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Salesforceのカスタムコンポーネントの使い方・ページテンプレートとの違い
Salesforceのカスタムコンポーネントとは
カスタムコンポーネントとは、任意に作成した複数のコードを1つのメソッドにまとめたものの事です。Salesforce上で何度も同じコンポーネントを利用出来る為、同様の操作を繰り返す際も1からコードを書く必要がありません。
カスタムコンポーネントに関する詳細はSalesforceのコンポーネント参照ダイアログから確認出来ます。そのため、暫く経ってからコード等の内容を再び閲覧する事が可能なのです。
ページテンプレートとの違い
Salesforceには、似たような機能に「ページテンプレート」があり、カスタムコンポーネントと同じ様に使えます。但し、カスタムコンポーネントとは異なるポイントが2点ほどあります。
1点目は、内容の詳細を閲覧する時に設定タブから見る必要がある事です。参照ダイアログは用意されていません。
2点目は、属性の値を任意に決定及びテンプレートに情報を渡す事が出来ない事です。これに対し、カスタムコンポーネントであればマークアップの表示及びコードの実行内容を自分好みにカスタマイズする事が出来ます。
カスタムコンポーネントの使い方
Salesforce上でカスタムLightningコンポーネントを作成するには、まずLightning ページとLightning アプリケーションビルダーとの両方で使用出来る様にする必要があります。
その為にはまずコンポーネントがLightningのページ及びアプリケーションと互換性を持つ様に設定してあげる事が必要になってきます。そうするにはLightning Web コンポーネントでプログラムを作成(コーディング)します。
それが完了すれば、後はご自身のドメインを相手のユーザーも閲覧出来る様にするのみです。この時、ドメインは既に有効となっていますので、設定を変更しないで下さい。ドメインがロックされてしまう事があります。
カスタムコンポーネントのインストール方法
用意されたカスタムコンポーネントをインストールするには、Trailhead Playgroundを起動させる必要があります。
そうすると「パッケージのインストール」タブが表示されるはずですので、そこをクリックします。項目に必要事項を入力して、最後にインストールタブをクリックすれば作業完了です。
カスタムコンポーネントを追加する
インストール出来たら、ページにカスタムコンポーネントを追加しましょう。まず、クイック検索からLightningアプリケーションビルダーを選択します。
続いてページ横の編集タブをクリックしたら、追加したいコンポーネントをコンポーネントリストの中に入れます。
更に様々な設定をカスタマイズした上で、最後に進行中のTo Do をオフモードにして保存すれば作業完了てす。
カスタムコンポーネントを使ってこそ理解出来る
「カスタムコンポーネント」は概念こそ雲のように掴みどころが無く理解しづらいですが、Salesforceユーザーにおいては使えれば良いのです。
今回はカスタムコンポーネントをどの様に設定すれば使えるかをご紹介しました。コーディングは必要になってきますが、使いこなせる様になれば格段にSalesforceの運用効率が上がります。
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