jQueryでのdisabledの扱い方とは？disabledの扱い方を紹介

この記事でわかること

システム
エンジニア

disabledの扱い方がよく理解できないので教えてください。

プロジェクト
マネージャー

まずdisabledの特性について理解していきましょう。

jQueryでのdisabledの扱い方とは？

今回は、jQueryでのdisabledの扱い方について説明します。

disabledとは、無効状態を表現するものです。ボタンやテキストボックス、セレクトボックスなどを無効にしたり、無効状態を解除したりできます。また、無効状態を取得し、判定文に使用することもできます。

jQueryでのdisabledの扱い方に興味のある方はぜひご覧ください。

設定

jQueryでdisabledを設定する（無効にする）には、propメソッドを使用します。

HTMLを以下に記載します。

<input id="test" type="text"> <select id="area"> <option value="0">Select...</option> <option value="1">item1</option> <option value="2">item2</option> <option value="3">item3</option> </select> <button>ボタン</button>

1 2 3 4 5 6 7 8

<input id="test" type="text"> <select id="area">   <option value="0">Select...</option>   <option value="1">item1</option>   <option value="2">item2</option>   <option value="3">item3</option> </select> <button>ボタン</button>

jQueryは以下のように記述します。

$(function() { // inputのdisabled $('input').prop('disabled', true); // selectのdisabled $('select').prop('disabled', true); // buttonのdisabled $('button').prop('disabled', true); });

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$(function() {   // inputのdisabled   $('input').prop('disabled', true);   // selectのdisabled   $('select').prop('disabled', true);   // buttonのdisabled   $('button').prop('disabled', true); });

実行すると、テキストボックス、セレクトボックス、ボタンが無効になります。
propメソッドでdisabledが設定されていることが分かります。

解除

jQueryでdisabledを解除するには、同じくpropメソッドを使用します。HTMLを以下に記載します。

<input id="test" type="text" disabled> <select id="area" disabled> <option value="0">Select...</option> <option value="1">item1</option> <option value="2">item2</option> <option value="3">item3</option> </select> <button disabled>ボタン</button>

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<input id="test" type="text" disabled> <select id="area" disabled>   <option value="0">Select...</option>   <option value="1">item1</option>   <option value="2">item2</option>   <option value="3">item3</option> </select> <button disabled>ボタン</button>

jQueryは以下のように記述します。

$(function() { // inputのdisabled無効 $('input').prop('disabled', false); // selectのdisabled無効 $('select').prop('disabled', false); // buttonのdisabled無効 $('button').prop('disabled', false); });

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$(function() {   // inputのdisabled無効   $('input').prop('disabled', false);   // selectのdisabled無効   $('select').prop('disabled', false);   // buttonのdisabled無効   $('button').prop('disabled', false); });

実行すると、テキストボックス、セレクトボックス、ボタンが有効になります。
propメソッドでdisabledが解除されていることが分かります。

判定

jQueryでdisabled状態を判定するには、同じくpropメソッドを使用します。

HTMLを以下に記載します。

<input id="test" type="text" disabled> <select id="area" disabled> <option value="0">Select...</option> <option value="1">item1</option> <option value="2">item2</option> <option value="3">item3</option> </select> <button disabled>ボタン</button> <p id="p01"></p> <p id="p02"></p> <p id="p03"></p>

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<input id="test" type="text" disabled> <select id="area" disabled>   <option value="0">Select...</option>   <option value="1">item1</option>   <option value="2">item2</option>   <option value="3">item3</option> </select> <button disabled>ボタン</button>   <p id="p01"></p> <p id="p02"></p> <p id="p03"></p>

jQueryは以下のように記述します。

$(function() { // disabled状態の取得(prop) let result1 = $('input').prop('disabled'); let result2 = $('select').prop('disabled'); let result3 = $('button').prop('disabled'); // 結果出力 $('#p01').text(result1); $('#p02').text(result2); $('#p03').text(result3); });

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$(function() {   // disabled状態の取得(prop)   let result1 = $('input').prop('disabled');   let result2 = $('select').prop('disabled');   let result3 = $('button').prop('disabled');     // 結果出力   $('#p01').text(result1);   $('#p02').text(result2);   $('#p03').text(result3); });

実行すると、disabled状態が取得され、p要素に表示されていることが分かります。

一括操作

jQueryでdisabled状態を一括操作する方法を紹介します。

HTMLを以下に記載します。

<div id="target"> <input id="test" type="text"> <select id="area"> <option value="0">Select...</option> <option value="1">item1</option> <option value="2">item2</option> <option value="3">item3</option> </select> <button>ボタン</button> </div>

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<div id="target">   <input id="test" type="text">   <select id="area">     <option value="0">Select...</option>     <option value="1">item1</option>     <option value="2">item2</option>     <option value="3">item3</option>   </select>   <button>ボタン</button> </div>

jQueryは以下のように記述します。

$(function() { // 一括でdisabledにする $("#target").find('input,select,button').prop('disabled', true); });

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$(function() {   // 一括でdisabledにする   $("#target").find('input,select,button').prop('disabled', true); });

id指定でfindし、複数要素指定でdisabledに変更しています。
実行すると、テキストボックス、セレクトボックス、ボタンが無効になることが分かります。

イベントで操作

disabled状態をイベント操作する方法を紹介します。
HTMLを以下に記載します。

<input id="check" type="checkbox">disabled切替え<br /> <button disabled>ボタン</button>

1 2	<input id="check" type="checkbox">disabled切替え<br /> <button disabled>ボタン</button>

jQueryは以下のように記述します。

$(function() { // checkboxの変更時 $('#check').change(function() { // disabled状態の取得 let result = $('button').prop('disabled'); // disabled状態の反転 if (result) { $('button').prop('disabled', false); } else { $('button').prop('disabled', true); } }) });

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$(function() {   // checkboxの変更時   $('#check').change(function() {       // disabled状態の取得     let result = $('button').prop('disabled');       // disabled状態の反転     if (result) {       $('button').prop('disabled', false);     } else {       $('button').prop('disabled', true);     }   }) });

実行すると、チェックボックスのチェックON/OFFを切替えることで、disabled状態が反転することが分かります。

システム
エンジニア

なるほど。HTML要素の属性に付与すると無効化できる属性ということですね。

プロジェクト
マネージャー

無効化を解除したり、状態を判定できるメソッドもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。jQueryでのdisabledの扱い方について説明しました。

disabledとは、無効状態を表現するものです。ボタンやテキストボックス、セレクトボックスなどを無効にしたり、無効状態を解除したりできます。また、無効状態を取得し、判定文に使用することもできます。

ぜひご自身でソースコードを書いて、理解を深めてください。

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