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クラウドストレージ

Azure Filesとは?クラウドのファイル共有サービスの使い方

2020年09月30日

クラウドサービスを利用する大きな目的のひとつに、ファイルストレージサービスの利用があるのではないでしょうか。ファイルストレージの運用は煩雑になりがちですが、情報セキュリティの対策は必ず行う必要があります。
今回は、Azure Filesというストレージサービスの概要や使用方法を確認していきます。

PG
Azure Filesを使うメリットはたくさんあると聞きました。具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
PL
フルマネージドサービスなので、管理がとても簡単な点がまず挙げられるでしょう。また、共有スナップショット機能を使用すれば、定期的なバックアップも簡単に取得できます。

Azure Filesの概要

Azure Filesとは、Azureストレージサービスのひとつであり、フルマネージドクラウドファイル共有サービスです。SMB3.0とHTTPSを使用して、保存・転送中データの保護を行うため、比較的シンプルかつ安全なファイルストレージサービスだといえます。

Azureストレージサービスの中でも、Azure Filesはファイル共有用のサービスです。場所や端末に限定されずアクセスできるのは、大きなメリットではないでしょうか。また、業界標準のSMBを利用しているため、Windows、Linux、macOSといった主要OSからのアクセスが可能です。

Azure Filesを活用することで、オンプレミスにあるファイルサーバやNASから簡単にデータを移行することができます。Azure Files AD認証との連携機能も活用できれば、Active DirectoryとAzure Filesを連携させたアクセス制御も可能です。

さらにフルマネージドサービスであるため、ハードウェアやOSの管理が不要です。セキュリティパッチの適用も特に意識する必要がないので、管理者にとってはありがたいサービスだといえるでしょう。

Azure Filesの価格

Azure Storageのサービス価格はサブスクリプションの形態をとっているので、容量やオプションを使用した分だけ金額は上がります。まずは基本的なサービスから試してみましょう。

レベル 概要
Premium 高いスループットと短い待機時間で、I/O 集中型のワークロードを実現。高パフォーマンスのSSDベースのストレージで提供されます。
トランザクション最適化 待機時間を必要としない、トランザクション負荷の高いワークロードを可能にします。ファイルストレージを必要とするアプリケーションやバックエンドストレージに適しています。
ホット チーム共有やAzure File Syncなどの汎用ファイル共有シナリオ用に最適化されたストレージです。
クール オンラインアーカイブストレージ向けに最適化された、コスト効率に優れたストレージです。

データストレージ価格

 PREMIUMトランザクション最適化ホットクール
保存データ
(GiB/月)
¥32.256
(プロビジョニング済みGiBあたり)
¥6.72
(使用済みGiBあたり)
¥3.36
(使用済みGiBあたり)
¥2.52
(使用済みGiBあたり)
スナップショット
(GiB/月)
¥2.68
(使用済みGiBあたり)
¥6.72
(使用済みGiBあたり)
¥3.36
(使用済みGiBあたり)
¥2.52
(使用済みGiBあたり)
保存メタデータ
(GiB/月)
無償無償3.2043.204
※冗長性:LRS リージョン:東日本 通貨:日本円

トランザクションとデータ転送の価格

 PREMIUMトランザクション最適化ホットクール
トランザクションの書き込み(10,000件あたり)無償¥1.68¥7.28¥14.56
トランザクションの一覧表示(10,000件あたり)無償¥1.68¥7.28¥7.28
トランザクションの読み取り(10,000件あたり)無償¥0.168¥0.5824¥1.456
その他すべての操作(10,000件あたり)無償¥0.168¥0.5824¥0.5824
データ取得(GiBあたり)該当なし該当なし該当なし¥1.12
早期削除(GiBあたり)該当なし該当なし該当なし¥2.52
※冗長性:LRS リージョン:東日本 通貨:日本円

Azureファイル共有を作成する方法

ここからは、Azure Filesを使ってファイル共有を作成する方法を紹介します。

ストレージアカウントの作成

まずはAzure Portalからストレージアカウントの作成をする必要があります。
1. 「ストレージアカウント」と検索し、「追加」をクリックします。

ストレージアカウントの追加

2. 必要事項を入力し、ストレージアカウントを作成します。

必要事項の記入

ファイル共有の作成

次に、作成したストレージアカウントを選択します。
3. ストレージアカウントページにあるメニューで、[ファイル共有]をクリックします。

ファイル共有

4. ファイル共有ページが表示されます。[ファイル共有]をクリックし、名前と層を入力します。

ファイル共有の作成

5. 作成されたファイル共有のページに移動し、[アップロード]をクリックすることでファイルをストレージに移すことができます。

ファイルのアップロード

PG
Azure Filesを使ってみたくなりました。使うメリットが豊富そうですね。早速、上司に導入を提案してきます。
PL
クラウドサービスを使ったファイル共有はインターネットにさえつながっていれば、手軽に利用できますからね。早めに導入を検討する価値は十分にあります。

Azure Filesの導入を検討してみましょう

Azure Filesは使い勝手が良いファイル共有サービスです。インターネットに接続されていれば、場所や端末に縛られずに利用でき、Active Directoryとも連携できます。フルマネージドサービスなので管理も簡単でバックアップも定期的に行えるなど、サービスがとても豊富です。この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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