Salesforceの差分機能について|設定方法とメリットを解説
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Salesforce差分とは?
Salesforceでは、情報源となるデータの形式は、差分の機能を使う形を取っています。多くのファイル形式で取られている形ですが、ファイルの先頭にメタデータを保管する領域があり、規定の形式によって既存値のデータと一緒にメタデータが格納できるような作りになっています。
Salesforceでもこの方式を取って、メタデータが用意されています。これがデータとセットで保管される形をとっており、両者を比較する機能がSalesforceの差分機能となっています。
メタデータとは?
メタデータとはあらかじめ設定されている規定値データに対して、データの属性や関連情報を表すデータです。例えばタイトルや著者名、作成日など、更新する可能性のあるデータがメタデータと呼ばれるものにあたります。
差分とは?
同じ種類の2つのデータを比べた場合にみられる差、または違いのことを差分といいます。差分は「さぶん」と読み、比較したデータの相違点をまとめたものです。
例えば、データを編集したり更新した場合に、その前後で違ってくるデータの差をまとめたものなどが差分と呼ばれています。
差分の機能によって、新旧2つのファイルの違いや修正点、改正した部分などがどこで行われているのかを見つけ出すことができます。
Salesforceにおける差分機能・設定・使用方法
Salesforceの差分機能はベータ版で、差分機能を使うためにはSalesforce CLI追加プログラムをインストールする必要があります。
使用環境による違いはありますが、macOSでは .pgkファイルをダウンロードし、クリックすることでインストールが可能になります。Windowsでは .exeファイルの使用によりインストールが可能になります。Windowsインストーラをダウンロードして実行することが可能です。
開いているファイル上で右クリックすると、メニューオプションのウィンドウが開きます。SFDXの項目が差分の表示になっています。
差分を使うメリット
Salesforceの差分機能を使うメリットとして挙げられるのは、バージョン管理が可能になることです。
差分によってデータの差をまとめたものを保存することにより、その都度ファイル全体を作成する手間が省けます。このような更新した最新の情報を検索できるようにすることをバージョン管理といいます。
バージョン管理によって、効率的な管理が可能になるのは大きなメリットです。プログラムの開発や修正もスムーズに行うことができるようになりますし、文書管理にも適しています。
Salesforce差分機能を知って使いこなそう
Salesforceの差分機能を使うことによって、データの可視化も高まり、バージョン管理が効率的に行えます。差分機能を使いこなして業務の改善につなげてみましょう。
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