を自ら取得することも、免許を取得した他社のシステムを利用することも可能」とされています。

これまでの携帯電話事業者による全国でのサービス提供だけでなく、地域や産業ごとのニーズに応じて5Gを地域限定で利用するというものです。
これにより企業が自社の敷地内や建物内で5Gを利用することが可能になります。

ローカル5Gが利用する帯域としては、4.6-4.8GHzと28.2-29.1GHzの周波数を利用することが検討されています。
また、他社の建物又は土地内では固定通信に限定して利用が可能とされています。

ローカル5Gの活用事例

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ローカル5Gを活用できる場所としては、工場、建設現場、農業地帯などが考えられます。
工場では、独立したネットワークを利用できるためセキュリティーが高まります。さらに工場内のセンサや機器をローカル5Gで接続し、あらゆるデータ・映像などの情報を集約・制御するスマートファクトリーの実現を可能にします。

また、建設現場においてはローカル5Gを用いてオフィスへの高精細映像の伝送が可能になり、重機をより正確に遠隔操作することができるようになります。

農業においても、農場に設置したセンサとドローンによる映像を解析し、作物の生育状況や病害虫・獣害の発生状況を把握しやすくなります。
そのため、収穫時期や農薬の散布時期などの予測の正確性が高まり、収穫量をアップさせ収益率を高めることができます。

その他の場面でも活用が期待できます。例えば、高精細画像を楽しめるパブリックビューイングや観光地のバーチャルツアー体験などのエンターテイメント面、患者の高詳細映像を利用した遠隔診療や救急医療など医療面で活用が期待されています。

幅広い分野で活用できるローカル5G

これまでの全国的なサービスだけでなく、地域で限定的に利用できるローカル5Gは、さまざまな産業において活用が期待されています。
工場や建設現場、農業などのビジネスの場だけでなく、医療や観光、エンターテイメントの世界においても、ローカル5Gの活用が見込まれています。

出典元:「情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会報告概要(案)」新世代モバイル通信システム委員会

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