Pythonでのdatetimeを使ったformat指定方法とは?datetimeの基本的な使い方を紹介!

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Pythonでのdatetimeを使ったformat指定方法とは?
今回は、Pythonでのdatetimeを使ったformat指定方法について説明します。
ここでは、以下について紹介します。
・datetimeの基本的な使い方
・日時を日付に変換
・日時を時刻に変換
・日時を曜日に変換
・ミリ秒
・タイムゾーン
・0埋めしない方法
Pythonでのdatetimeを使ったformat指定方法に興味のある方はぜひご覧ください。
datetimeの基本的な使い方
Pythonでのdatetimeの基本的な使い方を紹介します。datetimeを使用するには、プログラムの先頭に「import datetime」を記述してください。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print(now) |
実行結果は以下のようになります。※プログラムを実行する日時によって、結果は変動します。
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2021-01-09 02:37:43.248746 |
プログラム実行時の日時が表示されることが分かります。
この日時から、様々な情報(年/月/日 など)が取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() # 各種情報の取得 print(" now:" + str(now)) print(" now.year:" + str(now.year)) # 年 print(" now.month:" + str(now.month)) # 月 print(" now.day:" + str(now.day)) # 日 print(" now.weekday:" + str(now.weekday())) # 曜日(月曜日が0、火曜日が1,,,) print(" now.hour:" + str(now.hour)) # 時間 print(" now.minute:" + str(now.minute)) # 分 print(" now.second:" + str(now.second)) # 秒 print("now.microsecond:" + str(now.microsecond)) # ミリ秒 |
実行結果は以下のようになります。※プログラムを実行する日時によって、結果は変動します。
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now:2021-01-09 02:59:53.390972 now.year:2021 now.month:1 now.day:9 now.weekday:5 now.hour:2 now.minute:59 now.second:53 now.microsecond:390972 |
weekday()は曜日が取得できます。月曜日が0、火曜日が1、となりますので、5は土曜日になります。このように、Pythonではdatetimeを使用すれば、日時を取得でき、時刻から様々な情報を取得できます。
日時を日付に変換
Pythonでformatを使用する方法を紹介します。日時を日付formatに変換してみます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print(now) print("%Y/%m/%d : " + "{0:%Y/%m/%d}".format(now)) print("%y/%m/%d : " + "{0:%y/%m/%d}".format(now)) print("%Y年%m月%d日 : " + "{0:%Y年%m月%d日}".format(now)) |
実行結果は以下のようになります。
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2021-01-09 03:08:12.079925 %Y/%m/%d : 2021/01/09 %y/%m/%d : 21/01/09 %Y年%m月%d日 : 2021年01月09日 |
%Yは4桁の西暦、%yは上2桁を除いた西暦、%mが月、%dが日になります。これらのフォーマットに自由な文字列を付与して文字列を生成することができます。
日時を時刻に変換
次は、formatを指定して日時を時刻に変換してみます。実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print(now) # %Hは24時間表記 print("%H:%M:%S : " + "{0:%H:%M:%S}".format(now)) print("%H時%M分%S秒 : " + "{0:%H時%M分%S秒}".format(now)) # %Iは12時間表記 print("%p %I:%M:%S : " + "{0:%p %I:%M:%S}".format(now)) |
実行結果は以下のようになります。※プログラムを実行する日時によって、結果は変動します。
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2021-01-09 03:21:21.685518 %H:%M:%S : 03:21:21 %H時%M分%S秒 : 03時21分21秒 %p %I:%M:%S : AM 03:21:21 |
%Hは24時間表記の時、%Iは12時間表記の時、%Mは分、%Sは秒になります。また、%pは「AM」「PM」などの表示します。
日時を曜日に変換
次は、formatを指定して日時を曜日に変換してみます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print("%a : " + "{0:%a}".format(now)) print("%A : " + "{0:%A}".format(now)) print("%w : " + "{0:%w}".format(now)) print("%W : " + "{0:%W}".format(now)) |
実行結果は以下のようになります。※プログラムを実行する日時によって、結果は変動します。
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%a : Sat %A : Saturday %w : 6 %W : 01 |
%aは曜日の省略形、%Aは曜日、%wは曜日を表す数字(0が日曜日, 1が月曜日,)、%Wは年が始まってから何週目かを表します。
ミリ秒
Pythonでミリ秒を扱う方法を紹介します。isoformatを使用します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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from datetime import datetime print(datetime.utcnow().isoformat(sep=' ', timespec='milliseconds')) |
実行結果は以下のようになります。
1 |
2021-01-09 03:15:35.911 |
timespecに「milliseconds」を指定することで、ミリ秒までを扱えるようになります。
タイムゾーン
Pythonでは、タイムゾーンを取得することもできます。%Zでタイムゾーンが取得できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print(now) print("%Z : " + "{0:%Z}".format(now)) |
実行結果は以下のようになります。
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2021-01-09 03:38:19.515705 %Z : |
タイムゾーンがない場合には空文字列になります。
0埋めしない
Pythonのformatでは、デフォルトでは0埋めされています。これでは見辛いので、0埋めをさせないこともできます。Linuxの場合は「-」を指定します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import datetime # 現在の日時取得 now = datetime.datetime.now() print(now) print("%Y/%-m/%-d : " + "{0:%Y/%-m/%-d}".format(now)) print("%y/%-m/%-d : " + "{0:%y/%-m/%-d}".format(now)) print("%Y年%-m月%-d日 : " + "{0:%Y年%-m月%-d日}".format(now)) |
実行結果は以下のようになります。※プログラムを実行する日時によって、結果は変動します。
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2021-01-09 03:35:41.820533 %Y/%-m/%-d : 2021/1/9 %y/%-m/%-d : 21/1/9 %Y年%-m月%-d日 : 2021年1月9日 |
「-」を指定することで、0埋めされないフォーマットになったことが分かります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。Pythonでのdatetimeを使ったformat指定方法について説明しました。基本的な使い方から、formatを指定した変換方法について紹介しました。
ぜひご自身でPythonのソースコードを書いて、理解を深めてください。
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