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文系でもシステムエンジニアになれる?開発工程5つと磨くべきスキル4つ

2020年04月23日
SE
文系でもシステムエンジニアになれますか?
PM
文系でもシステムエンジニアになることはできます。最近は慢性的な人材不足により、文系出身のエンジニアも増えています。

システムエンジニアとは

システムエンジニアは顧客からの要望をヒアリングして、設計書や仕様書を作成するなどのシステム開発の上流工程を担います。また、開発の進捗や人員、予算などを管理するマネジメント業務をすることもあります。さらに、システムエンジニアの仕事の幅は広く、職場によってはプログラマーのようにプログラミングをすることもあるため、システムエンジニアとプログラマーの仕事の違いがわからないという人もいるでしょう。

文系でもシステムエンジニアになれる?

システムエンジニアといえば、理系の職業というイメージを持たれがちですが、今では文系からシステムエンジニアになる人も増えています。文系のシステムエンジニアが増えた理由には、IT業界の慢性的な人材不足や、IT業界の将来性の高さなどがあるでしょう。また、システムエンジニアには、顧客の要望を聞き出すコミュニケーション能力が必要ですので、文系の方が向いている一面もあることが理由の1つとしてあります。

システムエンジニアの開発工程5つ

システムエンジニアの仕事は幅が広いでしょう。また、職場によってその仕事内容の範囲が変わることもあります。しかし、システム開発の上流工程の仕事をするという基本はあります。そのシステムエンジニアの基本の仕事内容には、主に5つの工程があります。

工程1:要求分析と要件定義

システムエンジニアは、まず顧客からヒアリングし、要望を分析します。要望を分析することで、顧客が求めている機能を明確にして、それにかかる費用や期間などを検討します。また、顧客は必ずしもITの知識を十分に持っているとは限らないため、無理難題を要望することもあるでしょう。そのような場合に、できないことを説明したり、代替案を提案したりするなどもシステムエンジニアの仕事となります。

工程2:基本設計

顧客の要望を明確にできれば、次はその要望に応えるための大まかなシステムを設計します。この基本設計によって、必要な機能、操作方法や表示方法などの仕様が決まっていきます。また、基本設計する前後で設計書や仕様書も作られます。その後は、設計書や仕様書を元にシステムを組み上げていくことになるでしょう。

工程3:詳細設計

基本設計が決まれば、必要な機能を加えていく詳細設計に移ります。設計ができれば、プログラマーが設計書や仕様書などを元にプログラミングをして、システムを組み上げていきます。このとき、職場によりますが、システムエンジニアは進捗管理に集中することもあれば、プログラマーと同じくプログラミングすることもあるでしょう。

工程4:テスト

システムが完成すれば、仕様通りに動作するかテストします。1つのシステムでも、複数のプログラムが、複雑に絡み合っているため、いろいろな角度からテストし、バグやエラーが見つかれば修正します。また、テストはシステムが完成したときだけでなく、機能ごとに行ったり、プログラミングの最中に必要に応じて行ったりするので、何度も繰り返されることになります。

工程5:納品

さまざまなテストが終わって、問題がなければ納品となります。しかし、企業や製品によっては完成品を渡すだけでなく、顧客の持つ実環境で動作するように、テスト・導入することもあります。また、システムの説明やメンテナンスなど、サポートする場合もあるでしょう。

文系のシステムエンジニアが磨くべきスキル4つ

システムエンジニアというと、理系の仕事というイメージがあったでしょう。しかし、今ではいろいろな理由によって、文系でシステムエンジニアを目指す人も増えてきています。文系の人がシステムエンジニアとして採用された際は、理系とは違った能力を期待されている場合もあるので、磨くべきスキルが理系と異なる可能性があるでしょう。

スキル1:技術力

文系と理系では、システムエンジニアとして期待される能力が異なる場合があります。しかし、プログラミングやIT知識など、共通して求められる部分もあります。システムエンジニアは主に設計し、プログラミングはプログラマーが行いますが、設計や仕様を決めるためには相応の技術と知識も必要でしょう。そのため、技術力は、文系・理系に関係なく常に磨いていくべきスキルです。

スキル2:コミュニケーション力

システムエンジニアは、まず顧客からヒアリングし、要望を分析します。要望分析は上流工程の中でも、さらに上流に位置するので非常に重要です。しかし、顧客が必ずしも説明上手とは限らず、必要な情報が出てこないということもあります。そのような場合に、顧客から必要な情報を引き出す高いコミュニケーション能力が必要となります。このコミュニケーション能力は理系よりも文系の人の方が得意分野としている場合が多いでしょう。

スキル3:マネジメント力

システムエンジニアとプログラマーは、頻繁に多忙な状況に陥ってしまうため、作業の流れが混乱し、乱れたりすることで仲間同士が衝突する原因になってしまうこともあります。システムエンジニアは、開発チームをまとめる役割もあるので、作業が円滑に進められるようにマネジメントする能力も求められるでしょう。

スキル4:文章力

システムエンジニアで意外に必要となるのが説明力と文章力です。システムエンジニアは設計書や仕様書を作り、プログラマーに説明をすることになります。その際には、わかりやすい設計書や仕様書を作るために、説明力と文章力が必要でしょう。これらの能力がないと、プログラマーが解釈を間違えて、システムエンジニアの思う仕様通りにシステムができない可能性があるからです。

文系がシステムエンジニアに不利だとされる点3つ

コミュニケーション能力やマネジメント能力を期待して、文系の人をシステムエンジニアとして採用する企業があります。しかし、それでもシステムエンジニアには、理系の仕事というイメージが根強く残っています。これは、文系と理系では、どうしても文系が不利になってしまう要素があるからでしょう。ですが、その不利な要素を把握することで対策を立てることも可能です。

1つ目:文系には数学が苦手な方が多い

文系の人にも数学が得意な人はいます。しかし、文系と理系の大学では、数学系や情報系に触れる時間が大きく異なります。そのため、数学系や情報系の知識が必要となるシステムエンジニアでは不利になってしまうことがあります。しかし、システムエンジニアでは数学的能力も重要ですが、コミュニケーション能力、マネジメント力なども必要なので、文系の人はこれらをアピールするようにしましょう。

2つ目:ITへの基礎知識を学んだことがない

上記で述べた通り、文系と理系の大学では数学系や情報系に触れる時間に大きな差があります。また、大学や学部によっては情報系に触れることが全くなく、ITの基礎知識を学ぶ機会がないという人もいます。そのため、文系が不利になってしまいます。しかし、ITやプログラミングの基礎知識を学ぶ方法には、書籍や学習サービス、スクールなどいろいろな方法があるので、文系の人は自らこれらを活用して学習しておきましょう。

3つ目:プログラミングの経験がない

文系の場合、大学や学部によっては情報系に触れる機会が全くないという場合もあります。そのため、ITの基礎知識を学ぶ機会がなく、プログラミングの経験もないという文系の人もいるでしょう。知識も経験もない状態では、さすがに不利な状況は避けられません。そのため、書籍や学習サービス、スクールなどを活用して、自ら学習をしておきましょう。

SE
プログラミングはもちろん、文章力など文系のスキルも活かしていきたいですね。
PM
そうですね。理系出身のエンジニアとは異なる強みをもって武器にするのもいいですね。

努力次第で文系でもシステムエンジニアになれる

システムエンジニアは理系の仕事というイメージがあります。しかし、システムエンジニアに必要なのは数学的能力だけではありません。他の能力を期待して文系の人が採用されることもあるでしょう。また、文系は理系と比べるとシステムエンジニアになるには、不利な要素がありますが、努力次第で対応できる部分もあるので、文系だからとシステムエンジニアになることを諦める必要はありません。


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