SEにおすすめの国家資格とベンダー資格を紹介!取得への勉強方法も解説

SEの資格取得による転職への影響とは?
どんな資格でも共通の事ですが、資格を取得する事ですぐさまそれが仕事に役立つ訳ではありません。その資格の取得実績が一定以上の知識やスキルを持つ事を証明できる証になる事はSE、そしてIT業界でも同じ事です。
SEは資格を取得する事で一定以上のスキルを持つ証になるので、業務経験と併用する事で、転職が有利になり、入社後の待遇改善も期待できます。
SEにおすすめの国家資格7選
ここからはSEにおすすめの国家資格7選について解説していきます。SEの資格には国家資格もあり、それぞれ用途や特徴が異なります。難易度では、初心者、中級者、上級者向けに3種類に分ける事ができます。
それぞれ、初心者には基本情報技術者試験や情報技術者試験など、中級者には応用情報技術者やデータベーススペシャリスト試験など、上級者にはプロジェクトマネージャ試験やシステムアーキテクト試験などが適しています。
SEにおすすめの国家資格についてご興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
1:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験はSEになりたて、若しくはこれからSEになろうとしている人に適している国家資格の試験です。学生のうちに習得しておこうとする人も少なくありません。
試験の対象者像は高度なIT人材になるための基本的な知識や技能を身につけている者となっており、SEとして働くための基本的な知識を問う問題が出題されます。
2:情報処理技術者試験
情報技術者試験は、メーカー側からユーザー側までIT業界に所属する全ての人々が活用できる試験です。
IT業界に関する領域を広範に試験問題に出題しており、基本的な知識を問う試験が多いので、IT業界の初級者から中級者が受験するのに適しています。
3:ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークエンジニアやインフラエンジニア向けに、ネットワークに関係する領域に絞った問題が出題される専門的な試験で、難易度は高いです。
合格基準にも記載されている通り、能動的にネットワークに関する業務を行えるスキルがないと、合格は難しいです。
4:データベーススペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験は、インフラ系のSE向けにデータベース関連の領域に絞った問題が出題される資格試験で、問題や合格の難易度はとても高いです。
データベースの企画から保守まで担当できる知識やスキルがないと合格できない試験なので、データベースに関する知識はもちろん、業務経験もないと合格は難しいです。
開発系のエンジニアもプログラミングや要件定義を行う上でデータベースに触れる機会は多くあるので、取得しておくとキャリアアップの際や転職活動でとても役に立ちます。
5:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験はITの幅広い知識と応用力が求められる試験で、IT業界中級者に適した試験です。
プロジェクトマネージャ試験など、上級者向けの国家試験を受験するのための前提条件として合格が必須の試験なので、IT業界中級者やSEの人がキャリアアップのために受験する場合が多いです。
中級者のための試験、上級者の試験受験の前提条件とはいえ、応用情報技術者試験自体の難易度もとても高く、基本情報技術者試験の難易度を遥かに上回ります。
6:システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験は、主に開発系の業務をしているSEのための試験で、難易度はかなり高いです。
試験概要にも書いてある通り、豊富な業務知識に基づいた的確な判断ができる技術水準が必要なので、書籍などから得られる知識に加えて、現場での経験も資格試験合格に必須です。
開発系のSEが取得すれば、会社内はもちろん、転職市場でも高く評価され、資格の取得を成功させる事ができれば転職活動や社内の評価面談でとても有利に働きます。
7:プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験はプロジェクトを成功に導くための知識や技術が問われる試験で、難易度はかなり高く、受験者自体もとても少ないです。
自らの能力だけでなく自分の配下のメンバーも成長させるための能力も問うという、SEの試験の中ではやや異質な立ち位置にある資格試験です。
プロジェクトのマネージャや人の育成はもちろん、現場や実務の経験も非常に重要ですが、事前に資格を取得したり試験の勉強を通して得た知識によって、効率よく無駄なく仕事を完遂させる事ができます。
SEにおすすめのベンダー資格7選
ベンダー資格は、国家資格と比べるとその製品やサービスに関する問題が多く出題されるので、専門的な知識を問う問題が多いです。また、一定の期間後に取り直さなければならない試験もあります。
ベンダー資格の試験はそれぞれが複数の段階に難易度が分けられているとはいえ、どれも総じて難易度は高く、業務経験もなしに独学のみで取得するのは決して簡単ではありません。
1:オラクルマスター
オラクルマスターとは、オラクル社が提供しているベンダー資格で、主にオラクルデータベースに関する問題が出題され、難易度はやや高めです。
複数の段階に試験が分けられているとはいえ、初心者向けとされているBronze試験でさえ、試験の問題の質も量も歯ごたえがあり、簡単には合格できません。
2:マイクロソフト テクノロジーアソシエイト
マイクロソフトテクノロジーアソシエイトとは、マイクロソフト社が提供している資格試験で、マイクロソフト社が提供している様々な資格試験の足掛かりになる、初心者向けの試験です。
業務経験やIT自体の経験や知識がなくても比較的簡単に取得できるので、情報系の分野に進んだ学生やIT業界への転職を目指している社会人に適しています。
3:マイクロソフトオフィス スペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、マイクロソフト社が提供している資格試験で、ExcelやWordなど、マイクロソフト社が提供しているオフィスソフトに関する問題が出題される資格試験で、難易度は初心者向けの試験です。
受験方法も柔軟に選択でき、教材なども豊富に揃っているので勉強しやすく、合格の難易度もそれに合わせて低めです。
4:ドットコムマスター
ドットコムマスターはインターネットやICTに関する知識を問う資格試験となっており、基本情報技術者試験と比較的近い立ち位置にいるベンダー資格の試験で、教材などがあまり豊富ではない事から、合格の難易度はやや高めです。
ベンダー試験としては珍しく日本の企業であるNTTが運営している試験で、難易度や習熟度によって2つの試験に分けられています。
5:CCNA
CCNAは主にネットワーク関係のSEに向けの資格試験で、ネットワーク関連の問題が主な専門的な資格試験で、シスコシステムズが運営している資格試験です。
シスコシステムズのサービスに関する問題が多く、専門的な知識がお必要になるため、合格の難易度は全体的に高めです。
6:XMLマスター ベーシック
XMLマスターベーシックはXML及びXMLの関連技術の知識を問う資格試験で、全部で2段階に分けられる試験の中ではより初心者が受験するのに適した試験です。
初心者向けとはいえ専門的な知識を問うマニアックな問題が出題されるので、難易度は低くなく、しっかりと対策しなければ合格できません。
7:CCNP Enterprise
CCNP Enterpriseはネットワーク関係のSEに向けた資格試験で、前提条件ではありませんが、数年の業務経験を経てからの受験を公式サイトで推奨している事からもわかるように、難易度は高めです。
専門の技術分野に分けて、資格の認定を調整できるので、インフラ系SEにとっては学習環境さえあれば、キャリアに汎用的に良い影響を及ぼせる資格です。
SEの資格取得への勉強方法
SEの資格試験で合格し、資格を取得するためには、SE経験者か未経験者かを問わず、業務経験だけでなく書籍や学習サイトでの体系化された学習が必須です。
仮に仕事で毎日触れている分野であっても、問題を解く、という行為は慣れを必要としているスキルで、継続した学習によって身につきます。毎日少しの時間でも学習の時間を設ける事によって、資格試験合格の可能性はかなり上がるでしょう。
本を活用する
SEの資格試験の勉強をする際、書籍を活用すると、情報が体系的に書かれているので、知識の習得がスムーズに進みます。
また、書店に行ってもSEの資格試験に関する書籍は種類が豊富にあるので、自分によりあった書籍を選ぶ事ができ、知識の習得が更にスムーズに進みます。コストもそこまでかからないので、上手く行けばコストをはるかに上回るリターンを得る事もできます。
スクールを活用する
SEの資格取得の方法として、プログラミングスクールやITスクールを活用する、と言う方法もあります。SE未経験からSEになった人に向けて、会社が研修として利用させてくれるケースもあります。
値段は高くなりますが、独学と違い、既にITの知識や技術に精通した人から教わる事ができるので、解らない部分も効率よく理解する事ができますし、メンターと呼ばれる人がマンツーマンで教えてくれるスクールもあります。
転職するときはSEにおすすめな資格を取得しよう
SEには資格の取得など必要なく、現場での経験やプログラムのコーディングの経験の方がずっと大切だという声もあります。
しかし、資格を取得していれば知識やスキルを対外的に証明する事にもつながるので、転職が有利に進みやすく、待遇もより良いものにグレードアップする事ができます。
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