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【C#入門】C#のラムダ式について基礎から解説

2020年04月21日

ラムダ式とは、C#において煩雑になりそうなデリゲードやLINQなどのメソッド記述を簡潔にするために導入されたものです。ラムダ式を利用することで、複数行にわたって記述する構文を1行にすることも可能なので、コード全体がかなりスマートになります。

PG
ラムダ式を利用したいのですが、どうやって書いたらいいですか?
PL
少し書き方にポイントがあるので、基本的なところから見ていきましょう。

ラムダ式の概要

ラムダ式はC# 3.0(Visual C# 2008)以降に導入された言語仕様で、メソッドの記述を簡潔にするためのものです。引数の指定で型推論を行ってくれるため、型名を記述しない分シンプルなコードを記述することができます。

基本構文としては左辺にパラメータを指定して=>で区切った後、右辺に式もしくは文を記述する形式です。なお、文の最後にセミコロン(;)を付けないのもラムダ式の特徴といえます。

ラムダ式のループ処理に関するサンプルコード

ループ処理を行う場合、ラムダ式による記述はいくつかパターンがあります。C#においてはForeachメソッドがよく使われるので、引数の指定方法が通常のやり方とどう違うのかを見ていきましょう。引数の型はラムダ式では省略されていることにも注目です。

実行結果

このコードでは、int配列の中にある要素にconvertallメソッドを使って1を足しています。

実行結果

このコードは、前述のconvertallメソッドをLinqのラムダ式で書き直したものです。

実行結果

このコードでは、文字配列内のすべての要素を参照して表示しています。

PG
ラムダ式を利用してみると、コードがすごく短くなって読みやすくなりますね!
PL
通常の書き方と少し違う点はありますが、慣れればメンテナンスもしやすくなるでしょう。

ラムダ式を使いこなせばコードがよりシンプルになる

ラムダ式を使う最大の利点は、コーディングの簡素化が可能になることでしょう。コードが短くなることでメンテナンス性も向上し、より扱いやすいものになります。ただし、型名の省略によって型推論が働くため、引数の名前だけで型名を推察できるように変数の命名規約を明確にしておく必要があるでしょう。


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