PowerShellでのSSHの使い方とは?事前準備から接続方法まで解説

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PowerShellでのSSHの使い方とは?


今回は、PowerShellでのSSHの使い方について説明します。ここでは、PowerShellターミナルからPaizaCloudで作成した無料サーバーへSSH接続する方法を紹介します。

PowerShellでのSSHの使い方に興味のある人はぜひご覧ください。

事前準備

PowerShellにSSHコマンドが使えない場合はインストールしてください。インストールされた状態では、SSHコマンドを実行すると以下のようにusageが表示されます。

PowerShellのSSHのバージョンは以下のように確認できます。

公開鍵と秘密鍵の作成

SSH接続するために、ssh-keygenコマンドで公開鍵と秘密鍵を作成します。ここでは「-t rsa」オプションを付与してRSA暗号方式で作成します。

ssh-keygenコマンドが成功すると、.sshフォルダが生成されます。

id_rsaが秘密鍵、id_rsa.pubが公開鍵です。
id_rsa.pubの内容をクリップボードにコピーしておきます。

SSHの設定

PaizaCloudにログインしてサーバーを作成します。ユーザー登録していない場合は、無料でユーザー登録できます。また、サーバーも無料で作成できます。
https://paiza.cloud/ja/

サーバー作成時には、「SSH利用」にチェックを付けて、「Public keys」にid_rsa.pubの内容を張り付けて「新規サーバ作成」をクリックしてください。

サーバーが起動したら、画面左上のプルダウンメニューから「SSH設定」を選択してください。
「SSH Command」をクリップボードにコピーしておいてください。「Public keys」にはサーバー生成時に指定したid_rsa.pubの内容が表示されています。

SSH接続

PowerShellからPaizaCloudのサーバーにSSH接続してみます。SSH CommandをそのままPowerShellのターミナルに貼り付けます。

初回接続時は接続が確立されていませんので、接続するか否か聞かれますので、yesと入力してください。passphraseは作成時に指定したものを入力してください。

コマンドプロンプトがubuntu@(PaizaCloudのサーバー名)となっていますので、正常にSSH接続できています。
何かコマンドを入力してみます。PaizaCloudのサーバーにSSH接続できています。

SSH接続を終了する場合は「exit」コマンドを入力してください。コマンドプロンプトがPowerShellに戻ります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。PowerShellターミナルからPaizaCloudで作成した無料サーバーへSSH接続してみました。ここでは紹介していませんが、鍵の作成方法やSSHの設定など、細やかな設定が可能です。

ぜひご自身でPowerShellのコマンドを書いて、理解を深めてください。

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