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チーミングって何?チーミングの種類3つや行う際の注意点を解説!

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チーミングって何?チーミングの種類3つや行う際の注意点を解説!
この記事でわかること
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    チーミングとは


    複数のNIC(ネットワーク・インターフェース・カード)を一緒に使用する手段を「チーミング」といいます。

    このチーミングは、ウェブサービスやサイトを見る人にとって、遮断が少ない良い環境にするために使われます。

    チーミングを使う理由は、耐障害性の強化や使用帯域の向上などができるからです。

    チーミングを使用している環境下では、使用している複数のNICのうちの1つに障害が出ても、他のNICが使える状態であれば通信が遮断されることはありません。

    そのことから、システム全体の耐障害性が改善できます。

    NICを束ねて使う方法

    パソコンにもNICが使われているため、インターネットに繋ぐことができます。つまり、個人のパソコンであっても、NICが故障しても修理や交換で対応できるということです。

    しかし、常につながっているサーバーとして使うコンピューターの場合は、NICが故障すると大きな問題となり、サーバー利用している提供中のサービスが止まってしまいます。

    それを防止するために、サーバーでは複数のNICを束ねて使うチーミングという方法を使います。

    ゲーム用語として使われることもある

    「チーミング」は、ゲーム用語として使われることもあります。ゲームにおけるチーミングとは、本来はチームを組んではいけないゲームでルールを違反してチームを組む禁止事項のことを指します。

    たとえば、正しいルールの中で公平にゲームを楽しんでいるユーザーから見ると、人数が有利になるチーミングは迷惑な行為となり、通報などでアカウントの凍結につながります。

    他にも、ゲーマーの中では、何かおかしいと思う集団がいたり、確信犯の集団がいたりという場合に使う言葉です。

    チーミングで得られる効果


    「チーミング」の大きな効果として、ウェブサイトがサーバーメンテナンスの時以外で遮断されることがなく、24時間接続が可能なのはネットワークを冗長化できるということが挙げられます。

    複数のNICをまとめて一つのNICとしてチーミングすることにより、ネットワークの向上や耐障害性の向上が図れる効果があります。

    また、一部のNICに何か問題が起きても、他のNICが稼働できる状態であれば通信が不可能になることがないのもチーミングの効果です。

    チーミングしていないと?

    「チーミング」をしていないと、NICが故障するたびにウェブサイトがサーバーメンテナンスの時以外でも遮断されることが多くなります。

    そのため、24時間接続が不可能になり、サーバー利用している提供中のサービスも止まってしまい使い勝手が悪くなります。

    チーミングしていないNICだけを搭載しているパソコンなどでは、故障しても修理やNICの取り換えなどが簡単にできる手軽さもあります。

    24時間通信がつながっているサーバーなどでは、チーミングしないとネットワークや耐障害性に不備がでて使う事ができません。

    チーミングの種類3つ


    チーミングには大きく分けて3つあり、使用するチーミングモードによって機能や作業の内容が変わってきます。

    チーミング使用している場合、「NICに1つ問題が発生しても残ったNICで通信できる」ということは全ての機能で共通しています。

    また、3種類あるチーミングの方法にはそれぞれに長所短所があるので、サービスによって使い分けることがおすすめです。ここからは、その3つの種類についてご説明して行きましょう。

    チーミングの種類1:フォールトトレランス

    「フォールトトレランス」とは、NICの一つを稼働系にもう一つを待機系として使用して、稼働側のNICが障害を起こした場合に、待機側のNICが自動的に稼働側のNICに切り替わり通信を続行する機能です。

    NICをプライマリー (稼働) とセカンダリー (待機) の 2 つに分けた上で設定し、プライマリー側のNICがネットワークとつながります。

    プライマリー側のNICに障害が起きて通信できていない状態になった時に、セカンダリー側のNICがそれまでのプライマリー側の設定を引き継いで通信するため、耐障害性の向上ができます。

    チーミングの種類2:ロードバランシング

    「ロードバランシング」は、通信の負荷を分散することで、NICを束ねて耐障害性を持たせる他に、複数のNICも同時に利用して、通信ごとの処理を複数のNICに分け高速な1本の伝送路とします。

    ロードバランシングには、プライマリやセカンダリという概念はありません。

    一見ひとつのNICで処理しているように見えますが、実は複数のNICに処理を分散しています。複数のNICを使用するため、どちらかのNICに問題が起きても残りのNIC経由で通信を継続します。

    チーミングの種類3:リンクアグリゲーション

    「リンクアグリゲーション」は、複数のNICを使用することにより全体としての帯域幅を増加させる機能です。

    リンクアグリゲーション内のNICが切れてしまっても、他のNICへ自動で振切り替えて通信が継続できます。

    リンクアグリゲーションでは、一つの通信相手に対しての速度が上がるわけではありませんが通信に使用するNICの数が増えますので、クライアントとサーバー間の通信など複数の通信を同時に使う場合に有効な手段です。

    リンクアゲリゲーションの注意点

    リンクアグリゲーションの注意点は、装置間での設定が同じことが必要で構成する装置間は直接接続することが必要です。

    リンクアグリゲーションを施している構成では、スイッチをまたいで設定できないのでスイッチは1台にする必要があります。

    この場合の注意点は、サーバーでNICを束ねてもスイッチは1台なので、シングルポイントが生まれてしまいます。

    そのため、2台のスイッチを仮想的に1台に見せるスタック技術を搭載した製品を入れる対策などが必要です。

    チーミングを行なう際に気を付けること


    チーミングを行う際、サーバー側のNICに障害が発生した場合は検知できますが、スイッチと上位のスイッチ間のリンクで障害が発生しても検知が不可能なため、通信に不具合が発生する場合があります。

    問題を発生させないためのネットワークを実現するためには、2つの案があります。

    以下で、1つ目の「リンクステートトラッキング機能の実装」と2つ目の「スパニングツリー機能の実装」についてご説明します。

    リンクステートトラッキング

    「リンクステートトラッキング」とは、「トランクフェールオーバー」と呼ばれることもあり、複数のNICの接続情報を関連付ける機能です。

    たとえば、リンクステートトラッキングをサーバー上でNICチーミング機能とともに使用すると、ネットワークで機能を維持することが実現されます。

    スイッチ上で指定した上位リンクに問題が発生すると、関連づけた下位リンクを強制的にダウンさせてしまう仕組みです。

    スパニングツリー

    「スパニングツリ」ーは、問題が起きた時に本来ループする経路の一部を利用しない状態に保ち、問題発生時にはその経路を利用して通信ができる機能です。

    チーミングが、主にサーバー上のNICなどに対しての問題発生後にシステムの機能を維持し続けられるようにすることに対し、「スパニングツリー」はスイッチ間のネットワーク経路での問題発生後でもシステムは機能を維持し続けるために利用されます。

    チーミングがネットワークの利便性を実現している


    チーミングによるネットワークの冗長化で、WebサイトもWebサービスも24時間常に利用可能な状態が保たれています。
    3種類あるチーミングの方法はそれぞれ一長一短あるので、サービスに合わせて使うと良いかもしれません。

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