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IT業界の志望動機の考え方|5つの例文と避けるべき内容4つを紹介

2020年05月07日

SE
IT業界への就職活動をする際に、志望動機をどう伝えれば成功するでしょうか?

PM
まずはIT業界について理解し、自分の特徴と結び付けられるポイントを探してみましょう。

近年のIT業界の動向


近年、急速に発展した情報通信技術(ICT)を活用して、スマートコミュニティとしての社会を成熟させていくためは、IT業界関係者の大きな力が必要です。しかし、圧倒的にITエンジニアが不足し、常に供給不足の状態が続いています。そのため、各自治体を初めとして、多くの企業や団体がIT人材の確保・育成を課題としています。そんなIT業界の事業内容や志望動機の書き方について見ていきましょう。

IT業界の主な事業4つ


IT業界には、さまざまな事業内容があります。自社のネットワークシステムの構築・管理から、Webデザインやアプリケーションの設計・構築を担う業務など、一口にIT業界と言っても、多種多様で独特な業務内容と文化があります。業務の請負方法も、内部の自社社員から外部委託業者、独立したフリーランスまで、さまざまな形態で業務を請け負うことで、供給過多なIT業界の業務に対応しています。

1:ハードウェア

パソコンやその周辺機器、スマートフォン、タブレットなどのハードウェアを設計・構築していく業務です。ビジネスシーンでも利用が進んでいるモバイル端末の業務需要は年々増加し、アプリケーションを開発できる人材が求められています。ハードウェア業界の中で求められるスキルは、プログラミングスキルなどです。

2:ソフトウェア

ソフトウェアはハードウェアの動作制御を担うため、ハードウェアの需要が増えれば、当然ソフトウェア業務も増加します。特に、スマートフォンの急速な普及により、AndroidやiOSなどの新しいOSの開発業務が増えたうえ、従来のPC関連のソフトウェアもより高度化・複雑化を要求されています。ソフトウェア業界では、高いプログラミングスキルはもちろん、顧客からの要望に対する的確な対応や交渉力も必要になります。

3:システムインテグレーション

システムインテグレーションとは、ITシステムの設計・開発、運用・保守などをトータル的に、または一部を請け負うサービスです。システムインテグレーターに必要なのは、ITの知識はもちろん、強いマネジメント能力や柔軟なコミュニケーション能力、広い視野です。このため、システムインテグレーターはIT業界で必要不可欠な存在であり、ITの知識だけでは乗り切れない仕事であると言えます。

4:ネットワーク

インターネットなどのWebネットワークは、今や世界中で欠かせないものです。インターネット業界・Web業界は業務が多種多様であり、それが魅力の1つでしょう。また、IT業界の中でも特に進化が早いため、最新技術に関する情報を取り入れて技術を習得する、その技術を活かせるノウハウを学ぶ姿勢があることが大切です。さらに、ソフトウェアに関する幅広い知識とコミュニケーション能力が必要とされています。

IT業界の志望動機の考え方5つ


どんな職種でもそうですが、採用時に重要なのは志望動機です。IT業界でもそれは変わりません。しかし、志望動機は考えれば考えるほど、良い文章が書けなくなってしまうことも多いでしょう。志望動機には、その会社を志望した理由やその会社ならではの自分が感じた魅力を伝えましょう。さらに、自分の経験などを踏まえているとなお良いでしょう。それでは、IT業界の志望動機の考え方のポイントを紹介します。

1:自身の特徴と企業や仕事の特徴を結びつける

まずは、その企業で自分が何をできるかについて、採用担当者は特に知りたいでしょう。自分の特徴や長所、スキルを紹介し、どのようにかかわりたいか、その企業の業務内容と結び付けてアピールしましょう。IT業界で働いた経験を活かして即戦力として働ける、IT業界は未経験だが自分が得意なこんなことをやりたい、と具体的にイメージしやすい言葉で伝えましょう。

2:自分が仕事でこだわりたいことを明確にする

変化が多く、多忙なIT業界の企業には、自ら学ぶ姿勢や、取り組む意欲を持った人間であると評価されることが大切です。企業によっては、たとえ新卒でも、じっくり教育している時間があるとは限りません。希望する企業で、自分は何をこだわりたいのか、どのような仕事に携わりたいのかを明確に、志望動機を伝えましょう。自らの主体性や能動性をアピールすることは、IT企業に志願するにあたり、とても重要なポイントです。

3:興味・関心・意欲をアピールする

次に、その企業に対する興味や関心、意欲をしっかりとアピールしましょう。その企業で働く以上、企業側は社員には自分の会社に誇りを持ち、常に興味や意欲を持って働いてほしいと願います。さらに、他企業ではなくその企業を選んだ理由もあると良いでしょう。他の企業にない魅力や強みを挙げれば、自分の興味や関心が採用担当者に伝わります。また、どこにでも使えそうな文章は避けましょう。

4:知識や経験のアピールは整理して簡潔にする

企業は、同じような知識や経験を持った人が複数いた場合「なぜ自社でなくてはならないのか」という志望動機を重視します。IT業界での経験がない方は特に、志望動機に力を入れるのがおすすめです。これまでの実績やスキルがある方も、アピールは自己PR欄で簡潔にまとめるのにとどめましょう。希望する企業で、一体自分がどう役に立てるのか、他社でなくその企業でなければならない理由を詰める方が、得策です。

5:最も伝えたい部分は絞って伝える

意欲を伝えたいあまり、だらだらと自分の能力や会社の魅力を志望動機に羅列するのは良くありません。自分のどんな能力を活かして、どのようにこの会社で関わりたいのか、アピールする点は1つか2つに絞りましょう。また、どこかで見たことがある定型文ではなく、自分の言葉で端的に分かりやすく伝えたほうが、好印象になります。

【業種別】IT業界の志望動機例文5つ


前述したとおり、志望動機では自分の強みをしっかりとアピールし、その企業でどのようにかかわれるかを端的に示すべきです。これは、IT業界だけでなく、どこの採用においても変わらないでしょう。さらに、採用担当者は志望動機から熱意とともに人柄を見ています。志望動機では、採用担当者に不信感や嫌悪感を抱かせないようにしましょう。それでは、IT業界の志望動機例文を業種別に見ていきましょう。

1:コンサルタントの志望動機例文

貴社の取引先は公官庁から金融までと幅広く、プロジェクトを通して多くの知識や経験に触れ、かつ社会貢献できると聞きました。私は学生時代にIT企業でアルバイトをした経験があります。その経験を活かし、微力ながらプロジェクトにかかわって問題解決の一助となれればと考えております。そして、将来的には貴社で展開されるプロジェクトのひとつを任せてもらえる存在になり、社会に貢献したいです。

2:自社サービスエンジニアの志望動機例文

貴社の商品は特殊なシステムを採用しており、大変興味を持っておりました。私は、この2年間で最新の情報処理を学んできました。実践としてはまだ経験不足は否めませんが、いずれ独自のシステムを多数実現させている貴社で、シリーズ制作に参加させていただきたいと考えております。そのために、最新の情報や貴社ならではの技術を早く習得し、将来的には貴社で自分が開発したシステムが作れるよう努力は惜しまない所存です。

3:企画開発エンジニアの志望動機例文

前職では営業に携わっておりました。企画開発エンジニアに興味を持ったきっかけは、企画開発とは、エンジニア1人でするものではなく、あくまでクライアントとの密なコミュニケーションの上に成り立つもので、私のこれまでの営業力が活かせると感じたからです。IT業界の就職や、エンジニアとしての実務経験はございませんが、今まで鍛えた営業力をもって、貴社で更なる顧客を増やすべく、尽力する所存です。

4:Webディレクターの志望動機例文

私は複数のWeb制作を経験し、現場はマネジメントの能力で大きく差がつくことを学びました。そして、理想の職場を探すより、自分がその環境を作る側に立ちたいと考え、Webディレクターを志望しました。Webディレクション業務の経験は浅いですが、Webデザインの経験から熱意と温かみのあるディレクションを心がけ、貴社の成長に貢献していきたく存じます。

5:Webデザイナーの志望動機例文

私はWebデザイナーとしての実務経験はありませんが、子供の頃からデザインが好きで、現在は独学でIllustratorとPhotoshopを使用して作品を制作しております。今後は、前職の営業職で培ったコミュニケーション能力やマーケティングスキルを活かし、Webデザイナーとしてお客様に自分のデザインを提供したいと考えて、志望しました。

IT業界の志望動機を書くときに避けるべき内容4つ


前述したとおり、IT業界の志望動機では、その企業を選んだ理由とそのエピソード、自分が企業に貢献できることなどを伝えましょう。そして、それらを含んでいない志望動機は、たとえどんなに一生懸命考えた文章でも、無駄になってしまいます。ここからは、その他にIT業界の志望動機を書くときに避けるべき内容を紹介します。

1:ライフワークバランスを全面に出し過ぎる

IT業界は残業時間が多く、過酷なイメージを持たれています。そのため、志望動機にその企業が「ブラックではない」ことを強調しすぎてしまうことがあります。また、IT業界にかかわらず、近年の若者の風潮として、ワークライフバランスを重視した働き方を選択する人は増えています。しかし、それを志望動機で強調することは、入社前から仕事よりもプライベートが大事だと伝えていることになり、おすすめできません。

2:漠然とし過ぎた内容

その企業に興味がない場合、企業の表面上の情報しか得ることしかできないため、志望動機が漠然とした内容になりがちです。これは、IT業界の志望動機だけでなく、どの業種でも言えることです。「貴社の社員の方が魅力的だと感じました」は、どのような経験でそう感じたのか、「社会の役に立ちたいです」はどのような形で役に立ちたいのか、明確かつ具体的なエピソードや事象を交えて、志望動機を作り上げましょう。

3:自己PRばかりしている

自己PRは、ただたくさん書けばいいというわけではありません。実際にそのアピールポイントが、企業でどのように活かせるかなど、入社後の展望も織り交ぜて書くことが大切です。具体的なエピソードがある場合は、1つに絞って深掘りしましょう。実績や業績は、数字などを用いて簡潔にまとめると良いです。自己PRが多すぎると、かえって印象に残りづらくなる可能性もあるので、注意が必要です。

4:受け身の姿勢が目立つ

多くのIT企業が求めているのは、自ら学び、行動する意欲のある人材です。特に変化の激しいIT業界の場合、企業も忙しく、教育にかける時間さえ惜しいこともあるでしょう。志望動機に「IT業界は未経験なので、貴社で学ばせていただきたいです」など、受け身を思わせる文章を書いてしまうと、それだけで、同じスキルを持った、主体性のある人に劣ってしまいます。IT企業には、できるだけ主体性や能動性をアピールしましょう。

SE
志望動機でライフワークに関することを強調してしまうのは良くないのですね。

PM
そうですね。自分のことをアピールする際は、長所やスキルなどにした方が良いですね。

IT業界を目指すために志望動機をよく考えよう


ICTの進歩は日進月歩です。IT業界で就職したい人やキャリアアップしたい人は、知識や技術の獲得に貪欲である必要があります。さらには、変化の激しい知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力や対応力、責任感、視野の広さなど人間力も高くなければいけません。採用担当者は、短い志望動機の中からそれを評価します。IT業界を目指している人は、それを踏まえて志望動機をよく考え、志望した企業や役職に就けるよう、努力しましょう。


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