CDNは運用コストを抑えられる!4つのメリットとは|どんなメカニズム?

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CDNとは

CDN(Contents Delivery Network)とは、大型のサイトなどを開設する際におすすめのシステムであり、アップデート時に発生してしまうサーバの負荷を軽減できます。最近ではアプリゲームが普及しており、定期的にアップデートしますが、そのような時にCDNが使用されている場合が多く、ユーザーも快適にアップデートすることが可能になります。

普通のサーバとの違い

CDNはサーバを提供するサービスですが、普通のサーバとの違いを知らない人も多くいるのではないでしょうか。CDNはユーザーに近いキャッシュサーバを置くことでオリジンサーバの負荷を軽減でき、普通のサーバではダウンしてしまう状況でも快適に配信することが可能になります。ユーザーのアクセスが集中する時間帯がないサーバや小規模のサーバでは、あまり必要ないでしょう。

CDNのメリット4つ

CDNを利用することでどのようなメリットを得られるのか、知らない人も多くいるのではないでしょうか。もしくは、そもそもCDNの存在を知らない人も多くいるかもしれません。次に、CDNを利用するメリット4つを紹介します。CDNを利用しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

CDNのメリット1:サーバ負荷の低減

CDNの利用するメリットのひとつに、サーバの負担を軽減できることが挙げられます。アップデートやメンテナンスをする際に多く利用されます。アップデートやメンテナンス時にはサーバに負荷がかかりやすく、ユーザーからのアクセスも増えるため、サーバがダウンする状況に陥ってしまうこともあります。

CDNのメリット2:運用コストを抑える

CDNを利用することで運用コストを軽減できるという、オリジンサーバ側のメリットもあります。オリジンサーバに負荷をかけないためにサーバの数を多くすることで負担を軽減できますが、それなりの費用が掛かってしまいます。また、負荷がかかってしまう日数は限られている場合が多く、その日の負荷に合わせるとコストが高くなりやすいですが、CDNを利用すればコスト軽減につながります。

CDNのメリット3:海外配信に向いている

データを海外に配信すると、国内に配信するよりも負担がかかってしまいます。しかし、CDNを利用して海外に配信すれば負担を軽減することができ、サーバがダウンすることを未然に防げます。海外とやり取りのある企業やサイトが得られるメリットは大きいでしょう。

CDNのメリット4:転送容量が気にならない

CDNを利用することで転送容量を気にせず、サービスを配信することが可能です。データを転送する際には多くの容量が必要になりますが、キャッシュサーバを利用して転送できるため、転送容量も増えます。転送容量が不足してしまうと快適に転送できなくなってしまうため、転送容量を気にせずに作業できることは大きなメリットになります。

CDNのメカニズム3つ

CDNは便利なサーバではありますが、どのようなメカニズムになっているのか正しく把握していない人も多くいるのではないでしょうか。CDNを利用するのであればメカニズムも把握しておくことをおすすめします。次に、CDNのメカニズムについて詳しく紹介します。CDNについて詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。

CDNのメカニズム1:リソースレコードの設定タイプ

CDNのリソースレコードの設定があり、2種類に分けることが可能です。リソースレコードとは、ドメインに関連付けられた情報のことを示しています。リソースレコードにはさまざまな種類が存在しており、種類が変わることで記入の仕方などにも違いが現れます。

Aレコード

AレコードはAddressの略であり、ドメインをIPアドレスに変換するリソースレコードです。さまざまなレコードの中でも一般的なレコードであるため、書き方も把握しておくと良いでしょう。

CNAME

CNAMEはCanonical NAMEの略であり、ドメインを別のドメインに変換することが可能になります。あまり使用しないレコードのように思われますが、元のドメインを変更する際に活用することで、一つのドメインを変更するだけで紐づけられ、作業を簡略化できます。元のドメインを変更する場合に活用することをおすすめします。

CDNのメカニズム2:アクセス過程の流れ

CDNを利用するのであればどのようなアクセスの流れになっているのかを把握しておくことをおすすめします。アクセスの流れを把握することで、CDNがどのようなサービスなのを理解することができるでしょう。次に、CDNのアクセス時の流れについて紹介します。アクセスの流れを知りたい人はぜひ参考にしてください。

アクセス過程の流れ1:DNS

CDNを利用すると、DNSにアクセスできるようになります。DNSはドメインネームシステム(Domain Name System)の略であり、ドメインとIPアドレスを対応付けて管理するシステムです。CDNは大まかにDNS、キャッシュサーバ、オリジンサーバで成り立っています。その後Aレコードの場合は直接オリジンサーバにアクセスできるようになりますが、CNAMEの場合はキャッシュサーバにアクセスするようになります。

アクセス過程の流れ2:キャッシュサーバ

CDNの特徴でもあるキャシュサーバにアクセスすることで、キャッシュサーバからも情報を配信できます。キャッシュサーバがあることでオリジンサーバの負荷を大幅に削減できるため、アクセスする際に重要な役割を果たしています。

アクセス過程の流れ3:オリジンサーバ

キャッシュサーバにアクセスした後はオリジンサーバにアクセスするようになります。オリジンサーバとは元々開発者が使用していたサーバであり、CDNを利用した場合は最後のアクセス先になります。

CDNのメカニズム3:キャッシュ時間や対象ファイルとは

CDNでは対象のファイルのデータのキャッシュ時間を設定することが可能です。例えばキャッシュ時間を30秒に設定した場合、初回アクセス時にキャッシュサーバからオリジンサーバのデータを取得した30秒間は、キャッシュサーバからデータを配信するように設定できます。

CDNを利用するときの注意点2つ

CDNを利用することで多くのメリットを得られますが、それと同時に注意しなければならないこともあります。注意事項を把握しておくことで、CDNを利用し発生するトラブルを未然に防げるようになるでしょう。次に、CDNを利用する際の注意点を紹介します。これからCDNを導入しようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

注意点1:CDNダウン時をシミュレーションする

CDNを利用すればサーバの負担を軽減できますが、万が一CDNがダウンしてしまった時のシミュレーションをしておくことをおすすめします。CDNに頼り切っている状態のサーバは、CDNがダウンしてしまうとオリジンサーバだけでは稼働することが難しくなり、何もできなくなってしまいます。過去にCDNがダウンしたことで世界的に大きな被害が出たケースもあります。

注意点2:アクセス解析ツールを利用している場合

CDNを利用するとアクセス解析ツールが使用できない場合があります。CDNを導入することでアクセスの解析はCDNで行われるようになり、オリジンサーバでは解析ができなくなるケースが多いです。そのような場合はCDNを使用することを考えて開発されたアクセス解析ツールを利用することをおすすめします。

CDNの仕組みを理解しよう

CDNを利用すればサーバの負担を軽減できるため、サイトやアプリを安定して運営することができ、大規模で配信する際におすすめのサービスです。CDNを利用する場合は仕組みを把握し、メリット・デメリットを理解して導入するかどうかを検討しましょう。