PowerShellでのGet-Contentコマンドの使い方やオプションについて解説!

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PowerShellでのGet-Contentコマンドの使い方とは?


今回は、PowerShellでのGet-Contentコマンドの使い方について説明します。
Get-Contentコマンドは、ファイルの中身を取得できるコマンドです。Linuxでのcatコマンドに相当します。

ここでは、基本的な使い方、totalcountオプション、lastオプション、delimiterオプショ、waitオプション、Rawオプション、配列に格納、行数の取得、複数ファイルの取得、について紹介します。

PowerShellでのGet-Contentコマンドの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。

 

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基本的な使い方

PowerShellでのGet-Contentコマンドの基本的な使い方を紹介します。
ここでは、「man Get-Content」をテキストファイルにリダイレクトしてそのテキストファイルを出力してみます。「Get-Content ファイルパス」でファイルの内容を取得できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

totalcountオプション

Get-Contentコマンドのtotalcountオプションについて紹介します。ファイルの先頭N行を取得できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

ここでは、ファイルの先頭10行を取得しています。このように、PowerShellのGet-Contentコマンドは、totalcountオプションでファイルの先頭N行を取得できます。

lastオプション

Get-Contentコマンドのlastオプションについて紹介します。ファイルの末尾N行を取得できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

ここでは、ファイルの末尾10行を取得しています。このように、PowerShellのGet-Contentコマンドは、lastオプションでファイルの末尾N行を取得できます。

delimiterオプション

Get-Contentコマンドのdelimiterオプションについて紹介します。指定デリミタで改行できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

ここでは、「、」をデリミタとして改行しています。このように、PowerShellのGet-Contentコマンドは、delimiterオプションで指定デリミタで改行できます。

waitオプション

Get-Contentコマンドのwaitオプションについて紹介します。ファイルに追記された内容を取得できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

コマンド実行後にtest.txtを開き、何かを入力して保存すると、入力内容が表示されることが分かります。Linuxでのtailコマンドに相当します。Get-ContentコマンドはCtrl-Cで終了します。
このように、PowerShellのGet-Contentコマンドは、waitオプションでファイルに追記された内容を取得できます。

Rawオプション

Get-ContentコマンドのRawオプションについて紹介します。ファイルの内容をStringに格納できます。ここでは、5行のファイルを出力します。

実際のコマンドを見てみましょう。

Rawオプションを指定することで、ファイルの内容がStringに格納されていることが分かります。

配列に格納

オプションを付与しなければ、Get-Contentコマンドの結果を配列に格納できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

このようにPowerShellのGet-Contentコマンドは、オプションを付与しなければ、実行結果を配列に格納できます。

行数の取得

PowerShellでは、Get-Contentコマンドを使用して、ファイルの行数を取得できます。

実際のコマンドを見てみましょう。

Lengthを実行することで、行数を取得できていることが分かります。

複数ファイルの取得

Get-Contentコマンドは、ワイルドカードで複数ファイルを指定することもできます。

実際のコマンドを見てみましょう。

実行すると、testフォルダ配下の.txtファイルが出力されることが分かります。

また、Excludeオプションを指定すれば、特定のファイルを除くことができます。

この場合、testフォルダ配下の.txtファイル(test.txtは除く)が出力されることが分かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。PowerShellでのGet-Contentコマンドの使い方について説明しました。
Get-Contentコマンドは、ファイルの中身を取得できるコマンドです。Linuxでのcatコマンドに相当します。

ここでは、基本的な使い方、totalcountオプション、lastオプション、delimiterオプション、waitオプション、Rawオプション、配列に格納、行数の取得、複数ファイルの取得、について紹介しました。

ぜひご自身でコマンドを書いて、理解を深めてください。
 

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