IT業界は今後どうなっていく?将来性や今後有望な技術と職種をご紹介

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今後IT業界はどうなっていく?


現在、IT業界は就職活動を控えた学生や、転職活動を考えている社会人などさまざまな人が注目しています。

IT業界は非常に人気の高い業界ですが、ITに関する技術やトレンドは他の業界と比較しても移り変わりが激しく、少し前まではスタンダードであった技術や情報がすぐに古くなります。

今後IT業界はどのようになっていくのでしょうか。この記事では、IT業界の今後について紹介していきます。

IT業界の現状3つ


まずはIT業界の現状についてご紹介しています。

IT業界は新しく参入するベンチャー企業や新しい独自サービスの開発を行う大手のIT企業などさまざまな企業での競争が激しく、色々な企業が入り乱れている状態です。

ここではIT業界の現状について3点を紹介しますので、ぜひ現在のIT業界について理解を深めてみてください。

1:年収推移

dodaエージェントサービスでの2020年の業種分類別平均年収ランキングを見ると、IT業界での平均年収は現在444万円程です。

2019年では446万円となっており、全体では2万円ダウンしています。しかし女性に絞って見てみると、2020年のIT業界での女性の平均年収は386万円で、ITの順位が全体のランキングを上回っています。

出典:平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
参照:https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/

2:人材不足問題

IT業界では人材不足の問題は根強く残っています。

IT企業が求めている人材の数よりもIT人材供給の方が少ない状態のため、IT人材不足が顕著です。近年ではIT業界を希望する人材も増えており、IT業界での需要も拡大しているため、人材不足を解消することはしばらくないでしょう。

今後ますます市場規模が拡大していくIT業界では、人材不足が深刻化していくことが予想されています。

3:市場規模の拡大

IT業界ではIT企業の市場規模が年々拡大しています。

IT技術が社会に普及していくにつれ、IT企業の市場規模は拡大してきました。今後もITには社会から求められる技術も多く、技術もますます発展していくことから、IT業界内での競争も激しさを増し、ITの市場規模はより拡大することが予想されています。

IT業界の将来性3つ


IT業界の将来性を紹介します。

大きな注目を集めているIT業界ですが、多くの企業が参入し、業界内での競争が激化することで、今後IT業界にもさまざまな変化が訪れるでしょう。

今後のIT業界はどのようになるのでしょうか。ここではIT業界の将来性を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:人材の需要は増加傾向

IT業界ではITスキルを持った人材の需要が増加傾向にあります。

現在でもIT人材には高い需要がありますが、将来的にもITを利活用できるようなスキルを持った人材の需要は高まることが予想されています。

また、現在注目されているIoTやAIを含めたさまざまなIT技術の進歩が続く限り、IT人材の需要はなくなることはないでしょう。

2:他業界への進出

IT技術はこれまでITを利用していなかったさまざまな業界で需要が高まっています。

たとえば、IT技術を活用することで人材不足解消などの期待が大きいスマート農業や、教育分野ではITを活用したeラーニングなどの新しい学習方法が注目を集めています。

ITを活用することで、今後もさまざまな業界の発展をサポートすることでしょう。

3:成長産業になっている

近年、IT業界は国内外の成長産業です。

現在、国内のIT業界市場は全体の10%程度を占めており、市場規模は他の産業と比較しても大きくなっています。

また、世界全体で見ても時価総額を占めているのはアップルやマイクロソフト、AmazonなどのIT企業がほとんどで、IT企業はもっとも成長を期待されているといえます。

IT業界で今後発展が予想されているIT技術6つ


IT業界で今後発展が予想されているIT技術を紹介します。

日々さまざまな新しい技術が生まれているIT業界で、現在のITトレンドとも言えるいくつかのIT技術が注目されています。それらの技術は今後大きく発展し、私達の生活を変えるでしょう。

ここではIT業界で今後発展が予想されているIT技術を5つ紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:IoT

IoTとは「モノのインターネット化」を意味する言葉です。

IoTはセンサーなどを取り付けることで、インターネットに繋がっていなかったさまざまなモノが繋がるようになり、それを遠隔操作できる技術です。

一般家庭では冷蔵庫やスピーカーといった家電にIoT技術が利用されるケースも多いですが、企業でも無人操作できる生産機器などに利用されるようになりました。

2:X-Tech

X-Techとは、既存のビジネスと先進的なテクノロジーを組み合わせることで生まれた新しい製品やサービスなどを指す言葉です。

現在、世界的にデジタルトランスフォーメーションが重要視されており、さまざまな業界や業種で最先端のITやICTが取り入れたことにより、X-Techがあらゆる場所で普及し始めています。

X-Techには「AgriTech(農業)」「AutoTech(自動車)」「FinTech(金融)」などのさまざまな種類があります。

3:AI

AIは、IT業界のトレンドとして特に技術発展が目覚ましい分野です。

AIは人の知的振る舞いを行えるコンピューターやそのような技術を指す言葉で、AIを開発するにはビッグデータを活用した機械学習やディープラーニングによってコンピューターに学習させることが必要です。

自動車業界などでは、自動化運転を実用化するための研究が進められているなど、今後あらゆる業界に関わる技術となるでしょう。

4:EC

ECとは「Electirc Commerce」を指す言葉で、EC業界全体が注目を集めています。

日本ではAmazonや楽天などの大手通販サイトが売り上げを伸ばしていますが、現在eコマース市場の規模は年々拡大しており、将来的にも成長することが予想されています。

今後日本でキャッシュレスが進むことで、よりEC業界の売り上げ増加が期待できるでしょう。

5:AR・VR

ARは「Augmented Reality」の略で、実際の景色などに情報を付与する技術、VRは「Virtual Reality」の略で、リアルな3次元空間を疑似体験できる技術を意味する言葉です。

近年ではゲーム業界やエンターテイメント業界、さらに不動産業界や医療、教育などさまざまな業界でこれらのARやVR技術が活用され始めています。

6:5G

5Gとは「第5世代移動通信システム」を指す言葉です。

5Gは「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」という3つの特徴があり、日本でも2020年の3月から実用化が進んでいます。

これまでの4Gよりも高速かつ低遅延、多数への同時接続が可能な5Gがさまざまな産業や分野へ普及されることにより、新たな付加価値を生み出すでしょう。また、通信キャリアだけでなくさまざまな主体が利用できるローカル5Gへの取り組みも進められています。

IT業界で今後有望視されている3つの職種


IT業界で今後有望視されている職種を紹介します。

ここまでご紹介したとおり、IT業界ではさまざまな新しい技術が注目されています。今後のIT業界では、どのような職種が有望だといわれているのでしょうか。

IT業界で今後有望視されている3つの職種を紹介しますので、どのような職種があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:マシンラーニングデザイナー

マシンラーニングデザイナーとは機械学習の方法などを検討し、構築する職種です。

AIは、人のように自ら考え物事を判断できるコンピューターですが、AI開発には機械学習が必要です。また、機械学習のクオリティはAIの性能に直結する非常に重要なものです。

今後、AIの開発がより活発になるにつれ、IG業界でのマシンラーニングデザイナーの需要も高まるでしょう。

2:セキュリティマネジメントスペシャリスト

セキュリティマネジメントスペシャリストとは、企業においてセキュリティの安全を守る情報セキュリティの専門家です。

企業は機密情報や顧客の個人情報など、外部に決して流出させてはいけない重要なデータを多く保有しています。また、近年はサイバー攻撃の種類なども増え、情報に対する脅威も増えていることから、セキュリティマネジメントの重要性が増しています。

そのため、今後セキュリティマネジメントスペシャリストはあらゆる企業から求められる職種になるでしょう。

3:サイバーセキュリティエンジニア

サイバーセキュリティエンジニアとは、サイバーセキュリティに特化したエンジニアです。

セキュリティを考慮したシステム設計や構築、運用、サイバー攻撃を防ぐためのあらゆる調査や分析、改善などを行う専門職です。

企業が情報セキュリティ対策を十分に行っても、攻撃者は新しい手法を考案し攻撃してきます。そのため、新しい攻撃に対抗するために、今後サイバーセキュリティエンジニアの需要は高まるといえるでしょう。

IT業界の今後の課題3選


IT業界には今後どのような課題が残されているといえるのでしょうか。

IT業界は現在多くの企業が参入し、激しい競争を繰り広げながら市場規模を拡大し続けているため、高い将来性があるといえるでしょう。

しかし、IT業界には課題とされている点がいくつかあります。ここではIT業界の今後の課題3選を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:深刻化する人材不足

前述のとおり、今後も需要に対して供給が追い付かず、IT業界はIT人材不足が深刻化するでしょう。

経済産業省の発表によると、IT業界の人材不足は2020年には約37万人、2030年には約79万人にまで拡大するといわれています。

出典:経済産業省「IT分野について」
参照:https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_06_00.pdf

2:エンジニアの労働時間

エンジニアの長時間労働問題は今後も課題となるでしょう。

現状、人材不足ということもあり、エンジニア一人ひとりの負担は大きくなります。また、IT業界における多重下請構造によって下流エンジニアに長時間労働が強いられる現状になっている点は、今後解決すべき問題だといえるでしょう。

3:スキル不足

AIやIoTなどの最先端技術を担う人材のスキルは特に足りていません。

今後より発展していくと言われているIT業界では、高いスキルを持った人材が求められています。しかしスキル不足である点は否めないことから、今後はより人材育成によるスキルアップが必要です。

IT業界は今後さらなる発展が予想されている


IT業界は課題も残されていますが、今後も拡大していくでしょう。

ぜひこの記事で紹介したIT業界の将来性やIT業界で今後発展が予想されているIT技術、有望視されている職種などを参考に、IT業界の将来性についてより理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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