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Linuxコマンドを練習しよう!基礎コマンド11選とLinuxの基本を学べるサイト

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公開日時:   更新日時:
Linuxコマンドを練習しよう!基礎コマンド11選とLinuxの基本を学べるサイト
この記事でわかること
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    システム
    エンジニア
    Linuxを習ってみようと思うのですが、何かいい方法はありますか。
    プロジェクト
    マネージャー
    おすすめのサイトがありますので、いくつかご紹介いたしましょう。

    Linuxとは

    Linuxとは、無料で使用できるオープンソースのOSの1つです。スマートフォンから自動車、家電製品、企業向けのサーバーパソコンなど、あらゆる場所で使用されています。

    また、ウェブアプリを開発して運用する際には、ウェブサイトの実装のためのプログラミングに加え、サイトを公開するためのサーバも必要になります。

    Linuxでサーバを構築すると、ライセンス使用料がかからない他にも、ソースコードを改変できるため自由度が高いという利点があります。

    上記のように様々な場所で使用されているLinuxを扱うスキルを保有していることは、IT技術者として1つのアドバンテージとなり得ます。

    プログラミングスキルのみ保有しているIT技術者よりも、プログラミングスキルとLinuxスキルの両方を兼ね備えたIT技術者の方が、扱える仕事の幅が広がる可能性が高くなるでしょう。

    Linuxを扱う上で取り入れたい「CLI」という操作方法があります。主に「コマンド」と呼ばれる文字列を入力して操作しますので、マウスを多用する視覚的な「GUI」の操作とは異なりますが、練習すれば問題ありません。

    難しそうだと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、他のOSのコンピューターと全くかけ離れた操作をするわけではありません。コマンドに関しても、タイピングの速さや暗記は全く必要ありませんので、ご安心ください。

    本記事では、CLIやLinux未経験の方もスムーズにLinuxを学習できるよう、
    ・Linux環境の構築
    ・CLIの練習方法
    ・便利な厳選Linuxコマンド
    ・人気のLinux学習サイト
    などをご紹介いたします。

    Linuxの使用経験がある方も、コマンドの練習や確認、スキルアップに本記事をご活用いただければ幸いです。

    コマンドの練習を行うための環境構築方法3つ


    GUIが一般的な昨今、なぜCLIが使用されているのでしょうか。それは、CLIにも利点があるためです。

    例えばシステムに問題が発生した場合など、GUIを使用できないことがあります。他にも、同じ処理を繰り返す場合などGUIで操作する方が遅い場合もあります。CLIとキーボードショートカットと併用することで操作時間を大幅に削減できます。

    それでは、Linuxコマンドを使う練習の準備をしましょう。以下に、Linux環境を構築する3つの方法をご紹介します。

    1:PaizaCloudで仮想Linux環境を作る

    PaizaCloudとは、クラウド型の統合開発環境です。めんどうくさい環境構築作業をエスケープし、webブラウザを開くだけでコマンドの練習やLinuxサーバの操作など、様々なプログラミング言語での開発を進めることができます。

    他にも、クラウド上に環境を構築するので、パソコンの保存容量やメモリを消費しないという利点があります。

    また、ハードウェアやOSなどの要因に影響を受けずに、ブラウザを開くだけで誰でも同じ環境を用意できます。他者に質問したり、複数人での練習を進めたりする際に有用なツールです。

    2:パソコン上の仮想環境にLinuxをインストールする

    クラウド上に環境構築するのではなく、パソコン上の仮想環境にLinuxを構築する方法もあります。インターネットに接続できない環境でも、仮想環境を起動させることが可能です。

    仮想環境というのは、1台のPC上で2つ(又はそれ以上)のOSを仮想マシンとして動作させることです。

    仮想化ソフトウェアには
    ・Oracle VM VirtualBox
    ・VMware Workstation Player
    などがあります。
    (営利目的での使用が制限されている可能性があるので注意しましょう。)

    大まかな手順は、
    1. 仮想化ソフトウェアをインストールし、仮想マシンを作成する
    2. 仮想マシンにLinuxのイメージファイルをインストールする
    です。

    3:Macの場合はターミナルを使うこともできる

    macOSの場合、コマンドの練習のために新たにLinux環境を構築する必要はありません。ターミナルを開くだけでLinuxコマンドの練習ができます。

    LinuxとmacOSの基本的なコマンドは共通です。ただし、全てのコマンドがLinuxと共通であるとは限りません。

    白い画面から黒い画面に変更する方法

    長時間コマンドの練習をして目が疲れてしまう場合は、ターミナルの背景色を暗い色にすると疲労を軽減できる可能性があります。

    以下に、背景色を黒に変更する手順をご紹介します。
    1.ターミナルを起動
    2.ツールバーから「ターミナル」の「環境設定」を選択する
    3.「プロファイル」又は「設定」のアイコン(ターミナル画面のようなデザインの画像)を選択する
    4.ターミナルデザインに「Pro」を選択する
    5.ターミナルデザイン一覧の右下の「デフォルト」ボタンをクリックする

    ステップ4では、背景色やフォントを個別にカスタマイズすることも可能です。
    ステップ5でデフォルトに設定しないと、次回起動時に「Pro」デザインではなくなってしまう可能性があります。

    練習しよう!Linuxでよく使う基礎コマンド11選


    Linuxに限った話ではありませんが、コンピューターの基本はファイルやディレクトリ(又はフォルダ)の操作です。

    まずは、ディレクトリについて説明します。これは、Windowsの「フォルダ」に相当します。ディレクトリは階層構造を成しており、中に入れられるのは
    ・ディレクトリ(入れ子)
    ・ファイル
    です。

    CLI操作に慣れないうちは、頭の中でディレクトリの構造をイメージできないかも知れません。その場合は、紙やメモ帳などにディレクトリの階層構造を書き出し、整理しながらコマンドの練習をしましょう。

    まずは、ファイルやディレクトリのコマンド操作を練習してみましょう。以下に使用頻度が高い11のLinuxコマンドをご紹介します。これらを使えば基本的なファイル・ディレクトリの操作を練習できます。

    1:cdでのディレクトリ移動

    cdコマンドは、作業を行うディレクトリ(カレントディレクトリ)を変更します。

    cdの後ろに半角スペースを入れて、ディレクトリ名を入力します。

    カレントディレクトリをユーザのホームディレクトリに変更する場合は、「cd」のみ入力します。半角スペースやディレクトリ名は入力不要です。※ホームディレクトリとは、ターミナル起動時の最初の作業ディレクトリです。

    また、カレントディレクトリを「1つ上の階層」に変更するときは、以下のように半角スペースと「.(ドット)」を2つ入力します。

    カレントディレクトリは「今いる場所」、カレントディレクトリの変更は「移動」、という比喩表現をされることがしばしばありますので、覚えておきましょう。

    2:pwdでのカレントディレクトリの確認

    pwdコマンドは、カレントディレクトリの絶対パスを表示します。

    cdコマンド+相対パス を用いてコマンドの練習を繰り返し、階層の構造がわからなくなってしまった時などに便利です。

    3:lsでのファイル一覧の表示

    lsコマンドは、ディレクトリ内にあるファイルをリストで一覧表示します。

    カレントディレクトリのファイルを表示したい場合は、以下のように入力します。

    ホームディレクトリにあるファイルを表示したい場合は、以下のように入力します。

    多くのコマンドにはオプション(組み合わせて使うコマンド)があります。lsコマンドは特に、オプションと併用すると便利なコマンドなので、オプションも練習してみてください。

    オプションの例を3つご紹介します。

    ※-aオプションでは、本来編集すべきではないシステムファイルも表示されます。誤編集に注意しながら練習しましょう。

    4:catでのファイル内容の表示

    catコマンドは、ファイル内容を表示(出力)するときによく使用します。

    catコマンドを使用してファイル内容を表示(出力)すれば、「テキストエディタでファイルを開いていて、うっかり文字を消す」というアクシデントを防ぎます。

    また、catコマンドはもともと「ファイルを連結し出力する」という意味のコマンドなので、
    ファイルを連結して表示(出力)することもできます。

    コマンドの後ろにファイル名を並べ、以下のように入力します。

    上記のコマンドを実行しても、ファイルは変更保存されません。連結して表示(出力)されるだけです。

    出力結果を別のファイルに記述する場合は、「リダイレクト(>、>>)」を用いて以下のように入力します。

    5:cpでのファイルコピー

    cpコマンドは、ファイルをコピーします。
    cpコマンドのコピーは、ファイルを「コピー&ペースト」するイメージに近いです。コピーした別ファイルを新たに作成する機能を持っています。

    別のディレクトリに同ファイル名でコピーファイルを作成する場合は、以下のように入力します。

    6:mvでのファイル移動

    mvコマンドは、ファイルやディレクトリの「移動」と「名前の変更」をします。

    コマンドの練習中などにファイルやディレクトリを【移動】しようとする際、「存在しないディレクトリ名」を指定してしまった場合は注意してください。

    【移動】はできませんが、エラー文は表示されず、「存在しないディレクトリ名」へと【名前の変更】が行われるからです。

    「ファイルを【移動】したつもりが【名前の変更】してしまい、気付いたらファイルが行方不明になっていた・・」という事態を招かないよう注意しましょう。

    7:rmでのファイル削除

    rmコマンドは、ファイルを削除します。
    ※「-r」オプションでディレクトリの削除も可能です。

    rmコマンドにもオプションが多数存在します。「-r」オプションは、削除の対象を「ファイルのみ」から「ファイルとディレクトリ」に拡大します。

    「-i(小文字のアイ)」オプションは、削除前に確認文を表示することでファイルを誤って削除してしまうことを避けるのに役立ちます。複数のファイルやディレクトリを削除する場合は、1つずつ順番に確認文が表示されます。

    ※削除したい場合は「y」又は「Y」を入力します。

    8:mkdirでのディレクトリ作成

    mkdirコマンドは、ディレクトリを作成します。

    mkdirの後に複数のディレクトリ名を入力することで、複数のディレクトリを作成します。

    ここでは割愛しますが、mkdirコマンドにもオプションが多数存在します。mkdirコマンドの練習をしましょう。lsコマンドなどで作成したディレクトリを確認してみてください。

    9:rmdirでのディレクトリ削除

    rmdirコマンドは、空のディレクトリを削除します。

    このコマンドで削除できるのは空のディレクトリのみです。空ではないディレクトリを削除しようとするとエラーとなりますので、ファイルを誤って削除してしまうことはありません。

    「7:rmでのファイル削除」でご紹介した「rm -r」コマンドは、空ではないディレクトリとその中身をまとめて削除できます。

    ただし、削除すると復元できません。コマンドの練習は不要なテストファイルで行いましょう。また、削除したくないファイルやディレクトリが含まれていないか、しっかりとチェックしてからコマンドの練習をしましょう。

    10:chmodでの権限の変更

    chmodコマンドは、ファイルの権限を設定します。

    権限はパーミッションとも呼ばれ、ファイルごとに設定できます。Linuxでは権限の設定は重要です。設定する項目が多く複雑に感じるかも知れませんが、しっかり練習して使いこなせるようにしましょう。

    ユーザの分類は以下の3つです。
    ・所有者
    ・グループ
    ・その他のユーザ
    それぞれの分類ごとに、割り振る権限を設定できます。

    割り振る権限の項目は以下の3つです。
    ・実行できる
    ・書き込み変更できる
    ・読み込みできる
    それぞれの項目ごとに可・不可を設定できます。

    11:statでの権限の確認

    statコマンドは、ファイルのステータスを表示します。「権限(パーミッション)」を確認するときに便利です。

    statコマンドは「3:lsでのファイル一覧の表示」でご紹介した「ls -l」コマンドより詳しくファイルやディレクトリの情報を表示します。

    権限の他にも、ファイルサイズや属性、作成日時などを確認できます。statコマンドを使用する練習をしてみましょう。

    Linuxのコマンドが分からないときの対処法4つ


    さて、ここまで11個のコマンドをご紹介しましたが、一通り全てのコマンドの練習はできたでしょうか。

    本記事で紹介したコマンドは、ほんの一部です。ここでご紹介した以外のコマンドは、ご自身で探さなくてはなりません。

    以下に、Linuxのコマンドやオプションがわからないときの対処法を4つご紹介します。インターネットの検索やマニュアル、ヘルプを表示するコマンドなどを活用しながら、コマンドの練習をしましょう。

    1:manコマンドを使う

    manコマンドは、マニュアルを表示します。

    表示できるのは、コマンドのマニュアルだけではありません。システムディレクトリやC言語の関数などのマニュアルも表示できるので、実際に練習してみましょう。

    表示されたマニュアルの操作方法ですが、表示の移動は「↑」「↓」(上下矢印キー)や「Pg Up」「Pg Dn」、マニュアルを閉じるときは「q」キーをそれぞれ押します。

    2:検索のやり方のコツ

    検索するときは、「調べたいコマンド名や機能」に「linux」や「linuxコマンド」という語句を追加しましょう。Linuxコマンドに関する日本語のウェブサイトにおおかた絞り込むねらいがあります。

    また、日本語の情報だけでは不足する場合は英語で検索しましょう。ウェブサイトで翻訳して検索するか、英語の検索ワードをまとめたチートシートのようなページを活用するのも便利です。

    本記事では以下の3つの場合ごとに、検索のコツをご紹介します。
    ・コマンドの使い方が分からない場合
    ・コマンドオプションを知りたい場合
    ・やりたい事があるがコマンドがわからない場合

    1回の検索では思い通りの情報が得られない場合がありますが、検索も練習することで検索ワードのセンスが磨かれます。

    コマンドの使い方が分からない場合

    「1:manコマンドを使う」でご紹介したmanコマンドでも、コマンドの使い方を確認できます。しかし、manコマンドで確認できるマニュアルは、理解するのが難しい場合や、英語で表示される場合があります。

    日本語で書かれたコマンドの解説ページを探したい場合は「linuxコマンド 使い方 調べたいコマンド名」で検索します。実際にコマンドを検索する練習をしましょう。

    また、メジャーなLinuxディストリビューションの1つであるUbuntuは、公式ドキュメントが公開されています。ドキュメントをキーワードで検索することも可能です。ただし言語は英語です。

    コマンドオプションを知りたい場合

    コマンドのオプションを知りたい場合は、manコマンドや、各コマンドの「-h」オプションの使用をお勧めします。

    先述したように、manコマンドはマニュアルを表示します。「-h」オプションは各コマンドのヘルプを表示します。実際に練習してみましょう。

    これらの方法は、ブラウザではなくターミナルからオプションを調べられるので、素早く情報を得られます。また、作者が公開しているドキュメントなので、ブラウザの検索結果から正しい情報を選別する必要がありません。

    もちろん、ブラウザで検索した方が便利な場合もあります。また、1つの方法で情報を探すのではなく、複数の方法を用いることで正確な情報を得られることが多いです。

    やりたい事があるがコマンドがわからない場合

    やりたい事があるがコマンドがわからない場合は、ブラウザでの検索をお勧めします。例えば、「linuxコマンド やりたい事」と検索します。

    適切な情報が得られない場合には、類語などを用いて再検索します。検索も練習を重ねることで、適切な情報を入手しやすくなります。

    いくつか使用に適していそうなLinuxコマンドの情報が得られたら、コマンドを更に詳しく調べて特徴を理解し、適切なコマンドを選択しましょう。

    また、次に紹介する逆引きリファレンスを活用することもできます。やりたい事からコマンドを探せます。

    3:逆引きリファレンスを利用する

    コマンドを逆引きできるリファレンスは、やりたい事からコマンドやオプションを探せます。大まかなやりたい事の分類から、任意のコマンドを探せます。

    逆引きリファレンスは、書籍として販売しているものや、ウェブサイトとして公開されているものなどがあります。

    4:チートシートを印刷して手元に置いておく

    コマンドの練習を続けていれば自然にコマンドを覚えますが、初学者のうちはひとつずつコマンドを調べる必要があります。簡易的なマニュアルとしてチートシートを手元に置いてコマンドの練習をしましょう。

    チートシートを手元に置きながら反復練習することで、効率的にコマンド操作に慣れることができます。加えて、モチベーションの低下やつまずきの防止にもつながります。

    また、チートシートを紙に印刷しておくことで、ターミナルとブラウザなどのウィンドウを切り替える時間の削減になるので、短時間でさらに多くの反復練習ができます。

    Linuxの基本を学習するためのおすすめサイト13選


    ここまで、コマンドの練習をしてみていかがだったでしょうか。コマンド操作に慣れたら、より深くLinuxについて学びましょう。本記事では、13のLinux学習サイトをご紹介します。

    Linuxを学習するためのサイトは数多く存在し、それぞれに違った特徴があります。簡潔なテキストベースで学習したい方や、動画ベースで学習したい方、ゲームのように楽しみながら学習したい方など、様々な学習者のニーズに対応する学習サイトがあります。

    1:SAMURAI Engeer Plus+

    SAMURAI Engeer Plus+」は、株式会社侍が運営する日本最大級のサブスク型オンラインITスクールです。

    講師満足度95%、挫折率8%と非常に質の高い学びが得られるサイトとなっています。

    サイトの特徴
    他のスクールと比較しても月額2,980円で30種類以上の教材で学び放題となっており、非常にコストパフォーマンスに優れています。

    他スクールとの比較はこちら→

    他にも、現役エンジニアとの60分間のオンラインレッスンやつまづいたらいつでも相談できる「Q&A掲示板」など様々なサービスが充実しています。

    おすすめポイント
    エンジニアになるためには、「自分で調べて自分で考えて自分で行動する」といった「自走力」が必要になります。

    SAMURAI Engeer Plus+」では自分で教材から調べて、それでもわからなければ「Q&A掲示板」、それでもわからなければ「現役エンジニアにヒアリング」と本当に実務で必要な”自走力”をも鍛えられるサービスとなっています。他のスクールでは得られない、”よりエンジニアになった時に活躍できるようなサービス構成”となっています。

    今なら通常10,780円(税込)相当のレッスンチケットを毎月1枚無料配布中でお得です。

    2:侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog)

    侍エンジニア塾ブログの運営会社は、様々なプログラミングのマンツーマン指導や教室運営、教材の提供をしています。ブログ記事でLinux学習を進めたい方にお勧めの学習サイトです。

    プログラミング学習サービスを提供する会社が運営しており、初心者向けのLinuxに関する記事が多数公開されています。記事を見ながらコマンドの練習するのにも向いています。

    3:キツネの惑星

    未経験からエンジニアに転職し、ブロガーでもあるキツネさんの学習サイトです。初心者の方がLinuxを体系的に学べるよう8ステップに情報がまとめられています。

    Linuxの基礎知識から環境構築の手順やコマンドの使い方までが網羅されているので、まずはこちらのサイトでLinux学習の大まかな流れを掴むと、スムーズに後の学習を進められます。

    コマンドや細かい操作はあまり紹介されていないので、記事を見ながら実際にコマンドの練習をするのにはあまり向いていないでしょう。

    4:ドットインストール

    ドットインストールでは短い動画で学習ができます。実際の操作を見ながら学べるので、Linuxへの理解が深まります。3分ほどの動画なので、スキマ時間に効率よく学習ができるでしょう。

    内容は入門講座から、実戦ですぐに活かせる知識やテクニックなどレベルに応じて選べ、プレミアム会員になれば、わからない内容を現役エンジニアに質問できます。

    5:DouGaku(動学)

    DouGaku(動学)は、有料の学習サイトです。

    Linuxの概要や基本操作から、Linuxネットワーク接続の方法など本格的な使い方を学べます。

    有料なだけあり、1つ1つの学習コンテンツがしっかりしているので、Linuxについて本格的に学習したい方におすすめでしょう。

    6:Schoo

    Schooでは生放送形式でLinuxについて学習できます。生放送でリアルタイムの学習ができ、わからない部分もすぐに質問ができます。また、他の視聴者と一緒に学べるので、さまざまなアイデアも知ることができるでしょう。

    生放送は無料で見られますが、見逃してしまった放送や、もう一度見たい放送は、有料会員のみ視聴ができます。

    7:LinkedIn Learning

    LinkedIn Learningでは豊富なコースと動画が用意されています。スキマ時間などを利用して、自分のペースで動画の視聴による学習を進められます。自らターミナルでコマンドの練習をしなくても、実際の挙動をイメージしやすいです。

    コンテンツの利用は有料ですが、無料トライアル期間が用意されていますし、無料でプレビューを視聴できる動画もあります。料金は、月額制又は年額制を選ぶか、必要なコースや動画のみを購入します。

    また、Lynda.comのコンテンツと講師は、LinkedIn Learningに移行しました。Lynda.comに馴染みがある方はLinkedInラーニングでの学習を検討してみてはいかがでしょうか。

    8:$ cat user Linux

    $ cat user LinuxはLinux専用の学習サイトです。

    実際にLinuxを動かしながら、コマンドを入力したりして学べるので、Linuxへの理解が深まります。また、コマンドの実行を動画で学べるので、直感的に理解できます。

    PDFの資料も配布しているので、忙しい人でも空いた時間に学習ができるでしょう。

    9:Linuxゲリラ戦記

    Linuxゲリラ戦記は、オリジナルキャラクターが会話形式でLinuxについて説明している学習サイトです。

    Linuxの基本操作から、Linuxを使うための必要なプログラミングについてまで、幅広い知識を学べます。また、Linuxだけではなく、C言語やCUIなどのコンピューターの基礎知識についても学べます。

    10:エンジニアの入り口

    エンジニアの入り口では、Linuxの基礎知識から導入方法、基本操作などを学べます。

    Linux初心者に必要なことを、ステップバイステップで学習できるので、Linuxについて知らない方でも、このサイトを見ればLinuxを使えるようになるでしょう。また、Linuxのコマンドをまとめた記事があり、とても便利です。

    11:LPI Leaning

    LPICという、世界標準のLinux技術者の認定資格があります。Linuxスキルを保持していることを会社などに示せます。

    LPI leaningはLPIC受験者向けの学習サイトで、教材は非営利目的であれば無料で使用できます。

    ブラウザ上でドキュメントを読むことで学習を進められるので、外出先や移動中のスキマ時間を学習に充てられます。ドキュメントを見ながらコピー&ペーストでコマンドの練習をするのもお薦めです。

    12:初心者マークのUNIX/Linux

    初心者マークのUNIX/Linuxは、初心者向けのLinuxに関する基礎知識から、プログラミングについての知識など、Linuxを使いこなすまで参考になるサイトです。

    サイトのホームにはLInuxの逆引きコマンド検索があり、どのコマンドを使うかで困っている時に便利でしょう。

    13:Linux初心者の基礎知識

    Linux初心者がサーバを立てることが目標の学習サイトです。初心者や入門者の方向けのコンテンツが多数公開されています。

    書籍のようにみっちり詰まった文章を読むことで学習を進められます。改行や図が少ないシンプルな文章の教材をお好みの方は、こちらの学習サイトが適しているでしょう。実際にコマンドを練習するよりは、体系的に読み進めることで理解を深められる学習サイトでしょう。

    先述したLPIC(Linux技術者の認定資格である)に関する学習することもできますが、最新のLPICバージョンに対応していない可能性があります。資格取得を検討している方は注意してください。

    システム
    エンジニア
    Linuxを勉強するためのサイトってたくさんあるのですね。
    プロジェクト
    マネージャー
    基本的にお金をかけず、気楽に始めれるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

    コマンドの練習をはじめとしたLinuxの学習をして自分の武器を増やそう


    Linuxの環境構築から基本的なコマンドの練習、さらに発展的なLinux学習サイトなどをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

    くじけてしまいそうになることがあるかも知れませんが、ご自身の「武器となるスキルを増やす」という目標を持って、ぜひコマンドの練習をしながらLinuxの理解を深めてみてください。

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