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フルスタックとは?フルスタックエンジニアの仕事内容7選と5つの特徴を紹介

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フルスタックとは?フルスタックエンジニアの仕事内容7選と5つの特徴を紹介
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    フルスタックとは


    「フルスタック」とは、「すべて、満たした」を意味するフルと「入ってきた要素を後に入れた順に取り出すこと」を示す、スタックを組み合わせた造語です。

    つまり、フルスタックエンジニアとは、IT開発業務におけるすべての工程を担うエンジニアを指します。したがって、フルスタックエンジニアは幅広い知識とマルチな分野で活躍できるスキルを持っている必要があります。

    ただし、フルスタックエンジニアとしての明確な定義はなく、必ず取得すべき資格もありません。

    2000年頃と意味が変わっている

    2000年頃のフルスタックエンジニアは、簡単なサーバーサイドのロジックを組んだり、データをアップロードしたり、デザイン系ソフトウェアを使ってWebコンテンツをデザインするなど、業務内容がシンプルかつ小規模でした。

    しかし、外注費や人件費の削減や新しい技術の流れ、要求されるスキルの変化などにより、近年のフルスタックエンジニアの業務内容は大きく変化しています。

    特に、アジャイル開発の(アジャイル(agile)は機敏を意味し、分割して開発を繰り返すことにより短期間でリリースできる手法)やAWSやGCPなどのクラウドサービスの普及、フレームワークやライブラリの充実により、フルスタックエンジニアの差別化、強みが求められています。

    フルスタックエンジニアの給料・年収

    マルチタスで業務量が多くなりがちなフルスタックエンジニアは、給料・年収が一般的なエンジニアに比べて高くなる傾向があります。

    経済産業省が平成29年に発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、エンジニア・プログラマの平均年収は592万円とされています(年功序列と能力成果主義の両方で給与を裁定する中間型、かつ標準水準での平均年収)。

    フルスタックエンジニアには明確な定義がないため、正確な平均年収のデータはありませんが、600万円~700万円程度だと考えてよいでしょう。ただし、会社の規模や給与裁定の形態、エンジニアのスキルや経験によって大きく異なります。

    出典:「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」/経済産業省
    参照:https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

    フルスタックエンジニアの仕事内容7選


    前述したとおり、フルスタックエンジニアはITシステム開発のすべての工程を担うスキルや知識を持っている技術者です。そのため、仕事内容も多岐にわたり、多くの工程で活躍する可能性があります。

    そんな多様なフルスタックエンジニアの仕事内容について見ていきましょう。

    1:バックエンドの開発

    バッグエンドの開発は一般的にユーザーの目に触れない裏側の開発を指します。例えば、ECサイトの受注処理やクレジットカード決済、発送管理などの動的な処理の設計、開発、運用・保守などを行います。

    バッグエンドの開発は、主にJavaやPHP、Rubyなどのプログラミング言語やフレームワーク、ライブラリを用いて行います。また、それらに加えサーバーなどの知識も必要です。

    2:フロントエンドの開発

    フロントエンドはクライアントサイドとも呼ばれ、WebサイトやWebアプリケーションの直接ユーザーが目にする部分を意味します。ユーザーがWebのページを閲覧、操作できるよう設計します。

    フロントエンドの開発は、主にHTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使って行い、スマートフォンやパソコン、タブレットなど、さまざまなデバイスに合わせてWebサイトやWebアプリケーションを設計します。

    3:モバイルアプリの開発

    スマートフォンの急速な普及に伴って、モバイルアプリ開発の需要は急激に拡大しています。特に、ゲームアプリ市場はもっとも勢いを増している分野の一つです。

    モバイルアプリの開発は、SwiftやObjective-C、Kotlin、JavaWebなどWebサイトの開発とは異なるプログラミング言語を使用します。

    しかし、フルスタックエンジニアは両者の開発を担当する場合も多々あります。これにより、Webサイトとスムーズに連動するモバイルアプリを開発できます。

    また、最近の傾向として、複雑な開発プロセスを経るネイティブアプリは人気が低下し、ハイブリッドアプリの需要が高まっています。

    4:サーバー管理

    フルスタックエンジニアは、ITインフラの構築・保守運用も担当します。ネットワークやサーバー管理、OS・ミドルウェアのバージョン管理、新しいソフトウェアのインストールなどを行います。

    また、一般的にトラブル時やシステムダウン時には専門的なインフラエンジニアやバックエンドエンジニアなどが復旧作業に当たりますが、フルスタックエンジニアはネットワークやサーバーに関するインフラ周りの知識を持っているため対応可能です。

    5:クラウド管理

    2020年世界的なリモートワークへの移行が進み、クラウド化が加速しています。

    フルスタックエンジニアにとってクラウドに関する知識は必須で、状況に応じてAWS(Amazon Web Services)、GCP(Google Cloud Platform)、Azure(Microsoft Azure)などのスキルが必要になります。

    特に、クラウドサービスを活用したシステム開発は、イニシャルコストが安く開発速度が速いメリットがあるため、事業規模にかかわらずクラウドに関する知識は求められるでしょう。

    6:データベース管理

    インフラ周りの管理・運用を担うスタックエンジニアにとって、データベース管理も業務範囲の一つです。そのため、RDBMS(リレーショナルデータベースシステム)であるMySQLやPostgreSQLを扱うスキルや、MongoDBやNoSQLの知識も求められるでしょう。

    仕事内容としては、最適なデータベースの開発および設計、サーバーの最適化などのデータベースの管理、データベースのバックアップやセキュリティ対策などです。

    7:デザイン

    システム開発におけるデザイン業務は、アプリケーションのプロトタイプ(試作品)を作る際と、プロトタイプからプログラミング言語に変換する際に必要となります。通常、Webデザイナーが担当する仕事ですが、フルスタックエンジニアも求められる内容です。

    PhotoshopやIllustratorを駆使できるスキル、プログラミング言語(HTML・CSS・JavaScript)によるコーディングスキルなどがデザイン業務には必要になります。

    フルスタックエンジニアの特徴5つ


    自社で開発したアプリケーションを運用し、保守していく企業も増えています。幅広い知識とスキルを持つフルスタックエンジニアは、外注費・人件費の削減や納期およびトラブル復旧の短縮に対して大いに貢献するため、需要は高まっています。

    ここからは、多くの強みを持つフルスタックエンジニアの特徴について紹介していきましょう。

    1:転職しやすい

    前述したとおり、スマートフォンのアプリ業界などが急速に勢力を伸ばしている背景などもあり、アプリの開発だけでなく改良を続けたり、バグの改善など、企業はリリース後も対応を求められます。

    フルスタックエンジニアはそれらに一人で対応できるため、多くの企業で重宝されます。そのため、即戦力のあるフルスタックエンジニアはニーズが高く転職しやすいというメリットがあります。

    さらに、クラウドサービスの普及や特にベンチャー企業での需要が高いことにより、今後もフルスタックエンジニアの高い需要は続くでしょう。

    2:仕事の量が多い

    通常、開発工程は専門的な複数の技術者で分業しています。しかし、フルスタックエンジニアは開発における複数のフェーズを一人でこなすため、自ずと激務となりがちです。

    特に、規模の小さい企業は経済的な理由や人材不足などの理由から、フルスタックエンジニアを雇用し、一人でさまざまな業務をこなしてもらう傾向にあります。

    3:生活が安定しにくい

    フルスタックエンジニアは希少性が高くニーズが高いものの、必ずしも生活が安定しているとは限りません。

    例えば、企業がフルスタックエンジニアの価値を正確に理解していなかったり、企業の資金繰りなどでは、スキルと収入が連動していないケースもあります。そのため、仕事量が多いにもかかわらず収入が伴わない場合がありえます。

    さらに、担当業務が広範囲であるがゆえに、常に幅広く新しい技術や知識を身につけていかなければ、乗り遅れて転職や独立後の受注が難しいという側面もあります。

    4:特定のトレンドに左右されない

    例えば、特定のプログラミング言語しか習得していないプログラマーなどは、それらの言語の需要がなくなった場合に失職する可能性があるなど、リスクが高いと言えます。

    一方、フルスタックエンジニアは複数のプログラミング言語を習得しているため、特定の言語のトレンドに左右されにくいと言えます。

    その反面、多様なスキルを習得しているフルスタックエンジニアは、常にアンテナを張り巡らせて、最新の情報や資格を得て、より市場価値の高い存在でいる必要もあります。

    5:開発スピードが上がる

    規模が大きな開発プロジェクトとなると多くのエンジニアが関わり、コミュニケーションや引き継ぎに時間を要したり、認識齟齬によりトラブルが生じることがあります。

    しかし、フルスタックエンジニアがひとり、または少人数で開発を進めれば、開発のスピードが向上します。また、トラブル発生時も、大人数間の連絡やミーティングに要する時間を省くことが可能です。

    市場価値のあるフルスタックエンジニアを目指そう!


    フルスタックエンジニアは特に明確な定義はないものの、多くの幅広い知識を持ち、マルチな分野で活躍できる需要の高いエンジニアです。

    ただし、フルスタックエンジニアとして活躍し続けるには、幅広い知識やスキルが必要なうえ、多くの新しい技術にも対応しなければなりません。

    市場価値の高いフルスタックエンジニアになって、人件費の削減や開発スピード向上に貢献しましょう。

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