Unityで動かせるPlay Fabとは?機能やメリットを解説

ゲーム開発をする際に使われるUnity。実はあのポケモンGOもUnityで作られているということをご存知でしょうか。今回は、そんなUnityで動かせる「Play Fab」について、機能や使うメリットを解説していきたいと思います。
- PG
- 最近流行のARやVRもUnityが使われていますよね。でも、Play Fabについては知りませんでした……
- PM
- Unityはゲーム開発のイメージが強いですけれど、実は様々な領域で使われているんですよ。Play Fabについても解説していきます。
Play Fabとは?
Play Fabとは、開発したゲームを運営するためのバックエンドプラットフォームです。下記にPlay Fabでできることをまとめてみました。
Play Fabでできること
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- マルチプラットフォームに対応したゲームの構築
・Switch・PS4などの主要プラットフォームに対応
・モバイル・PCに対応
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- 迅速な配信
・スケーリングを瞬時に行うことができる
・アイテムストアや支払い処理を行う
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- リアルタイム分析
・2分ごとにダッシュボードを更新しプレーヤーの動向を監視できる
・顧客エンゲージメントレポートを作成する
他にも機能はありますが、Play Fabについてまとめると「開発周りのことは全部任せてゲーム開発自体に集中できるようにするプラットフォーム」であるといえます。
UnityでPlay Fabを使ってみよう
ここでは、実際に手を動かしてPlay Fabの導入までを行っていきましょう。今回は、冒頭でお伝えしたUnityというゲームエンジンを使っていきます。
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- はじめに、下記URLよりPlay Fabの公式サイトへアクセスしてください。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/playfab/
※Play Fab(マイクロソフト)の公式サイトへ飛びます。
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- 画面真ん中の「開始する」をクリックし、アカウントを作成
※「CREATE A FREE ACOUNT」をクリックすると、入力したメールアドレス宛にメールが届きます。メールの「VERIFY YOUR MAIL ADDRESS」ボタンをクリックしメールアドレスを承認してください。
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- 情報を追加し「Continue」をクリック
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- Unityで作成したゲームの情報(URLやジャンル)を追加し「Continue」をクリック
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- 完成
UnityにPlay Fabが追加されました。
- PG
- 確かに、Play Fabを使えばゲームシステムの運用の手間が大幅に省けそうですね。
- PM
- 一部無料で利用できるので、趣味でゲームを作っている方にもおすすめですよ。
ゲーム開発者なら導入しておいて損はない
今回は、Play Fabの概要から導入方法までを解説していきました。Play Fabを利用すれば、コストを下げながらゲームの運用ができます。サーバー周りなども含めて「一からすべて自分で行いたい」という方には向いていないかもしれませんが、効率良くゲーム開発を行いたいという方なら導入しておいて損はないでしょう。