インフラエンジニアのやりがい6つ|仕事内容や必要なスキルを紹介

インフラエンジニアのやりがい6つ|仕事内容や必要なスキルを紹介
最新情報や関心のある情報を毎日お届け。  FEnetインフラメールマガジン    メルマガ登録はこちらから>>

インフラエンジニアとは?


インフラはインフラストラクチャーの略で、日常では生活に欠かせない電気やガス、水道などのことを指します。

ITの世界にも、同じような役割を果たすものがあります。ITで言うところのインフラとは、「サーバー」や「ネットワーク」のことを指します。

そのITインフラに関する仕事をするのが、「インフラエンジニア」です。

ITインフラがトラブルなどで使えなくなってしまえば、企業には大きな損害が出ます。さらに、企業が求めているITインフラを構築できていなければ、業務効率を落としてしまうこともあるので、インフラエンジニアの仕事は非常に重要です。

インフラエンジニアの平均年収

前述の通り、インフラエンジニアはITインフラに関する仕事をします。そのため、インフラエンジニアには、高度で専門的な知識が求められることになります。

その専門性の高さから、インフラエンジニアは初任給でも約21万円、派遣社員の時給相場でも約2,499円となっています。

また、平均年収も他の職業の人よりも少し高めで、約526万円となっています。(2020年10月時点)

インフラエンジニアの仕事内容


この章では、インフラエンジニアが実際に何をしている職業なのか、また業務の大変なところを詳しく見ていきましょう。

ITインフラを作るということ

インフラエンジニアは文字通り、ITサービスのインフラを構築・運用・保守するのが主な仕事です。

Twitter / Facebookなどをはじめ、基本的にITサービスはこのインフラが整備されていないとネット上に公開することができません。インターネットに接続しサーバーを安定稼働させながら監視を続けていくためには、それなりの知識・スキルも必要になるという事です。

一般的に、インフラエンジニアは以下のような2種類の業務に分けることができます。

■【ネットワークエンジニア】ネットワーク機器の設置・設計・監視
■【サーバーエンジニア】サーバーの選定・設計・構築
ネットワークエンジニアは物理的な通信機器をサーバーに繫げるための設置・構築等を主な業務とし、サーバーエンジニアはサーバーマシンの選定・設定・構築・運用等を担当します。

ただし、最近になってクラウド化の影響もあり、AWSやGCPなどのサービスを利用したインフラの構築の人気が高くなっています。この場合には物理的な通信機器やサーバーを用意する必要がないので、上記のような2種類の業務に分かれることはありません。

仕事が大変と感じることも

インフラエンジニアの仕事は、ITサービスを支える基盤作りとも言えるので他の職種とは大きく異なる点があります。

もっとも重要なポイントは、サーバーが24時間365日稼働し続けているということでしょう。

サーバーがストップするということは、提供しているサービスやアプリも停止することを意味しています。そのため、普段からインフラを監視・メンテナンスしていかなければいけません。

このような背景から、突発的な障害が発生した時には深夜であっても招集が掛かることもあります。また、サーバー側のバージョンアップや増強など、定期的なメンテナンスも必要です。しかし、安易にサーバーを止められないので、緊急性の高いものでなければ、もっともユーザー利用率の低い深夜帯に作業を行うようなケースが多いです。

インフラエンジニアはこのように特殊で専門性の高い職種であるため、客観的に見て大変な仕事だと思われることもあります。ただし、このようなデメリットを大きく上回る「やりがい」もあるので、次の章から詳しく見ていきましょう!

インフラエンジニアのやりがい6つ


この章では、インフラエンジニアとしてどのあたりにやりがいを感じることができるのかについて見ていきましょう。主に、知識・スキル、社会貢献、収入面について学んでいきます。

インフラエンジニアのやりがい1:知識・スキルを武器にどこでも戦える

そもそもインフラエンジニアの数が足りていないこともありますが、ネットワークやサーバーなどの深い知識とスキルは、長く経験するほどに強力な武器になっていきます。

IT企業ではインフラが必要になるので、インフラエンジニアを求めている会社は数多く存在します。そのため、自分の知識・スキルを活かせる仕事は無くなることがなく転職にも強いのです。

さらに障害対応やセキュリティリテラシーなど、専門性の高い分野での経験値はどこでも活躍できる魅力があるでしょう。もちろん、エンジニア自身も仕事を続けることで自然と専門的な知識・スキルを向上させていくことができます。

インフラエンジニアのやりがい2:情報社会のインフラ構築に貢献できる

現代は情報社会の全盛期であり、さまざまなITサービスの上で成り立っています。

Twitter / LINE / Instagram…などのWebサービスだけでなく、金融・交通機関・医療・行政…などさまざまなところでITインフラは必要不可欠な存在になっているのです。

このような社会基盤を支えていると言っても過言ではないインフラエンジニアの仕事は、まさにその業務すべてが社会貢献をしているとも言えるでしょう。

そのため、個人や企業だけでなく世界的な大手企業から行政機関まで、幅広い案件を相手にできるスケールの大きな業務にも関わりやすいというのが特徴でしょう。

インフラエンジニアのやりがい3:高収入を狙いやすい

インフラエンジニアの質を左右するのは、自身の知識・スキルの高さに直結するとも言えます。

単純にインフラを構築・運用できるだけでなく、セキュリティの知識や障害対応スキル、顧客に最適化されたインフラの提案、専門性の高い技術力…など、深いところまで知っていればその分だけ収入にも反映されやすいのが特徴です。

この専門的な知識・スキルを効率よく高めるために以下のような国家資格やベンダー試験がいくつか提供されているのも魅力的でしょう。

・基本情報技術者
・応用情報技術者
・ネットワークスペシャリスト
・データベーススペシャリスト
・CCIE
・LPIC
・オラクルマスター

資格を取得し、経験を積んでいくことで確実にキャリアアップに繋がることでしょう。

また、自身の専門性を活かしてスペシャリストとしてフリーランスになったり、ITコンサルタントになる道などもあり柔軟に収入アップを目指すこともできます。

インフラエンジニアのやりがい4:半永久的に仕事がある

インフラエンジニアは、ITインフラに関する仕事をすることになります。電気やガス、水道のようなインフラが無くなることがないように、ITでもサーバーやネットワークなどのITインフラが無くなることはありません。

また、インフラエンジニアとして仕事をするためには、高度な専門知識が必要となるので、誰にでもできるというわけでもありません。

そのため、インフラエンジニアは需要が高く、仕事が無くなることのない必要不可欠な設備に関わる仕事をすることになるので、やりがいを感じやすい職業です。

インフラエンジニアのやりがい5:キャリアアップが期待できる

インフラエンジニアは、誰でもできる仕事ではありません。

そのため、インフラエンジニアとなるためには、まずフロントエンジニアやインフラ業務を経験するなどの経験を積む必要があります。

また、インフラエンジニアは需要が高いので、スキルを身につけた後にフリーランスへ転向するという選択もできます。

フリーランスとしてインフラエンジニアになることで、エンジニアとしてのスキル以外にも、さらに多くのスキルを身につけていくことができるようになります。

インフラエンジニアのやりがい6:大規模な仕事に携われる

インフラエンジニアは、人よりも大きなコンピュータを何台も繋げたり、さらには、そのインフラを何千人、何万人と、多くの人が使ったりすることもあります。

また、そのITインフラを構築するために、大人数でプロジェクトチームを組んで仕事を進める場合もあります。

そのため、インフラエンジニアの仕事をしていると、家でパソコンを触ったり、事務で入力作業しているだけでは経験することのできない大規模な仕事に携われることもあり、仕事にやりがいを感じることができます。

インフラエンジニアに向いている人とは?


先述の通り、インフラエンジニアは需要が高く、責任のある仕事ができるので、やりがいを感じやすい仕事です。

一方で、インフラエンジニアは激務であることも有名です。

そのため、インフラエンジニアを目指すのであれば、まず自分がインフラエンジニアとして仕事をしていくための適性を持っているかどうかを把握する必要があります。

インフラエンジニアに向いている人にはいくつかの特徴や要素があるので、それらを自分が持っているか確認してみましょう。

機械の操作をするのが好きな人

インフラエンジニアは、大きなサーバーを設置したり、ルーターやスイッチなど複雑なネットワークの配線を行ったり、それらの機器の設定をしたりするのが仕事です。

そのため、機械の操作が好きであったり、複雑な配線を考えることが好きであったりする人は、インフラエンジニアに向いている可能性があります。

また、インフラエンジニアは機械を触る仕事でもあるので、逆に機械が苦手であれば仕事が辛いと感じてしまう可能性もあるでしょう。

そのため、「機械の操作が好き」というのは、インフラエンジニアにとって必須条件と言えます。

縁の下の力持ちタイプ

会社では、当たり前のようにパソコンはネットに繋がり、いろいろなアプリやソフトが使えますが、そのことを当然のように考えている人もいるでしょう。

しかし、それらが快適に使えるのはインフラが整っていて、しっかりと運用がされているためです。

そして、インフラを快適に使えるのは、インフラエンジニアがしっかりと仕事をしているためです。

そのため、裏で誰かのために役に立つという「縁の下の力持ち」になれるような仕事がしたいと考えている人は、インフラエンジニアに向いています。

事前準備が好きな人

インフラは、トラブルで使えなくなってしまうと、業務ができなくなったり、大きな損害を負ったりなどする可能性があります。

そのため、インフラエンジニアにはトラブルが起きた時に即座に原因を見つけ、解決する能力が求められます。

そのため、普段からあらゆるトラブルを想定して備えておく必要があります。

事前に様々なことを考えて備えておく必要が多いことから、色々と予測を立てたり、万が一に備えて事前準備をしたりできる人は、インフラエンジニアに向いている可能性があります。

力や体力がある人

インフラエンジニアは激務なことで有名であり、その激務の合間に勉強を続けていく必要もあります。そのため、インフラエンジニアを続けていくためには、体力があることは必須になります。

また、インフラエンジニアは大きな機器をたくさん運んだり、組み立てたりすることもあります。

場合によっては、重い機器をラックの高い位置に設置しなければいけないこともあります。インフラエンジニアは意外と力仕事でもありますので、体力や腕力がある人は重宝されるでしょう。

インフラエンジニアに必要なスキル


この章では、これからインフラエンジニアを目指す方にとって必要となる知識・スキルについて詳しく見ていきましょう。主に、ITリテラシー・クラウド化について学んでいきます。

最低限のITリテラシーとスキル

IT業界が未経験でこれから挑戦していく方であれば、まずはブログ・SNS・メルマガ・雑誌などを活用して関連する情報収集から始めてみましょう。積極的に情報発信を行っているユーザーを見つけて、複数人をフォローしておくのも有効です。

そのうえで、最低限のITリテラシーを身につけるために効率の良い方法として、【ITパスポート】の資格勉強をすることをおすすめします。断片的な情報をいくつか集めて独学するよりも効率がよく、以下のような知識を体系的にまとめて学習できるのです。

・ネットワーク構築・運用
・ITセキュリティ全般
・データベースの操作
・コンピュータシステム全般
・プログラミングの基礎

まずはこれらの基本となる知識を身につけることが重要です。

ステップアップとして基本情報技術者の資格勉強を進めたり、Linux全般の知識レベルを向上させるためにLPICの学習を始めるのも効果的です。

クラウド化への対応力

今後のインフラエンジニアに不可欠なのがクラウド化への対応力でしょう。

主にAmazonが提供するAWSや、Googleが提供するGCPなどを活用したインフラの構築・運用・保守は、物理的なマシンが不要で初期費用を抑えられます。これにより、スタートアップや中小企業などが採用しやすい傾向にあるのです。

特にAWSの人気は高いので、基本的な使い方だけでなく膨大に提供されている機能の中から顧客に最適化された設計や提案ができる必要があるでしょう。また、Docker・Kubernetesによるインフラの自動化、AI(機械学習)を活用したITサービスの構築なども求められています。

これらの基本的な知識は参考書を読むだけでなく、動画等による講座を利用して体系的に学習するのが効果的でしょう。例えば、Udemy等のオンライン教育プラットフォームを利用すると以下のような専門分野の知識を詳しく学ぶことができます。

・AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services
・Linuxコマンドから始めるDocker
・現役エンジニアが教える、手を動かして学ぶGoogle Cloud Platform
・フルスタック・Webエンジニア講座(2019最新版)
・人工知能の意味からモデル構築・RPA連携・サーバレス開発まで

AWSは個人でもすぐに利用開始できるため、動画で基本を学んだあとにプライベートで練習しておくのもオススメです。

インフラエンジニアのキャリアパス3つ


今やインフラエンジニアは、需要の高い仕事です。そのため、スキルを身につけて、フリーランスへ転向するという人もいます。

また、インフラエンジニアとしてのスキルを身につけて、キャリアアップを目指すという人もいます。

インフラエンジニアからのキャリアアップにはいくつかの道がありますが、その代表的なものを以下に3つご紹介します。

キャリアアップを目指すのであれば、事前に方向性を定めておきましょう。

キャリアパス1:スペシャリスト

インフラエンジニアとしての知識とスキルを高めていくことで、「スペシャリスト」を目指す人がいます。

スペシャリストになるためには、一般のインフラエンジニアではできない高度な技術力を身につける必要があります。そのためには、技術の進化が早いIT業界で、常に最新の情報や技術を得ておく必要があります。

その点でも、スペシャリストはインフラエンジニアとして活躍できる場を広げていくことができるので、定番のキャリアアップの1つです。

キャリアパス2:ITコンサルタント

インフラエンジニアの知識と経験を積み、その知識と経験を活かしてITコンサルタントになる人もいます。

ITコンサルタントは顧客のニーズに応えたり、ヒアリングを行って要望を把握したりなどして、ITインフラや経営戦略の提案やアドバイスなどを行います。

ITインフラだけでなく、経営面に関わる仕事もするので、経済や経営などのエンジニア以外の知識も必要であり、これらの最新情報も得ていく必要があります。

キャリアパス3:マネージャー

インフラエンジニアは1人で仕事をするわけではありません。多くの場合でチームやプロジェクトを組んで、多くの人と連携を取って仕事をしていくことになります。

その中で、インフラエンジニアを経て、チームやプロジェクトのまとめ役となる「マネージャー」になる人もいます。

マネージャーとして、専門家たちが集まるチームやプロジェクトをまとめるためには、相応の知識や技術、経験が必要になります。

さらに、人をまとめるためのリーダーシップや統率力なども必要になります。

インフラエンジニアの仕事ややりがいを知ろう


今回は、インフラエンジニアの仕事内容とやりがいについて具体例に学習しました。

最後に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう!

・24時間365日稼働するサーバーを安定稼働させるのが主な仕事
・専門スキルを活かし、IT社会に貢献し、高収入を狙えるのがポイント
・最低限のITリテラシーとクラウド化への対応力は必須

上記内容を踏まえて、ぜひみなさんもプログラミングに取り入れて活用できるように頑張りましょう!

インフラエンジニア専門の転職サイト「FEnetインフラ」

FEnetインフラはサービス開始から10年以上『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、多くのエンジニアの就業を支援してきました。

転職をお考えの方は気軽にご登録・ご相談ください。