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社内ネットワークの構築手順|構築する際のポイント5つや運用に必要なこと

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社内ネットワークの構築手順|構築する際のポイント5つや運用に必要なこと
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    社内ネットワークの構築とは


    社内ネットワークとは、複数のパソコンやモバイル機器、複合機などをつないでデータの共有をはかることです。内線電話を廃止して、すべての社員にスマホを支給することも珍しくなくなってきました。テレワークや、出先からスマホを使っての決済なども一般化してきた近年では、問題のある社内ネットワークでは業務に支障をきたしかねません。社内ネットワークを構築する際に気をつけるべきポイントなどを、ご紹介していきます。

    社内ネットワークの規格の種類3つ


    社内ネットワークには、大きく分けてLANとWANのふたつの規格があります。LANは「Local Area Network(構内通信網)」の略で、ビル内やフロア内など限られた範囲で利用できるネットワークのことです。つなぎ方によって有線と無線があります。WANは「Wide Area Network(広域通信網)」の略で、離れた場所のネットワーク同士をつなぐことができます。

    1:有線LAN

    有線LANは、導線や光ファイバーなどの通信ケーブルを使って、パソコンや複合機、サーバーなどを接続します。通信が安定しているため、工場や病院などで採用されることも多いです。スター型といって、ルーターやハブなどを起点にそれぞれの機器をつないでいくのが一般的です。床下や天井、壁の中にケーブルを通すことが可能なのかなど、社内ネットワークの構築の前に確認をしておきましょう。

    2:無線LAN

    無線LANはケーブルを使用せず無線でつなぐネットワークです。スマホやタブレットの利用や、オフィス内でのフリーアドレス(席が決まっていない)も増えてきたため、無線LANの採用が増えてきました。有線と無線を併用する場合も多いです。Wifiについては、「Wi-Fi Alliance」という組織が定めた周波数の規格の帯域にあると認定された製品のことなので、無線LANとほぼ同じものと思って差し支えありません。

    3:WAN

    WANを敷くためには、電気通信会社とインターネットVPNなどの契約が必要です。VPNとは「Virtual Private Network」の略で、公衆網であるインターネットをまたがってひとつのネットワークを構築し、仮想通信網などと呼ばれています。本社と各営業所や支店などを結び、ひとつの社内ネットワークとして構築ができます。自宅からのWeb会議なども広がり、ますます通信量は増えていくでしょう。

    社内ネットワークを構築する際のポイント5つ

    社内ネットワークを構築する場合には、事前に必要な台数やネットワークの規格などを決めておくことが重要です。構築した後で使いづらさを感じては意味がありません。ここでは社内ネットワークを構築する際のポイント5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    1:接続台数を把握する

    構築前に、社内ネットワークに接続するPCや複合機などの台数を必ず把握しましょう。必要な回線や機器の選定の目安にもなります。また接続台数が増えてしまうと、IPアドレスが枯渇してしまう恐れがあります。IPアドレスとはすべての機器に割り当てられた識別番号で、インターネット上の住所のようなものです。必要台数によって3つのクラスから選ぶことになっています。

    2:拠点数を考慮する

    社内ネットワークを構築する前には、支店や営業所などの拠点数を把握しておくことが必要です。VPNで接続できる拠点数には制限があり、拠点数によって価格も変わってきます。また運用後にネットワークの経路を変更したり、切り替えたりする場合にも関わってきます。今後増える可能性のある拠点数も考慮に入れた上で、構築をしていきましょう。

    3:適切なネットワークの規格を決める

    社内ネットワークの規格には有線LANと無線LANのふたつがあります。有線LANではイーサネットという規格が普及しており、回線速度によって3つの規格に分かれています。安定した通信のできる有線LANの利用が多かったのですが、自社でサーバーを持たずクラウドで利用するケースなど無線LANの利用も増えています。また、併用が便利な場合もあります。

    4:サーバーやプリンターのIPアドレスを固定する

    サーバーやプリンターのIPアドレスは、固定にしておきましょう。通常IPアドレスは、接続するたびに変化する自動割り当てとなっている場合が多いです。セキュリティ的に、ランダムに変化するほうが狙われにくいためです。ただサーバーやプリンターのIPアドレスが変わってしまうと、社内ネットワーク上で利用ができなくなってしまうため注意が必要です。

    5:トラフィック量を可視化する

    社内ネットワークでは利用しているアプリケーションなどのトラフィック量を可視化しておく必要があります。トラフィック量が大きい場合、それに合わせてネットワークを構築しなければ、通信遅延などのトラブルが発生する可能性があります。

    社内ネットワークを構築する3つの手順


    社内ネットワークシステムのスムーズな運用のためには、事前にやっておくべきことも多いです。トラブルが起きた場合、最悪の場合は再構築が必要となってしまうかもしれません。構築のために必要な具体的な手順などをご案内していきます。

    1:現状調査

    まずは現状の調査をきちんと行うことが必要です。事業形態によって、必要な社内ネットワークシステムは異なります。部署によっても違ってくるでしょう。個人のPC内にはデータの保存ができないタイプの機器(シンクライアント型など)を支給する企業もあり、通信ネットワークへの依存度も高まっています。現状をしっかり把握した上で、今後の展開にも対応できるようにして構築することが重要です。

    2:設計を行う

    現状を把握したら、対応した社内ネットワークを構築していきます。その際に重要なのは、複雑な設計にしないということです。複雑なネットワークだとトラブル時に場所の特定ができず、リカバリーに時間がかかってしまうかもしれません。また情勢の変化や技術の進歩などにあわせて、ネットワークの見直しは必ず必要になってきます。どんなことにも対応できるように、社内ネットワークシステムはシンプルな設計にしておきましょう。

    3:運用・管理態勢を整備する

    社内ネットワークの構築が完了したら、必ず運用や管理の態勢を事前に整備しておきましょう。ネットワークのトラブルは、会社に損害を与えかねません。迅速な対応を取るために運用方法や障害対応などのマニュアルは、必ず備えておきましょう。効率化のためには、運用や管理を外部委託するのも、ひとつの方法です。

    社内ネットワークを運用するために必要なこと


    どんなに使いやすい社内ネットワークを構築して環境を整えても、使い方を誤ればさまざまなトラブルが生じかねません。モバイル機器を社外に持ち出す運用も増えてきています。一定のルールは事前にきちんと決めておきましょう。周知徹底するための社員教育も重要です。

    社内規定を作る

    PCやインターネットの利用のための社内規定を必ず作成しましょう。情報漏洩などのセキュリティ事故は、大半が社内で発生しています。利用の権限を設定するなどの対策が必要です。PCなどの持ち出し、ソフトウェアのインストールのルールなど細かく設定しておきます。インターネットの利用の監視や、ログの管理も有効でしょう。

    セキュリティ対策

    社内ネットワークを構築する上で欠かせないのは、セキュリティ対策です。モバイルを含めた無線環境では、常にサイバー攻撃の危険にさらされています。ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどは必ず利用しましょう。PCやインターネットの利用には、IDとパスワードの設定は必須です。職務などによって、情報へのアクセス権限の設定も有効です。事前に対策を考えた上で、ネットワークを構築する必要があります。

    社内ネットワークの構築に必要な機器4つ


    社内ネットワークが有線なのか無線なのかによってもネットワーク構築で使用する機器は異なります。そのため、用途や目的に合った機器を選びましょう。ここでは最後に、社内ネットワークの構築に必要な機器4つをご紹介します。

    1:サーバー

    サーバーは社内ネットワークにおいてファイルなどを管理するものです。サーバーにもさまざまなスペックがあるため、ネットワークの規模に合わせて選ぶ必要があります。また、サーバーには社内からしかアクセスできないようにしましょう。

    2:ハブ

    ハブはルーターと端末の中継器です。ハブを中継することで、有線であればハブにあるLANポートの分だけルーターにパソコンを繋ぐことができます。また、フロア内にルーターがない場合はスイッチングハブとハブの2つが必要になります。

    3:ルーター

    ルーターはパソコンなどの端末をインターネットやネットワークに接続するための機器です。ルーターには有線の他に無線LANルーターやWifiルーターなどの種類があるため、ネットワークの種類によって必要なルーターを選ぶ必要があります。

    4:LANケーブル

    LANケーブルは有線LANのネットワークを構築する際に使用するケーブルです。LANケーブルの片方をハブに繋ぎ、もう片方をパソコンに繋ぐことで、インターネットやネットワークを利用できます。

    社内ネットワークに外部接続する方法


    社内ネットワークに外部接続する場合はVPNを利用して接続するのが一般的です。VPNで仮想空間を構築することで、出張先や自宅からでも社内ネットワークを利用できるようになります。

    社内ネットワークの構築を理解して業務に役立てよう


    いかがでしたか。構築のためには事前調査をきちんとした上で、必要な機器や通信を決めなければなりません。また社内でのネットワークの利用体制の制定や、セキュリティ対策も重要です。考えられる選択肢の幅が広がれば、業務にも役立ちます。社内ネットワークの構築について知識を深めていきましょう。

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