Java if文 複数条件

- システム
エンジニア - Javaのif文はどのようなことができるのでしょうか。
- プロジェクト
マネージャー - 処理を変更をすることができます。
Javaのif文について
Javaのif文について説明します。まずif文とはプログラムにおいて、特定の場合のみ処理したり、値によって処理を変更するためのコードです。Javaのif文に興味があるかたはご覧ください。
if文で処理を変更する方法
Javaではif文を使うことで、そのあとの処理を変更することが可能です。下記のプログラムはランダムで数値を取得し、0なら今日、0以外ならば別の日という文字列が代入されるプログラムとなっています。
実際に処理を変更してみます。
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package gga; //ランダムを使う為に必要となります import java.util.Random; public class GGAJIF { public static void main(String[] args) { Random RDnum = new Random(); //if文の条件分岐用 int i = RDnum.nextInt(2); System.out.println(i + "がランダムで選ばれました"); //文字列代入用 String Daystr; //if文 if(i == 0) { Daystr = "今日"; }else { Daystr = "別の日"; } System.out.println(Daystr + "にしませんか。"); } } |
実行結果:
1がランダムで選ばれました
別の日にしませんか。
このように値で処理する内容を変更することが可能です。
条件文を追加する方法
Javaのif文では条件文を追加することで、複数の処理内容に分岐することができます。
実際に条件文を追加してみます。
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package gga; //ランダムを使う為に必要となります import java.util.Random; public class GGAJIF { public static void main(String[] args) { Random RDnum = new Random(); //if文の条件分岐用 int i = RDnum.nextInt(11); System.out.println(i + "がランダムで選ばれました。"); //文字列代入用 String Daystr; //if文 if(i == 0) { Daystr = "今日"; }else if(i == 1) { Daystr = "明日"; }else if(i == 10) { Daystr = "なかったこと"; }else { Daystr = "別の日"; } System.out.println(Daystr + "にしませんか。"); } } |
実行結果:
10がランダムで選ばれました。
なかったことにしませんか。
条件文に新たに1の場合と10の場合を追加しました。else ifを使うことで複数の条件文を記述することができます。
複数条件にする方法
javaのif文では複数条件にすることができます。if文に||や&&を使うことで条件を追加することができ、複数条件にすることができます。
||がorになっており、複数条件のどれか一つでも当てはまっていたらif文の中に入ります。
&&はandになっており、複数条件の条件すべて当てはまっていたらif文の中に入ります。
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package gga; //ランダムを使う為に必要となります import java.util.Random; public class GGAJIF { public static void main(String[] args) { Random RDnum = new Random(); //if文の条件分岐用 int i = RDnum.nextInt(11); boolean condition = true; int j = RDnum.nextInt(2); if(j == 1) { condition = false; } System.out.println(i + "がランダムで選ばれました"); //文字列代入用 String Daystr; //if文 if(i == 10 || i == 9 || condition == false) //複数条件 (i == 10 or i == 9 or condition == false) { Daystr = "なかったこと"; } else if(i == 0) { Daystr = "今日"; }else if(i >= 1 && i <= 5) //複数条件 (i >= 1 and i <= 5) { Daystr = "明日"; }else { Daystr = "別の日"; } if(condition == false) { System.out.println("体調が悪いので" + Daystr + "にしませんか。"); }else { System.out.println(Daystr + "にしませんか。"); } } } |
実行結果:
10がランダムで選ばれました
体調が悪いのでなかったことにしませんか。
if文の条件に||や&&を書くことでもう一つ条件を追加することができました。
if文の否定を使う方法
Javaのif文では否定を使うことができます。例えばAとBが違う値だった場合は処理をするというのを、否定を使わないで記述すると以下のようになってしまいます。
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int A = 0; int B = 1; if(A == B) { }else { System.out.println("値が違います。"); } |
条件に当てはまっていた場合の処理には何も記述せず、条件に当てはまらなかった場合の処理だけ記述という形になってしまいます。
今度は否定を使ってみます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
int A = 0; int B = 1; if(A != B) { System.out.println("値が違います。"); } |
否定である!を使うことで不要な部分を書く必要がなくなりました。
では、実際にJavaのプログラムに組み込んで使ってみます。
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package gga; //ランダムを使う為に必要となります import java.util.Random; public class GGAJIF { public static void main(String[] args) { Random RDnum = new Random(); //if文の条件分岐用 int i = RDnum.nextInt(11); boolean condition = true; int j = RDnum.nextInt(2); int ATime; int BTime; ATime = RDnum.nextInt(25); BTime = RDnum.nextInt(25); if(j == 1) { condition = false; } System.out.println(i + "がランダムで選ばれました"); //文字列代入用 String Daystr; //if文 if(i == 10 || i == 9 || condition == false) //複数条件 (i == 10 or i == 9 or condition == false) { Daystr = "なかったこと"; } else if(i == 0) { Daystr = "今日"; }else if(i >= 1 && i <= 5) //複数条件 (i >= 1 and i <= 5) { Daystr = "明日"; }else { Daystr = "別の日"; } if(condition == false) { System.out.println("体調が悪いので" + Daystr + "にしませんか。"); }else { //否定を使ったif文 if(ATime != BTime) { Daystr = Daystr + "の" + ATime + "時"; } System.out.println(Daystr + "にしませんか。"); } } } |
実行結果:
1がランダムで選ばれました
明日の12時にしませんか。
このようにATimeとBTimeが違う場合という否定を使用する事ができました。
複数条件で否定を使う方法
Javaのif文では複数条件でも否定を使うことができます。先ほどのプログラムだと少し不十分であるため、否定の文と通常の文を複数条件にする必要があります。
実際に変更してみます。
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package gga; //ランダムを使う為に必要となります import java.util.Random; public class GGAJIF { public static void main(String[] args) { Random RDnum = new Random(); //if文の条件分岐用 int i = RDnum.nextInt(11); int j = RDnum.nextInt(2); boolean condition = true; boolean falseflg = false; int ATime; int BTime; ATime = RDnum.nextInt(25); BTime = RDnum.nextInt(25); if(j == 1) { condition = false; } System.out.println(i + "がランダムで選ばれました"); //文字列代入用 String Daystr; //if文 if(i == 10 || i == 9 || condition == false) //複数条件 (i == 10 or i == 9 or condition == false) { Daystr = "なかったこと"; falseflg = true; } else if(i == 0) { Daystr = "今日"; }else if(i >= 1 && i <= 5) //複数条件 (i >= 1 and i <= 5) { Daystr = "明日"; }else { Daystr = "別の日"; } if(condition == false) { System.out.println("体調が悪いので" + Daystr + "にしませんか。"); }else { //否定を使ったif文 if(falseflg == false && ATime != BTime) { Daystr = Daystr + "の" + ATime + "時"; } System.out.println(Daystr + "にしませんか。"); } } } |
実行結果:
9がランダムで選ばれました
なかったことにしませんか。
Javaの複数条件で否定を使う場合でも、否定の記述方法に変更はありません。
- システム
エンジニア - Javaでのif文の使い方がよく理解できました。
- プロジェクト
マネージャー - if文についてより理解するために、実際にプログラムで使用して動かしてみましょう。
Javaでif文を使ってみよう
いかがでしたでしょうか。Javaでは、if文を使って条件を分岐させ処理を変更することが可能です。複数条件を使えば複雑な条件を作成することもできます。
否定を使うことで、if文の条件に合わなかった場合の処理も簡単に作ることができます。
ぜひご自身のJavaのプログラムで、if文を使い条件分岐を作成してみてください。
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