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SalesforceにおけるLEN関数の使用方法と使用例を解説

2021年02月15日

SalesforceにおけるLEN関数とは?


LEN関数とは文字列の長さ、すなわち文字数を数値で返す関数です。

Salesforceでは日付や時間、数値、パーセント、文字列など、複数のデータ型を使用できます。その中でも文字列を取り扱う場合には、文字列の文字数を得たり文字列内を検索したりといった文字列操作をすることがあります。

Salesforceでは、そのような文字列操作のための関数が用意されています。

文字列操作関数の中でもLEN関数は文字列の文字数を得るための関数で、例えばAPI参照で得られる取引先名やサービス名等の他、任意の文字列、数式の文字数を得る場合に利用できます。

それではLEN関数の概要や使用方法などについて見ていきましょう。

SalesforceにおけるLEN関数の使用方法


LEN関数は所定の構文に従って使用する必要があります。

ここではLEN関数の使用方法として構文と、その使用例、注意事項を解説します。

複数の使用例を元に、各ケースにおける使用方法を見ていきます。注意事項では引数のデータ型や空白文字の取扱いについても確認します。

LEN関数の構文

LEN関数を使用する際の引数には文字数をカウントしたい任意の文字列を与えます。

下記構文に従い、引数に文字数をカウントしたい文字列を与えることで、その文字数が得られます。

引数textには文字数をカウントしたい文字列として、リテラル値やAPI参照名、数式等を与えます。

LEN関数の使用例

LEN関数の使用例と返値を解説します。

LEN関数は以下のように使用します。リテラル値、API参照名、数式のそれぞれを引数に与える場合について、具体的な構文と返値を見ていきましょう。
リテラル値の文字数をカウントする場合

文字数をカウントしたいリテラル値を引数に与えて文字数をカウントします。

返値はそれぞれ、1行目は”Salesforce””の文字数10、2行目は”Hello””の文字数5、3行目は”090-1234-5678″”の文字数13です。

返値はそれぞれ、1行目は”取引先名称””の文字数5、2行目は”○△株式会社””の文字数6、3行目は”山田太郎””の文字数4です。

空文字を与えた場合の返値は0です。
API参照名の文字数をカウントする場合

リテラル値の文字数をカウントする場合と同様に、文字数をカウントしたいAPI参照名を引数に与えて文字数をカウントします。

下記例では、API参照名EmailAddressを引数に与えて文字数をカウントしています。

返値はEmailAddressで参照される文字列の文字数です。例えばEmailAddressで参照される内容が”info@xyzcompany.com””であれば返値は19です。
数式の文字数をカウントする場合

リテラル値やAPI参照名と同様に、文字数をカウントしたい数式を引数に与えて文字数をカウントします。

下記例では、二つのAPI参照名と文字列を文字列連結演算子 & で連結する数式を引数に与えて文字数をカウントしています。

返値はAccountで参照される文字列、””-“”、AccountCodeで参照される文字列を連結した文字列の文字数です。例えばAccountで参照される内容が”XYZ company””、AccountCodeで参照される内容が”ac0123″”の場合は連結された文字列が”XYZ company-ac0123”となり返値は18です。

LEN関数使用上の注意事項

LEN関数を使用する場合には、空白文字の取り扱いと引数のデータ型について注意が必要です。

LEN関数はシンプルな関数ですが、空白文字と引数のデータ型について、使用する上での注意事項があります。それぞれの注意事項を使用例と合わせて見ていきましょう。
空白文字の取り扱いについての注意事項

LEN関数では、引数で与えられた文字列に空白文字が含まれる場合は空白文字も1文字としてカウントされます。

空白文字を含んだ文字列の文字数をカウントする例です。

引数に与えられた文字列それぞれの先頭と末尾、中間に空白文字が含まれています。このような場合の返値は、空白文字を含めた文字数となり、1行目は文字数11,2行目も文字数11,3行目は文字数12,4行目は文字数11です。
空白文字を除外してカウントしたい場合

空白文字を除外してカウントしたい場合には、SUBSTITUTE関数など、他の関数と組み合わせて使用する必要があります。

例えば空白を除外して文字数をカウントする場合は、SUBSTITUTE関数で空白文字を空文字に置き換えてからLEN関数で文字数をカウントします。

下記例では、引数に与えられたAPI参照名Text内の空白文字を空文字に置き換えた上で、文字数をカウントしています。尚、1バイト文字と2バイト文字は区別されるので、取り扱いたい空白文字によって使い分けています。

引数のデータ型についての注意点

LEN関数は文字数をカウントするので、引数には文字列を与える必要があります。

数値を文字として見た場合の文字数をカウントしたい場合には、TEXT関数を組み合わせて数値を文字列に変換してからLEN関数を使用しましょう。

例えばTEXT関数と組み合わせて数値の文字数をカウントする場合はこのようになります。

数値はTEXT関数で文字列に変換されるので、返値はそれぞれ、1行目は”10000″”の文字数5、1行目は”0.5″”の文字数3、1行目は”-10″”の文字数3です。
API参照名を引数に与える場合のデータ型の注意点

LEN関数の引数に与えるAPI参照名のデータ型も、文字列の必要があります。

データ型が文字列ではないAPI参照名の文字数をカウントしたい場合には、数値と同様にTEXT関数を組み合わせて、文字列に変換してからLEN関数を使用しましょう。

例えば、TEXT関数と組み合わせて今日の日付の文字数をカウントする場合は、このようになります。DAY関数の返値のデータ型は日付型なので、TEXT関数を使ってDAY関数の返値を文字列に変換しています。

今日の日付が20日の場合はDAY関数の返値が数値の20でTEXT関数の返値は””20″”になるため、LEN関数の返値は”20″”の文字数2です。

LEN関数を活用しよう!


今回は、SalesforceにおけるLEN関数について解説しました。

いくつかの使用例を元にLEN関数の使い方を見てきました。これらの例を見ると、LEN関数は単純な構文で文字数をカウントできることが分かります。

文字列の文字数を返すLEN関数はSalesforceで使用できる基本的な文字列操作関数の一つです。任意のAPI参照名に格納されている文字列の一部を取り出したり置き換えたりする場合など、文字列操作においては利用頻度の高い関数ですので、是非活用できるようにしておきましょう。


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