C#でのDataTableの使い方とは？データをWPFのDataGridでGUI表示する方法やデータの抽出方法を紹介します！
- システム
エンジニア - #post_excerptC#でのDataTableの使い方を教えてください。
- プロジェクト
マネージャー - 分かりました。C#でのDataTableの使い方についてご説明しましょう。データをWPFのDataGridでGUI表示する方法やデータの抽出方法についてもご紹介します。
C#でのDataTableの使い方とは？
今回は、C#でのDataTableの使い方について説明します。DataTableは表形式のデータを扱います。このデータをWPFのDataGridでGUI表示する方法を紹介します。
C#でのDataTableの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。
WPFアプリの作成
ここでは、Visual Studio CodeでC#のWPFアプリケーションを作成します。Visual Studio Codeを開き、File → OpenFolder で作業フォルダを指定します。
次に、Terminal → New Terminalを選択します。コンソールにdotnet new wpfを入力してEnterします。コンソールにRestore succeeded.が表示されれば成功です。作業フォルダに、WPFアプリ開発に必要なファイル・フォルダが作成されます。
コンソールにdotnet runを入力してEnterすると、C#のWPFアプリケーションが起動します。
DataTableの表示
C#でWPFアプリケーションを作成し、DataTableをGUI表示する方法を紹介します。
MainWindow.xaml.csを以下のように変更します。
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using System.Data;
namespace DataTableSample
{
/// <summary>
/// Interaction logic for MainWindow.xaml
/// </summary>
public partial class MainWindow : Window
{
public MainWindow()
{
InitializeComponent();
DataSet dataSet = new DataSet();
DataTable dataTable = new DataTable(“Table”);
// Column名の追加
dataTable.Columns.Add(“名前”);
dataTable.Columns.Add(“年齢”, Type.GetType(“System.Int32”));
dataTable.Columns.Add(“性別”);
// DataTableを追加
dataSet.Tables.Add(dataTable);
// DataTableにデータを追加
dataTable.Rows.Add(“ichiro”, 30, “male”);
dataTable.Rows.Add(“jiro”, 20, “male”);
dataTable.Rows.Add(“saburo”, 25, “male”);
dataTable.Rows.Add(“hanako”, 32, “female”);
dataTable.Rows.Add(“takako”, 23, “female”);
dataTable.Rows.Add(“hitomi”, 18, “female”);
this.DataContext = dataTable;
}
}
}
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次に、MainWindow.xamlを以下のように変更します。一部を抜粋しています。
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<Grid>
<DataGrid ItemsSource=“{Binding}” x:Name=“dataGrid” />
</Grid>
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コンソールにdotnet runを入力してEnterすると、WPFアプリケーションにDataTableが表示されます。
このように、C#でWPFアプリケーションを作成できます。
Selectメソッドでデータ抽出
C#にて、DataTableをSelectメソッドで絞り込む方法を紹介します。MainWindow.xaml.csを以下のように変更します。
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namespace DataTableSample
{
/// <summary>
/// Interaction logic for MainWindow.xaml
/// </summary>
public partial class MainWindow : Window
{
public MainWindow()
{
InitializeComponent();
DataSet dataSet = new DataSet();
DataTable dataTable = new DataTable(“Table”);
// Column名の追加
dataTable.Columns.Add(“名前”);
dataTable.Columns.Add(“年齢”, Type.GetType(“System.Int32”));
dataTable.Columns.Add(“性別”);
// DataTableを追加
dataSet.Tables.Add(dataTable);
// DataTableにデータを追加
dataTable.Rows.Add(“ichiro”, 30, “male”);
dataTable.Rows.Add(“jiro”, 20, “male”);
dataTable.Rows.Add(“saburo”, 25, “male”);
dataTable.Rows.Add(“hanako”, 32, “female”);
dataTable.Rows.Add(“takako”, 23, “female”);
dataTable.Rows.Add(“hitomi”, 18, “female”);
this.DataContext = dataTable;
// Selectメソッドでデータ抽出
DataRow[] dRows = dataTable.Select(“性別 = 'male'“);
foreach (var row in dRows) {
Console.WriteLine(“名前：{0}点、年齢：{1}、性別：{2}”, row[0], row[1], row[2]);
}
}
}
}
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コンソールログを出力するために、App.xaml.csを以下のように変更します。
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public partial class App : Application
{
[System.Runtime.InteropServices.DllImport(“Kernel32.dll”)]
public static extern bool AttachConsole(int processId);
static App()
{
AttachConsole(-1);
}
}
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実行すると、ターミナルに以下のように表示されます。
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名前：ichiro点、年齢：30、性別：male
名前：jiro点、年齢：20、性別：male
名前：saburo点、年齢：25、性別：male
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LINQでデータ抽出
C#にて、DataTableをLINQで絞り込む方法を紹介します。MainWindow.xaml.csを以下のように変更します。
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namespace DataTableSample
{
/// <summary>
/// Interaction logic for MainWindow.xaml
/// </summary>
public partial class MainWindow : Window
{
public MainWindow()
{
InitializeComponent();
DataSet dataSet = new DataSet();
DataTable dataTable = new DataTable(“Table”);
// Column名の追加
dataTable.Columns.Add(“名前”);
dataTable.Columns.Add(“年齢”, Type.GetType(“System.Int32”));
dataTable.Columns.Add(“性別”);
// DataTableを追加
dataSet.Tables.Add(dataTable);
// DataTableにデータを追加
dataTable.Rows.Add(“ichiro”, 30, “male”);
dataTable.Rows.Add(“jiro”, 20, “male”);
dataTable.Rows.Add(“saburo”, 25, “male”);
dataTable.Rows.Add(“hanako”, 32, “female”);
dataTable.Rows.Add(“takako”, 23, “female”);
dataTable.Rows.Add(“hitomi”, 18, “female”);
this.DataContext = dataTable;
// LINQでデータ抽出
DataRow[] dRows = dataTable.AsEnumerable()
.Where(row => row.Field<string>(“性別”) == “female”).ToArray();
foreach (var row in dRows) {
Console.WriteLine(“名前：{0}点、年齢：{1}、性別：{2}”, row[0], row[1], row[2]);
}
}
}
}
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実行すると、ターミナルに以下のように表示されます。
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名前：hanako点、年齢：32、性別：female
名前：takako点、年齢：23、性別：female
名前：hitomi点、年齢：18、性別：female
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- システム
エンジニア - #post_excerptC#でのDataTableを使ってデータをWPFのDataGridでGUI表示する方法やデータの抽出方法がよく分かりました。
- プロジェクト
マネージャー - ご紹介したC#でのDataTableの使い方を参考にご自身でもソースコードを書いてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。C#でのDataTableの使い方について説明しました。DataTableは表形式のデータを扱います。このデータをWPFのDataGridでGUI表示する方法を紹介しました。
ぜひご自身でC#ソースコードを書いて、理解を深めてください。
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