SalesforceでURLをエスケープする方法をご紹介します!

この記事でわかること
URLのエスケープとは?
URLを記述する際に、そのままでは扱うことのできない「特殊文字」を使用可能な通常の文字として扱うことを「エスケープ」といいます。
文字の中には、URLを記述する際に使用すると特殊な意味をもってしまい、使用することのできない文字があります。それが「特殊文字」です。「特殊文字」を含むURLを記述する際は、「特殊文字」を「エスケープ」しないと適切にURLを記述できません。
SalesforceでURLをエスケープする方法
SalesforceでURLをエスケープするには、エスケープしたい特殊文字の前に「¥(バックスラッシュ)」を付けます。
Salesforceを開発する言語として、主にSOQLが使用されています。SOQLでは、エスケープしたい特殊文字の前に「¥(バックスラッシュ)」を付けるだけで、特殊文字が通常の文字として扱われ、適切にURLを記述することが可能です。
SalesforceでURLをエスケープする方法-具体例
Salesforceでエスケープする際の具体例をご紹介します。
Salesforceで、http://[salesforce].jpを記述したいとします。この場合は、[]の2文字が特殊文字であるため、URLが無効となってしまいます。
そのため、http://\[salesforce\].jpと記述することが必要です。こうすることにより、[]の特殊文字が通常の文字と認識されます。
Salesforceで使えるエスケープシーケンス
URLを適切に記述する以外にも、エスケープ文字を使用することでさまざまな意味をもったエスケープシーケンスをクエリ構文上で使用できます。
以下では、Salesforce開発の際に使用するSOQLで使用できるエスケープシーケンスをご紹介します。
エスケープシーケンス一覧
Salesforceでは以下のエスケープシーケンスをクエリ構文上で使用できます。
¥nまたは¥N⇒改行
¥rまたは¥R⇒行頭復帰
¥tまたは¥T⇒タブ
¥bまたは¥B⇒バックスペース
¥fまたは¥F⇒フォームフィード
¥”⇒1 つの二重引用符文字
¥”⇒1 つの一重引用符文字
¥¥⇒バックスラッシュ
LIKE 式のみ: ¥_⇒1つのアンダースコア文字 ( _ )
LIKE 式のみ: ¥%⇒1つのパーセント記号文字 ( % )
Salesforceで業務を効率化しよう!
今回は、SalesforceでURLをエスケープする方法をご紹介しました。
この記事でご紹介した内容以外にもURLを記述する際にはいくつかルールがあります。是非調べてみてください。
Salesforceは、情報の共有等を通して作業効率を高めることのできるクラウドベースのプラットフォームです。Salesforceを活用して業務を効率化していきましょう。