.net column

.NET開発者のためのブログメディア
計算記号

C#のTryParseメソッドで文字列を数値に変換できるかチェックする

2020年04月09日

文字列処理において、表記された数値の文字列を数値演算可能なint型やlong型に変換したい場面はしばしばあります。数値を文字列にするのは問題ありませんが、逆はうまくいかずに例外を返すケースがあるので、例外を回避するためにチェックが必要です。

PG
文字列から数値に変換するときの例外を回避するにはどうしたら良いですか?
PL
TryParseメソッドを使って変換できるかどうかをチェックすることができますよ。その点を詳しく見ていきましょう。

TryParseメソッドの概要と使い方

C#のTryParseメソッドは、int型やlong型、byte型といった様々な型で使用することができます。それぞれ、引数で与えられたものが対象の型に変換ができるかどうかを判断し、可能ならばTrueを、できないならばFalseを返す仕様です。

変換ができない型に対して変換しようとした場合には例外が発生してしまいますが、TryParseメソッドではFalseが返るだけのため、余計な例外をCatchする必要がなくなります。
例外処理を施すにはコーディングの手間がかかり、さらに処理の負荷もかかるため、あらかじめTryParseで変換可能かどうかをチェックしてから変換するのが有効です。

実際にTryParseメソッドを使用するには

TryParseメソッドを使用する場合は、2つの引数を指定します。第一引数にはチェック対象のstring型文字列を、第二引数には変換する型の変数を入れますが、C#ではこの第二引数の前に「out」を付けるのが特徴です。変換が成功した場合には第二引数の変数に変換された数値が入るため、わざわざチェックした後に再度変換をする手間もかかりません。また、変換できない場合には0が代入されます。

実行結果

このコードでは、int型への変換に成功する文字列と失敗する文字列のパターンでそれぞれ出力結果を表示しています。

PG
変換が失敗した時のためのtry-catch節がいらないのは大きなメリットですね!
PL
確かに複雑なコードになるほど変換チェックも重要になりますから、手間を省けるのは大きいですね。

例外処理がいらない変換メソッドとして利用できる

TryParseメソッドは、通常であれば必要な例外処理を付ける必要がない上に、変換された結果も併せて処理してくれる優れたメソッドです。例外処理は発生する可能性のあるすべての例外に対して、それぞれ処理を作らなければなりません。動作確認をする上でも非常に面倒なものになるため、この手間の簡略化には大きな意味があります。


.NET分野でのキャリアアップをお考えの方は、現在募集中の求人情報をご覧ください。

求人一覧

また、直接のエントリーも受け付けております。

エントリー(応募フォーム)