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SPAのシステムを構築する際に押さえておきたいポイント8つ|SPAとは?

2020年09月28日

SE
SPAについて詳しく知りたいのですが、教えていただけますか?

PM
では、ぜひとも押さえておきたいポイントと合わせて見ていきましょう。

SPAとは

SPAとは単一のWebページによってアプリケーションを構成する設計構造のことです。SPAは「シングルページアプリケーション」を略した言葉で、単一のWebページにより構成されていることで、デスクトップアプリケーションのようなユーザー体験が得られます。

 

SPAではHTMLやJavaScriptなどの必要なコードを最初にまとめて読み込むか、あるいはユーザの操作によりサーバーと通信して読み込むかのいずれかを行います。

SPAのシステムを構築する際に押さえておきたいポイント8つ

SPAのシステムを構築する際は、ポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。SPAのシステムを構築する前に、ポイントを良く知っておきましょう。SPAでシステム構築されたサイトは「JavaScript」で書き換えページ遷移されているのです。

 

すべてJavaScriptで書かれたWebアプリはHTMLと一致しない場合があります。検索エンジンやアクセス解析のチェックポイントも押さえておきましょう。

押さえておきたいポイント1:メモリリーク

SPAシステム構築では「メモリリーク」がポイントです。メモリリーク( memory leak)とはプログラミングバグの一種で、メモリ領域の解放を忘れたまま放置して起こる不具合です。

 

SPAシステム構築では、JavaScriptのメモリリークが起きやすいのです。適度にメモリを開放してリフレッシュさせ、メモリリークを避けましょう。

押さえておきたいポイント2:パフォーマンス

SPAのシステムは、パフォーマンスが向上します。SPAのシステムでは、コンテンツの切り替えにブラウザのページ遷移を行ないません。JavaScriptでHTMLの一部を差し替えることでコンテンツの切り替えをするのが特徴です。

 

そのため、パフォーマンスの向上が可能になっているのです。必要ない部分を再読み込みせずに対象のコンテンツだけ遷移させることで、表示速度を向上させています。

押さえておきたいポイント3:フレームワークロックイン

SPAのシステムでは、フレームワークロックインを念頭におきフレームワークを選びましょう。フレームワークとはアプリケーションの土台のことで、ここに必要な機能を追加して開発していきます。ロックインとは、現在使用しているものから別のものへ入れ替えが困難なことです。

 

SPAのシステムを構築する際には、アプリケーションに有効なJavaScriptフレームワークを選択することが重要になってきます。

押さえておきたいポイント4:セキュリティ

SPAのシステムの構築では、セキュリティもポイントになります。セキュリティとは「安全保障」「防犯」のことで、SPAのシステムの構築でも重要なポイントのひとつです。

 

ブラウザにはpre flightというセキュリティの仕組みを持っているので、利用して動作させてみましょう。セキュリティ対策や認証処理には特に注意が必要です。

押さえておきたいポイント5:開発者不足

SPAのシステム構築において、開発者不足が現状です。アパレル業界に革新をもたらしたと言われる「SPA」ですが、システム開発者はまだまだ少ない状態です。

 

それまで主流だった「Flash」を超えて主に使われるようになったSPA(Single Page Application)は、JavaScriptの技術を使って単一のページで構成されています。これから勉強したい人に有効なシステムと言われています。

押さえておきたいポイント6:時間がかかる

SPAのシステム構築には、時間がかかります。SPAのシステム構築は、JavaScriptのコード量が増え、HTML生成をブラウザで行うため初期ローディングに時間がかかります。SSRでの高速化には実装コストがかかります。

 

最初のページ読み込みと表示までに時間がかかりますが、サーバーとのやり取りは減るのでページの遷移は高速になります。

押さえておきたいポイント7:コストがかかる

SPAのシステム構築には、開発コストがかかります。ブラウザが処理をしていた実装を、アプリ要件に合わせて独自に実装しなければいけないため、コストがかかります。

 

「履歴管理」「URLの割り当て」「ローディング表示」などの実装を行います。開発が必要になり学習コストもかかりますが、フレームワークを利用すれば安全で効率的な開発が可能です。

押さえておきたいポイント8:画面設計から思想を変える

SPAのシステムは、画面設計からUIコンポーネント設計へ思想を変える点がポイントになります。SPAのシステムを構築する場合、画面単位の設計思想ではなくUIコンポーネント設計に思想を転換します。

 

SPAシステムではURIベースでAjax非同期通信を行い、画面を部分更新していきます。リソース表示のためにコンポーネント単位で設計をするのです。URLをベースに設計をする場合もあります。

SPAのシステムを導入するメリット6つ

SPAのシステムを導入するメリットを6つご紹介します。SPAのシステム導入には、ほかにはないメリットがあります。SPAは動作が向上し、高度なWeb表現が可能になります。

 

SPAは単一のWebページでアプリケーションを構成し、コンテンツを切替えるため、動作の向上が可能になるのです。また、ネイティブアプリの代用として使うこともできます。SPAのシステムを導入するメリットを、詳しくご紹介しましょう。

SPAのシステムを導入するメリット1:HTMLコーディングを減らせる

SPAのシステムでは、HTMLコーディングを減らせます。SPAのシステムはページの全体を描写することは無く、コンテンツの必要部分をデータ要求して処理をします。

 

SPAにシステム構成は、必要最小限のデータのみを取得してブラウザでHTMLを構築します。ページ全体ではなく変更部分だけ書き換えるため、HTMLコーディングは負荷軽減しスピードアップが可能になります。

SPAのシステムを導入するメリット2:動作が向上する

SPAは処理が早く、動作が向上するのがメリットです。従来はページを更新する度に、サーバーで全て生成処理をしていました。変更の無い部分も処理していたので時間がかかっていたのです。

 

SPAシステムでは、ブラウザ側でできる処理は全てJavaScriptで行います。サーバーとの通信量は最低限に抑えられるため、Webアプリケーションの動作の向上が可能なのです。キャッシュ機能等の独自実装で速度向上も可能です。

SPAのシステムを導入するメリット3:ページ移行の速度が上がる

SPAのシステムでページ移行の速度が上がることで、リピーターの獲得に影響します。ページ移行の表示速度は、コンバージョンやリピーターの獲得に大きく影響します。1秒遅れると7%低下すると言われています。

 

ページ全体ではなく必要な部分だけ変更するのでページの更新が早く、ユーザーエクスペリエンスが向上します。描画速度や応答速度の短縮により、サーバーとの通信量の低減が可能になります。

SPAのシステムを導入するメリット4:ネイティブアプリの代用として使える

SPAはネイティブアプリの代用として使え、幅広いUIを実装可能です。端末にダウンロードして使うアプリケーションのことをネイティブアプリと呼ばれていて、SPAシステムはネイティブアプリを実装できます。

 

SPAのシステムはスマホアプリのように、端末で「ホーム画面からの起動」「プッシュ通知」「オフラインでのページ閲覧」などの機能が実装可能です。

SPAのシステムを導入するメリット5:UXすることができる

SPAのシステムで、幅広いUXを実現できます。UXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略語で「ユーザー体験」ということです。SPAのシステムを導入することでUX(ユーザー体験)の向上が可能です。

 

音楽を試聴しながらブラウジングができる音楽配信サービスや、プッシュ型の通知提示も実現可能です。ページ遷移のストレスも激減し、UXを意識した設計が必要になります。

SPAのシステムを導入するメリット6:高度なWeb表現ができる

SPAのシステムでは、高度なWeb表現が可能です。SPAシステムは、ユーザーの必要な部分だけを更新するため幅広いUIの実装かできるのです。

 

JavaScriptのVue.jsフレームワークは、HTML/CSS/JavaScriptでの高度でグラフィカルなWeb表現ができます。ToDoアプリなどの構築が実装できます。

SE
とてもメリットが多いシステムですね!

PM
そうですね。ただJavascriptの実装が不可欠なのでフロントエンジニア不足は否めません。

SPAのシステムについて理解しよう

SPAのシステムを理解して、ポイントを押さえて構築しましょう。SPAのシステムは、高度なWeb表現ができて動作が向上します。単一のWebページでコンテンツ切り替えを行い、UXを大きく向上させます。

 

JavaScriptでページ内HTMLの一部を差し替えることでコンテンツを更新し、パフォーマンスも向上させています。SPAを理解して、システムを構築してみましょう。


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