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COBOLとは?COBOLの特徴・優れている点・COBOLの種類

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COBOLとは?COBOLの特徴・優れている点・COBOLの種類
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    COBOLとは?


    COBOLは「コボル」と読みます。COBOLとは「Common Business Oriented Language」の略で、事務処理用のプログラミング言語です。

    COBOLとは、1959年にアメリカのデータシステムズ言語協議会で開発された言語です。開発されてから60年以上が経過していますが、現在でも金融や証券などのシステムで使われています。

    COBOLの特徴

    COBOLの特徴は、他のプログラミング言語とは異なり、英語に近い構文になっているところです。

    つまり、COBOLとは、人間の言葉に近い言語になっています。

    これは、開発者であるグレース・ホッパーの理念で、プログラミング言語は今までの機械語主体の記述ではなく、作りやすく可読性の高い記述にすべきという考えが根本にあるためです。ただし、その反面、記述が無駄に長くなり過ぎてる部分もあり、批判の意見もあります。

    COBOLの優れている点

    COBOLの優れている点をまとめました。

    COBOLとは以下のようなところが優れています。

    1.事務処理用プログラムを効率よく開発できる
    2.人間の言葉に近い文法で記述ができる
    3.様々なファイルを扱える
    4.高速で大量データを書き込んだりソートができる
    5.帳票作成や印刷が可能
    6.データを10進数で表現できる
    7.Windows、Unix、Linuxなどの環境で利用できる
    8.安定性や信頼性が高い

    COBOLの種類

    COBOLにはいくつかの種類があります。

    COBOLとは、事務処理用に用いる目的で開発された汎用系プログラミング言語ですが、大量データを高速で扱える点が優れているため、汎用系システム以外に、オープン系システムでも使用されています。

    汎用系とは、基幹業務、事務処理などの専用システムを指し、オープン系とは、公開されているハードやソフトを組み合わせて開発されたシステムを指しています。

    以降に主なCOBOLの種類を説明します。

    IBM COBOL(汎用系)

    IBM COBOLとは、汎用系のCOBOLでIBM社が自社製品用に開発したCOBOLコンパイラのことです。

    主に、IBM AIX、IBM z/OSをサポートしており、ハードウエアの使用率を大きくし、CPU使用率を削減させてアプリケーションのパフォーマンスを向上する特徴があります。

    日立COBOL(汎用系)

    日立COBOLとは、汎用系のCOBOLで日立製作所が自社製品用に開発したCOBOLコンパイラのことです。

    Webテクノロジーと共存が可能なアプリケーションを開発できます。JavaやXMLとCOBOLプログラムを連携する機能を提供しています。例えば、Webアプリケーションを構成する業務システム部分に、既存の実績のあるCOBOLを使用できます。

    UNIX-COBOL(オープン系)

    UNIX-COBOLとは、オープン系のCOBOLでUNIX社が提供するCOBOLコンパイラのことです。

    UNIX-COBOLは、UNIX-OSなどオープンシステム上で使用されるプログラミング言語で、既存のCOBOL資産を活用できます。

    Net COBOL(オープン系)

    Net COBOLとは、オープン系のCOBOLで富士通社が自社製品用に開発したCOBOLコンパイラのことです。

    Net COBOLは、オープン系COBOLとしてクラウドやモバイルにも対応し、高品質で高い生産性のアプリケーション開発を支援しています。

    NEC-COBOL(オープン系)

    NEC-COBOLとは、オープン系のCOBOLでNEC社が自社製品用に開発したCOBOLコンパイラのことです。

    NEC-COBOLは、メインフレーム、オフィスサーバ、UNIX、Windowsなどの幅広い分野での開発をサポートしています。Web-APサーバ連携、サーバ連携、XMLデータ連携などの機能があります。

    COBOLとは【プログラム構成の方法】


    COBOLのプログラムは、4つのDIVISIONで構成されています。

    4つのDIVISIONは、「IDENTIFICATION DIVISION.」(見出し部)、「ENVIRONMENT DIVISION.」(環境部)、「DATA DIVISION.」(データ部)、「PROCEDURE DIVISION.」(手続き部)のことで、COBOLのプログラムはこれらを順番に記述していく必要があります。

    IDENTIFICATION DIVISION.(見出し部)

    「IDENTIFICATION DIVISION.」は、プログラムの見出しとなる部分です。

    プログラムを識別するための情報を記述します。「PROGRAM-ID.」(プログラム番号)「AUTHOR.」(プログラム作成者名)「DATE-WRITTEN.」(作成日)などです。

    ENVIRONMENT DIVISION.(環境部)

    「ENVIRONMENT DIVISION.」は、プログラムの実行環境を記述する部分です。

    「ENVIRONMENT DIVISION.」には、2つのSECTIONがあります。プログラムを使用するコンピュータ名や環境変数などの定義する「CONFIGURATION SECTION.」(環境節)と、入出力ファイルの情報を記述する「INPUT-OUTPUT SECTION.」(I/O節)です。

    DATA DIVISION.(データ部)

    「DATA DIVISION.」は、変数や定数を定義する部分です。

    「DATA DIVISION.」には、3つのSECTIONがあります。「FILE SECTION.」(ファイル節)、「WORKING-STORAGE SECTION.」(作業領域節)、「LINKAGE SECTION.」(引数節)です。

    プログラムで使用するデータやファイルレコードを宣言します。

    PROCEDURE DIVISION.(手続き部)

    「PROCEDURE DIVISION.」は、実行させる処理を記述する部分です。

    「PROCEDURE DIVISION.」には、実行する手続きやエラーになった場合の処理、プログラムを終了させる処理などを記述します。

    COBOLとは【プログラム記述の方法】


    COBOLのプログラムは、1行に80桁(80カラムという)まで記述ができます。

    1行の中の80カラムは、5つの領域に分類され、ソースコードを記述できる領域が決まっています。また、行の終端にはピリオド「.」を付ける必要があります。

    英字は大文字で記述されることが一般的ですが、実際は大文字でも小文字でもどちらでも構いません。

    5つの領域

    1行の中の80カラムは、5つの領域に分かれていて、一連番号領域、標識領域、A領域、B領域、プログラム識別領域があります。

    1.「1~6カラム」が一連番号領域です。ここはコーディングする必要はありません。
    2.「7カラム」が標識領域です。コメントを記述します。
    3.「8~11カラム」がA領域です。DIVISIONやSECTIONの見出しなどを記述します。
    4.「12~72カラム」がB領域です。命令文や処理を記述します。
    5.「73~80カラム」がプログラム識別領域です。コメントを記述します。

    記述可能な文字

    COBOLでは、特定の文字や記号しか受け付けられません。

    COBOLで使用可能な文字と記号は次の通りです。

    1.数字:例)0 1 2 ・・・ 9
    2.英大文字:例)A B C ・・・ Z
    3.英小文字:例)a b c ・・・ z
    4.カナ文字(半角):。「」・・・アイウ・・・ワヲン゛
    5.漢字:使用可能な漢字は機種に依存します
    6.空白
    7.特殊文字:例)+ – * / = \ , ; . “ ( ) > < :

    COBOLのサンプルプログラム

    COBOLのサンプルプログラムをご紹介します。

    以下のサンプルプログラムでは、たし算(加算)、ひき算(減算)、かけ算(乗算)、わり算(除算)を行っています。

    サンプルプログラムの実行結果

    サンプルプログラムを実行した結果は、以下のようになります。

    COBOLとは【まとめ】


    今回はCOBOLについて説明してきました。

    COBOLは古くからあるプログラミング言語ですが、現在でも金融や証券などのシステムで使用されています。しかし、その一方で、エンジニアの数が非常に少ないという現状もあります。

    COBOLは、人間の言葉に近い文法で記述できるという特徴があり、理解しやすい言語になっているので、ここで習得して活用できるようにしておきましょう。

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